2010-04-19[n年前へ]
■連結部分は電車が揺れる。
いしかわじゅん「漫画の時間」の、内田春菊「連結部分は電車が揺れる 」への言葉。
この作品集では、春菊は四十歳前後の女性たちの、自分の人生や男や子供について、惑う心を描いている。みな、人生で一度立ち止まって考える時期にきて、惑っている。
線路は、連結部分を通り過ぎる時には揺れるものだ。でも、それを通り過ぎればまたそれぞれの向かう方角に繋がって進んでいくのだ。そんな物語を、春菊は描いている。
ただ、それが正しい方向かどうかを、春菊はあまり示さない。
2010-04-27[n年前へ]
■ここから先はあえて描きたくないという部分
いしかわじゅん「漫画の時間」の、内田春菊「連結部分は電車が揺れる 」への言葉。
誰もが目を背ける、心の暗部。ここから先はあえて描きたくないという部分は、あるものだ。この続きは、それを引用しながら、同時に、他のさまざまな資料を引きながら、近いうちに書いてみようと思う。
■Powered
by yagm.net