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2009-03-04[n年前へ]

科学を物語をとして語る人文的手法 

 「連」がテーマのGraphicationの最新号 2009 No.161 より。

 二十一世紀は、科学における人間回復の時代としなければならない。資源エネルギー問題や環境問題など、人間の存続が激しく問われる難問が山積みしていることを思えば、科学が人間に近づくことが求められているからだ。そのためには、科学を物語をとして語る人文的手法が欠かせない。分離の融合は必然的なのである。

池内了 「つながる知」-分離の融合 @ GRAPHICATION

2010-09-09[n年前へ]

簡単に確かめるlことができる「ブラジル・ナッツ効果」と「シミュレーションによる発生過程」 

 ガラスのビー玉を透明なプラスチック・カップの底に入れ、その上にプラスチックでできたBB弾をザーッと思い切り注ぎいれます(右の写真)。そして、おもむろに、そのプラスチック・カップ上面を掌で封をして、上下にシャカシャカ振動させてみます。…そんな風にカップを揺らした後、おもむろに、上面の掌を離すと何が起こっているでしょうか?

 そこには、カップの中に詰まっているプラスチック製BB弾の上に、ビー玉が鎮座しているはずです(右の写真)。最初は下に沈んでいたはずの重いガラス製のビー玉が、軽いBB弾群の上に浮かんでいるさまを見ると、少し不思議に思えるかもしれません。けれど、これは身の回りの色々な「粒」を使って、簡単に確かめることができる現象です。
 大きな粒子と小さな粒子を混ぜ、さらに振動を与えてやると、大きな粒子は上に浮かび・小さな粒子は下に沈んでいくのです。大きな粒子の方が小さな粒子より重かったとしても、(結構広い範囲で)そんな現象が生じるのです。

 この現象は、"Brazil-nut Effect"(ブラジル・ナッツ効果)と呼ばれます。さまざまなナッツが詰まった容器を開けると、ミックスナッツ容器に詰まったナッツ上部には大きなナッツ(ブラジルナッツ)ばかりが集まっている、というのがその由来です。ナッツ容器が運搬中に揺られたりして、いつの間にか上部に大きな粒が浮かび上がってしまう、というわけです。

 下に「ブラジル・ナッツ効果」の「シミュレーションによる発生過程」を貼り付けてみました。「○×だから、こういう現象が起きる」と単純なわかりやすい「ひとこと」では説明しづらい現象ですが、こんなシミュレーション動画を眺めてみれば、こういった現象が起きることも当たり前に思えるかもしれません

簡単に確かめるlことができる「ブラジル・ナッツ効果」と「シミュレーションによる発生過程」簡単に確かめるlことができる「ブラジル・ナッツ効果」と「シミュレーションによる発生過程」簡単に確かめるlことができる「ブラジル・ナッツ効果」と「シミュレーションによる発生過程」






2010-09-12[n年前へ]

"When you look at some aspect of everyday life and ..." 

 "Why brazils always end up on top "You do not need to always have great particle physics accelerators to answer the questions of physics," says Dr Nagel.

"This is a perfect example of one of those situations when you look at some aspect of everyday life and it raises interesting questions which defy our intuition."



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