2002-04-19[n年前へ]
2003-04-19[n年前へ]
■SurfacePlot, Table, Copy, Clip, Normalize, Linerプラグイン
(プログラムがバリバリかけず、ツールをバリバリ使いこなすわけではないような)ナンチャッテ画像処理技術者必携の便利ツールPDLSのプラグインがバージョンアップ。SurfacePlotとTableがマクロ対応で、CSVやグラフ保存も自動実行が可能に、です。あと、Copy, Clip, Normalizeプラグインも追加してあります。いずれもマクロ対応です。
また、Linerプラグインも追加しました。多チャンネル間の線形演算ができます。Filter Factoryは8bit RGBのみなので、そうでない用途には面白いかもしれません。
■映画作品が持つ構造の可視化
「映画作品が持つ構造の可視化」 ジュマンジはそのもの。ローマの休日なんか面白いかも。インディジョーンズは本当にジェットコースターだなぁ。
■There's so much discover
I thought I reached the endThe end of a long long journeyOnly to find It's not overThere's so much more to discoverAs long as there are dreamsBurning in the hearts of the youngAs long as there's desireYou'll never tireYou'll find roads into your imaginationThat can stretch and far and foreverYou'll see colors transcending even rainbowsWe have so much we can discoverカラオケでよく歌ったこの曲が何のフレーズか判った人がいるだろうか。あぁ、検索エンジンでは一発かぁ…。
ともあれ、人間の可能性は無限大で、時間は有限なので、無限大*有限がどうなるかが興味深いところ。そこのところJ.P.ホーガンは何と書いていたのだっけ?
2004-04-19[n年前へ]
■AmetMultiで世代いろいろ
Chicさんの「awk版も欲しいとかいいだしたり」とか、Futamiさんの「sedはむしり取った衣笠で意外にいそう」とか、otsuneさんの「これってzshの目指している方向を漢字変換で代用しているってことだよね」とかを読んで、何故か思い出したのは「UNIXにみる世代間の断絶」
■「グッド=善」は何かをなくす
最近眺めた「グッド」&「バッド」で頭に浮かんだことをとりとめなく書いてみる。
「グッド」ラッパーは何かの文化を終わらせる。炊飯器のおかげで、ご飯の上手い炊き方なんて忘れてしまった。ワープロやFEPのおかげで、それ無しでは簡単な漢字すら書けなくなってしまった。PICのおかげで、電子回路を組む気力も消え失せた。そんな道具のおかげで、私は確実に楽になっている。だから、きっとそんな道具はみんな「グッド」ラッパーなんだろう。何か気にかかることを忘れたような気もするけれど、それを自分で選んだわけでもあるし、やはりそれは「グッド」なんだろうか。
イラクの人質の解放のために自衛隊撤兵を求める署名へを勧めつつ「しない善より、する偽善」と書く文を見た。「偽善」と思いつつそれを書いているのだろうか?それとも、実は「善」だと捉えているのだろうか?「しない善」を選ぶ人の姿を書き手は想像しているだろうか?「偽善」を標榜する「善」にはなってはいないだろうか。
When shall we meet again? When the hurlyburly's done, When the battle's lost and won. Fair is foul, and foul is fair. Shakespeare "Macbeth"
2006-04-19[n年前へ]
■今日の月とスッポン
「月とスッポン」っていう感じですねぇ。そういえば、こんなページもありましたね。
それにしても、自分の遺伝子 = 父の遺伝子を眺めて見れば、「髪」ってやっぱり「長い友だち」じゃなさそうだなぁと思いますねぇ…。私の父の髪の毛は40歳過ぎてからの踏ん張りが意外に強かったのですが(つまり30歳の頃の減り具合が凄かったわけです)、「天然パーマ髪の毛の父」と「サラサラ髪の毛だった私」とを比べると、「長い友だち(のハズ?)」の将来の行方もやっぱり「月とスッポン」になりそうですねぇ…。うぅ…。
■「巨乳の揺れ」を抑えるのは大変だ!?
