2009-09-02[n年前へ]
■次は、その悔しさを、上手に描いてごらんよ。
西原理恵子の「上京ものがたり 」第50話から。
出版社で女の子が
わんわん わんわん 泣いていた。
でも わるいのは あんただよ。
あんたが つまんないから わるいんだよ。
この くやしいの。
今度 上手に かいてごらんよ。
2009-12-01[n年前へ]
■ ― 結局は、自分の持ち球を投げるしかない、ということです。
北村薫「北村薫の創作表現講義―あなたを読む、わたしを書く (新潮選書) 」から。
― 結局は、自分の持ち球を投げるしかない、ということです。
― 結局のところ、表現とは、≪どのような自分であるか≫を見せることです。
特に何か書きたいこと(ここで言うのは長文の話である)がない、という人も多いかもしれない。しかし、こんな言葉を北村薫の語り口で書かれると、あぁそうか、という心持にさせられる。
しかし、長く生きていると、書きたいことというのは、否応無しに出て来るものですよ。
2010-01-11[n年前へ]
■「言いたいこと」があるかどうかだ
北村薫「北村薫の創作表現講義―あなたを読む、わたしを書く (新潮選書) 」から
一言にいって、私は文章と言うものを非常に簡単に考えている。つまり、言いたいことが、十分に言えているかどうかということだ。というより、いいたいことがあるかどうか、ということだ。
小島信夫
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