2011-12-05[n年前へ]
■「こどもに贈り物を届けたいと願う”存在”を蒸留したもの」こそサンタという存在だ
「大人」に対して、「サンタクロースはいると思うか?」「世界中に何人のサンタクロースがいると思うか?」という調査に関するニュースリリースを読みました(「クリスマスの過ごし方」に関連する調査)。その結果は、 サンタを信じる大人は3人に1人で、世界には289,500人のサンタがいる…と考えている、というものでした。
「サンタクロースはいるはずがない」という「証明」をかつてしようとしたことがあります。しかし、そんな否定の証明をしようとして気づいたことは、サンタクロースは確かに存在していたんだ、ということでした(サンタが街にやってくる - 複数サンタクロースの巡回問題)。
Q: 調べていて,意外な結論が導きだされたりすることはあるのですか?
A: いいえ、結論(オチ)まで考えてから実際の計算や 実験に取りかかるので,意外な答えに至ることはありません。ただ、一回だけ、「意外な答え」に気づき、驚いたことがあります。それは、「サンタが街にやってくる」という話です.
月刊化学
ちょうど10年前のこと、無味乾燥な数式をノートに書いているうちに気づいたことは…その数式の意味として気づかされたことは、「(すやすやと眠る)こどもに贈り物を届けたいと願う”存在”を蒸留したもの」こそがサンタクロースという名前で呼ばれる存在であって、そんな存在が確かに(小さかった頃の)自分の前にもかつて居て、時を経て、自分の目の前やその先にもいるだろう、ということでした。
だから、『成人男女の3人に1人が「サンタクロースはいると思う」と考えている』というのは、それって全然不思議じゃないよね、だってそうでしょう?……と、そう強く感じるのです。