Tech総研ブログ 平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女に「「巨乳の揺れ」を抑えるのは大変だ!? 〜ビバ! 小胸さん!〜」を書きました。大きな胸、いわゆる一つの「巨乳」「爆乳」の揺れを抑える作業というのは力学的にも体力的にも大変なんだろうなぁ、と私がしみじみ感じたある話を書いてみました。
2008-04-19[n年前へ]
■「夜のコンビニ・デッサン」と「色々な世界を描くための秘密道具」
石膏のベートーヴェンや、皿の上の果物や、あるいは身近なモノをデッサンをしたことがある(あるいは、課題として与えられたことがある)人は多いと思う。芯が柔らかな4Bくらいの鉛筆や、パレットに載せた数色の絵具で、目の前に見えるものを描こうとした経験を持つ人は多いと思う。石膏のベートーヴェンを描くならともかく、色のついたモノを描かねばならない時には、いきなり悩んだりはしなかっただろうか。目の前に見えているモノを、手にした道具でどのように表現するか悩んだりはしなかっただろうか。
ケント紙のスケッチブックと4Bの鉛筆を手に持って、「目の前の赤いリンゴと、黄色いバナナはどちらが白いのだろう?どちらが黒いのだろう?」と悩んだりした経験はないだろうか? 色々な色をどんな風に限られたもので置き換えれば良いのか、全然わからないままに、適当に鉛筆を走らせた人もいるのではないだろうか? 夜のコンビニを、ケント紙に鉛筆で描いた「コンビニ#3」を眺めたとき、ふとそんな経験を思い出した。
描かれているのは、人通りの少なそうな道沿いに立つコンビニエンスストアで、青や赤といった色を白と黒の世界に置き換え描かれた世界は静謐で、まるで異次元の世界のようで、それでいて、とても「私たちの現実の世界」を忠実に描写しているように見える。
いつだったか、絵画の解説書を眺めていた時に、面白い描写と記述を見た。「面白い描写」というのは、絵の中に不思議な機械が描かれていたことで、「面白い記述」というのは、その道具が「目の前の景色をどのような色や明暗で表現すれば良いかを判断するために作られた光学機器である」という説明だった。その「連続色→離散色・明暗変換」の道具は、時代を考えればおそらく単純な色分解フィルタなのだろう。…ただ、残念なことに、その不思議道具(色分解フィルタ・ツール)が描かれていた絵が誰のどの絵だったかを忘れてしまった。時代背景を考えれば、17世紀後半から19世紀中盤くらいの絵だろうと思うのだけれど、誰のどの絵だったのかを全く思い出せないことが残念至極である。
人間の比視感度を考えると、(赤:緑:青=3:6:1くらいで)緑色の感度が高い人が多い。だから、少し赤味がかった緑色をしたサングラスでもかけながら景色を見れば、色の着いたリンゴやバナナや下履を簡単に黒鉛筆で「濃淡画像」として描くことができるのだろうか。
夜道、ふと横を見ると、「夜のコンビニを、ケント紙に鉛筆で描いた"コンビニ#3"」に瓜二つな景色が見えたので、ケータイでその景色を写してみた。そこには人も車も写っていて、そのまま私たちの現実の世界だ。けれど、それだけだ。"コンビニ#3"にある妙な存在感(あるいは不存在感)がそこにはない。それが、良いことか・悪いことかはわからないけれども。
2009-04-19[n年前へ]
■(A-bike型自転車の)8インチ空気タイヤ版A-Bicycle の「バック工作」と「タイヤ圧変更」
「 A-bike 」のパッチモノ、(A-bike型自転車の)8インチ空気タイヤ版A-Bicycle の「お手入れ」を少ししてみました。「 A-bike 」のパッチモノは、「A-SCOOTER 6インチ(エースクーター)RA-A6 」といった具合に、たくさん出ています。私の買ったのは「タイヤが本家より大きめの8インチだけれども、本家と同じ空気タイヤ(チューブタイヤ)を使っているバージョン」です。右上の写真でわかるように、折りたたむんでバッグに入れた時のサイズを新書と比べてみても、本当にびっくりするくらい小さいことがわかると思います。「 A-bike 」を知らない人が、このバッグを見ても、決して中に「折りたたみ自転車」が入っているとは気づかないと思います。
付属のバッグには、肩掛けストラップを取り付ける金具が付いていたので、これ幸いと、昔使っていた革製ノートPCバッグの肩掛けストラップを取り付けてみました。そういう風に「付属のバッグを肩掛け可能なバッグ」に変えてみたが右上の写真になります。また、金具が当たって破れそうな個所には、100円ショップで買った補強材を内側から貼り付けて、少しでも長持ちするように(と願いながら)手を入れてみました。
付属のマニュアルには、8インチのタイヤに入れる空気の圧力は2.5気圧にすべし、と書いてあります。実際、空気圧を計ってみると、その空気圧に調整されていました。ただ乗ってみた感覚では、少しタイヤが柔らかく感じたので、空気圧を少し高めの3気圧にしてみました。(右の写真に写っている)付属の赤い空気入れでも特に問題なく空気を入れることはできましたが、今回は圧力を見ながら空気を注入するために(右の写真では付属の赤い空気入れの隣に写っている)別の空気入れを使いました。
その結果、少し走りやすくなったようにも思いますが、平地だと時速10~12kmくらいの速度で、普通の段差なら気にならない、という感じです。一回、溝に気付かずに突入してしまいましたが、大丈夫でした。タイヤが6インチの本家自転車だったら転んでいたかもしれない、と感じるくらいの溝でしたが、少しだけ大径タイヤのせいか、大丈夫でした。
