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2012-04-19[n年前へ]

Lytro リフォーカス・カメラの「写真」の色情報・深度情報を立体的に眺めてみる!? 

 撮影後にピント位置を自由自在に変えることができるというリフォーカス・カメラLYTROが発売されています。

 このLytro の「写真」から色情報と深度情報を取り出し、立体的に眺めてみました。たとえば、そんな風にLytroが撮影した風景を立体的に眺めてみた例が、下の2つの動画です。

 これらの立体空間を作る手順は、

  1. LytroのWEB 表示用Flashが表示時にサイトからダウンロードする"output.noframes.lfp"(深度マップが入った画像ファイル)をローカルに保存
  2. Lytroカメラの画像から(nrpatel/lfptoolsを使い)深度マップ・深度毎の色画像群を抽出
  3. 深度マップをもとに色画像群からパンフォーカス画像を生成
  4. 深度マップにパンフォーカス画像をテクスチャマッピングして立体表示
という具合です。

 ちなみに、上の動画に使った元画像はこちらで、下の元画像はこちらです。この手順では、WEB表示の「ギャラリー」に飾られている「写真」を使っているので、「Lytroカメラを持っていなくても・やってみることができる」というのがミソです。

 ちなみに、抽出した深度マップは、適当にこんなRubyコードを書いて、一端CSVファイルにしてから処理してみました。

filePath = ARGV[0]
width = ARGV[1].to_i

x = 0
data = []
open(filePath) do |file|
  file.readlines.each do |line|
      data << line.to_f
      x += 1
      if x == width
        puts data.join ','           
        x = 0
        data = []
      end
  end
end

Lytro リフォーカス・カメラの「写真」の色情報・深度情報を立体的に眺めてみる!?






2012-04-20[n年前へ]

Lytro "リフォーカス" ”ライトフィールド”カメラを使ってみた。(第一回) 

  撮影後にピント位置を自由自在に変えることができる”リフォーカス・カメラ”、”ライト・フィールド・カメラ”とも呼ばれるLYTROカメラを使ってみました。街中や部屋の中…たくさんの場所で撮影した「写真」の一部が、たとえば、こんな写真です。顕微鏡や赤提灯、ビー玉やホログラム…たくさんのものを、とても楽しく・ワクワクしつつ、LYTROのファインダー越しに眺めました。

 こうした機能(あるいは、その機能を使い得られた情報の活用)は、少なくとも数年後には「当たり前で・普通のこと」になっているはずだと思います。

 「ムーアの法則」のごとく、デバイスの規模・機能は常に等比的に増大・進歩するし、それ以上に、デバイスから得た情報を処理するソフトウェアも発展しているはずだと信じます。…デバイスは、一日一歩、三日で三歩、365日で365歩進んでいるはずだと思いますし、それらの光学系デバイスから(直接)得ることができる以上の「感動」を与える機能が、ソフトウェア機能を介して、「未来のカメラ(レンズ)」には搭載されているだろうと思います。

 つまり、私たちが感じる感動を120パーセント(つまり、人が感じる以上の感動を)そっと差し出す機能が、未来のLYTROには搭載されているはずだと思うのです。

2012-04-21[n年前へ]

ライトフィールドカメラを「巨乳ビジョン」にしてみよう!? 

これがホントの巨乳ビジョン「ライト(ロ)」

 ちょうど十年前、「ステレオ写真で巨乳ビジョン」と「(陰影情報をもとに、バスト形状を再現するという)巨乳ビジョンLight」というものを作りました。地球に迫り来るオッパイ星人の魔の手から、「(オッパイ星人に狙われそうな)可哀相な子羊たち(巨乳)」をいち早く見つけだし助け出すために、そんな秘密兵器を作り上げたのです。

 

 最近、米国のベンチャー企業LYTROから、光照射野(Light Field)技術を使ったカメラが発売されました。

 Lytroカメラは、光照射野センサーによって、光線の色や明暗度、方向といった被写体のすべての光線情報を記録し、後から自由にピントの合う場所を変更できる。

Lytro、ピント合わせ不要のカメラを米国で発売、399ドルから

 このライト・フィールド・カメラ LYTROは、撮影後に画像処理によって「カメラから(被写体として映っている)各部分の距離(Depth)推定」も行っています。ということは、LYTROを使うと、撮影した写真に写っている被写体の「三次元形状」を復元できる、というわけです。(Lytro リフォーカス・カメラの「写真」の色情報・深度情報を立体的に眺めてみる!?

 つまり、LYTROを使いこなせば、「目に映ったバストの大きさ・形状を即座に把握し、(オッパイ星人から救うべき)子羊(巨乳)」を見つけ出す「巨乳ビジョン」にもなる、というわけです。

 そこで、まずは(LYTROでありがちな典型的構図ですが)左おっぱいナメの右バストを撮影してみました。

ナメる:映像用語で前景越しに、主たるものを撮影すること。たとえば、人が2人向き合っているとき、片方の人(Aさん)の肩越しに、もう1人(Bさん)の顔を撮影する場合に「Aさんの肩ナメの、Bさんアップ」などと表現する。…決して肩を舌で舐めたりするわけではない。
 下に貼り付けた「写真」は、好きな部分をマウス・クリックすれば、その部分(その部分と同じ距離情報を持つ部分)にピントを合わせつつ、それ以外の部分をボカすことができます。(これは、撮影後に画像処理により、各部分の距離推定が行われているからこそ可能な処理です)

 そこで、この撮影画像からオッパイ可視化、すなわち、巨乳ビジョン画像を作り出し、三次元空間でグルグルまるっと動かしてみたのが下の動画です(使ったソフトウェアはこちらです)。可愛いピンクのハートマークがちりばめられた(100円ショップで購入した合計 200円ナリの)オッパイ・カップ、巨乳ビジョンの推定によればサイズはEカップのオッパイが、立体的に捉えることができているのです!

 というわけで、ライトフィールドカメラLYTROを「巨乳ビジョン」にした上で、足を棒にして街をさまよい写した 「巨乳美女(しかもヌード!)」がこの映像です。ヌーディストな2人の美女たちの、(ちょっとお腹が太り気味のような気もしますが)形良い巨乳を三次元空間に映し、色んな角度から眺めて「形状」確認をしてみました。

 十年前から(もうライフワークのように)開発し続けている「巨乳ビジョン」…完成する日は近い!?

ライトフィールドカメラを「巨乳ビジョン」にしてみよう!?








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