2004-04-28[n年前へ]
■「美人フィルタ」サンプル
「美人フィルター」は眉も太くしますので、この部分は修正が必要でしょう、という「気になる美容の話」
2007-08-28[n年前へ]
■越前屋表太と海辺の景色
夏の終わり、太陽が真上に昇る頃でも、風が涼しい。
越前屋俵太がとても好きだった。街を歩く人々やあるいは、犬や猫にインタビューを続ける姿がとても楽しく面白かった。
水に反射して写る空や草は、偏光フィルターをかけて覗く世界の様にとても鮮やかで美しい。鏡に反射して映る道や水に反射して映る世界にとても惹かれる。
スーツを着て海に入り、「わたくしを含む生物がここから生まれてきたのです」と言いながら潮に流されて(画面の端に消えて)いくという状況が笑える。
東京から長野まで歩いた。子供心に「歩き終えたら、何かになれる」ような気もしたけれど、結局そんなこともなかった。
世界のどこであっても、人…、できれば猫でも犬でも出会った生き物を笑わせたいです。
2007-12-18[n年前へ]
■プルフリッヒ効果による立体アニメーション「家なき子」
明るい画像と暗い画像を同時に眺めても、暗い画像は明るい画像よりも「遅く」知覚される。もしも、片目だけサングラス(暗いフィルター)をかけて何かを眺めれば、暗いフィルターを通して眺めている目が捉える画像の方が、遅く知覚される。つまり、左右の目で眺める画像間に「時間差」が生まれる。
もしも、左右方向に動いているものを、片目サングラス状態で眺めれば、左右の目から眺める画像の間の「時間差」が左右の位置差、すなわち、「視差」になる。ということは、「片目サングラス+左右の動き=立体視」ということになる。
こんな原理の立体錯視がプルフリッヒ効果(錯視)"The Pulfrich Illusion"である。このプルフリッヒ効果を使ったアニメーションが「家なき子」だった。左目だけサングラスをかけて、下に貼り付けた動画を見れば、奥行き方向に広がりのある世界を眺めることができる。遠くのものは左から右に動き、手前のものは右から左に動くように描かれているために、片目サングラスでプルフリッヒ効果が生じると二次元の画像が立体的に知覚されるのである。
平面的な画面を眺める作業に疲れたら、こんな平面画像を立体画像に変えるアニメーションを眺め、リフレッシュしてみるのも良いかもしれない。
2008-01-12[n年前へ]
■プルフリッヒ効果で飛び出すラトルバック立体動画
ラトルバックが逆転する瞬間のスローモーション映は、立体動画として眺めることができます。片目だけサングラスをかけて、ラトルバック動画を眺めるとプルフリッヒ効果(錯視)"The Pulfrich Illusion"により、チューインガムが逆回転し始める瞬間から、ガムが立体的に見えてきます。平面的なディスプレイからガムが奥へ前へ飛び出して回る姿が見えてきます。
片目だけサングラスやフィルターをかけて動画を眺めても良いですし、100円ショップでサングラスを買って、上のような片目サングラスを作って眺めてみても面白いと思います。そして、他の動画も眺めてみれば、立体的に見えるものがたくさんあるかもしれません。
2008-03-09[n年前へ]
■TVコマーシャルを立体視する
テレビ・コマーシャルを眺めていると、左右に景色や人が動いていく映像が多い。そういった、左右方向に動く画像は、容易に立体画像として眺めることができる。 たとえば、試しに、「資生堂マキアージュのコマーシャル映像」を使い、時間差画像を左右に並べて表示してみると、平面的なコマーシャル映像が下のような立体画像(平行法)に姿を変える。
これは、「左右に動く映像」から、「時間差画像」を抽出すれば、それは「左右の視差」を持つ画像としても扱うことができるからである。
あるいは、このコマーシャルを「片目サングラス状態」で眺めれば、やはり、コマーシャルの中のビルは画面から後ずさりして、登場人物たちは相対的に前へ浮かび上がってくることになる。
それは、画像の明るさ・暗さで私たちが画像を知覚する速さが異なるため、片方の目に暗いフィルターをかければ、左右の目で眺める画像間に「時間差」が生まれ、それが結果として左右視差になるからである。いわゆるプルフリッヒ効果(錯視)"The Pulfrich Illusion"が生じるからである。
「商品を浮かび上がらせること」がコマーシャルの目的の一つであるならば、プルフリッヒ効果(錯視)を使った立体コマーシャルが作られたりすることもあるかもしれない。雑誌の付録などで、片目サングラスを配布して、商品やキャッチフレーズを視聴者にテレビ画面から差し出してくるコマーシャルが登場したりすることも、あるかもしれない。