今のところ、(A-bike型自転車の)8インチ空気タイヤ版A-Bicycleはなかなか快調です。身近な街並みを眺めてみると、「8インチ」「空気タイヤ」というデザインが必須のような気がしますから、意外に本家本元品よりも(耐久性はないのでしょうが)実用になるのかもしれません。
2010-04-19[n年前へ]
■「NET USE」コマンドと「Google」と
「PerlでWindowsネットワーク内のフォルダ内ファイルを操作したい時はどうする?」と知人に聞かれた。いくつか案を出した後、最終的に答えたのは、「WindowsのNET USEコマンドを使って、Windows内でネットワーク上ディレクトリ・ファイルをローカルにあるものと認識させて、Perlからは何も考えずに普通にアクセスするのではどうでしょうか?」という”とりあえず”な”逃げ案”だった。知っていると、苦労しないで済むWindowsのコマンドというものが、結構あるようにも思うけれど、この―Windowsのファイル共有やプリンタ共有と,ローカル・ドライブやローカル・プリンタといったデバイスへのマッピングを管理する―NET USEコマンドは、古いWindowsネットワーク内で作業する時には、知っておいても損はないコマンドのひとつだと思う。
とはいえ、そんなコマンドを活用できる環境がいいのか悪いのかはよくわからない。先の知人は、梅雨が始まる前くらいに、Googleに入社するという。
WindowsのNET USEコマンドを使い、Perlを使う、そんなことは新たな環境ではきっともうないことだろう。そんな切り貼りだらけの、不便で不細工な工作をするようなことはもうないに違いない。
桜咲く季節は、新しいものと出会う。無限の可能性にワクワクさせられる。そして、桜の花が散った後の新緑が見える頃には、出会いがあれば、別れもある。
2012-04-19[n年前へ]
■Lytro リフォーカス・カメラの「写真」の色情報・深度情報を立体的に眺めてみる!?
撮影後にピント位置を自由自在に変えることができるというリフォーカス・カメラLYTROが発売されています。
このLytro の「写真」から色情報と深度情報を取り出し、立体的に眺めてみました。たとえば、そんな風にLytroが撮影した風景を立体的に眺めてみた例が、下の2つの動画です。
これらの立体空間を作る手順は、
- LytroのWEB 表示用Flashが表示時にサイトからダウンロードする"output.noframes.lfp"(深度マップが入った画像ファイル)をローカルに保存
- Lytroカメラの画像から(nrpatel/lfptoolsを使い)深度マップ・深度毎の色画像群を抽出
- 深度マップをもとに色画像群からパンフォーカス画像を生成
- 深度マップにパンフォーカス画像をテクスチャマッピングして立体表示
ちなみに、上の動画に使った元画像はこちらで、下の元画像はこちらです。この手順では、WEB表示の「ギャラリー」に飾られている「写真」を使っているので、「Lytroカメラを持っていなくても・やってみることができる」というのがミソです。
ちなみに、抽出した深度マップは、適当にこんなRubyコードを書いて、一端CSVファイルにしてから処理してみました。
filePath = ARGV[0] width = ARGV[1].to_i x = 0 data = [] open(filePath) do |file| file.readlines.each do |line| data << line.to_f x += 1 if x == width puts data.join ',' x = 0 data = [] end end end
2013-04-19[n年前へ]
■読者への挑戦状!この「暗号」を解き、名探偵になってみろ!?
アスキーPC編集部から、連載記事の最終回で使うための「暗号」が送られてきました。送られてきたのはこのPNG画像ファイル(送られてきたファイルそのもの)で、およそ下に貼り付けたような画像です。ガチで暗号解きに挑戦して、その過程・結果を記事にする、というわけです。
「暗号」解きに挑戦した結果は、1回目の推定(解読)候補には編集部から「ブブー違います!」という返事が返り、2回目の推定候補でようやく「大正解!」となりました。
1回目の推定が正解に至らなかった原因は、「(こういう候補群は)ありえない」と想像される狭い範囲で解探索を行ってしまったからです。ありがちな話ですが、作業を楽にしたいという意識が働き、「ダメとわかってるはずなのに」「目先の楽をしたいがために(矛盾を解決できない狭い範囲で作業を行ってしまって)結局は遠回り・苦労してしまう」というミスをしてしまったのです。
しかし、それらを言い換えれば、この問題が「解推定を自然に行えば、ちゃんと正解に至ることができる」という「良問」である、ということになりそうです。つまり、ちゃんと考えれば、一発で正答に辿り着く可能性が高い「問題」だというわけです。
画像解析や統計処理が好きな人は、この「暗号」解きに挑戦してみると面白いと思います。画像処理で「解くやり方を考える」のに20分程度、そして、そのやり方で解くための「解集合」を集めるコードを書いて・実行/整理する作業に15分程度、そして、その解集合から正解をスクリーニングするのにかかる時間は10分程度…トータル45分くらいの「探偵」作業をすれば(Top Coder な方々なら、おそらく15分もあれば十分でしょう)、きっと正解に辿り着くことができると思います。
本格推理小説を読むのが好きだったり、パズル好きだったり、画像解析や統計処理が好きな人は、この「暗号」解きミステリー、結構面白いのではないでしょうか。
(解答が出たら正誤確認は、こちらかこちらまで、「解答・推理」を御連絡下さい)