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2008-08-04[n年前へ]

「1秒間に2回の運動は”エンディング”近く」の法則 

 どんな業界でも「その業界のプロには”見れば”わかる」ということがある。

 AV業界の監督さんが「HカップかJカップかは"一目見れば"わかる」と言っていた。計測器も真っ青の「プロの目」だなぁ、と感心させられた。そして、AV業界と言えば、編集者が書いていたこんな言葉にも驚かされた。

 ちなみに、一秒間に2回の運動は結構激しいですから、そういう動きを横目で見るだけで「あぁ、エンディングが近いんだ」とわかります。
 ビデオ画像を一目見ただけで、そのビデオのコンテキスト(文脈)解析をして、「今目に入った場面が」全体のどこに位置しているかを一目瞭然に判断しているわけである。まさに「プロの目」である。

 以前「アダルトビデオの動画解析」をしたことがある。この時は15秒間の動画からオプティカルフロー(動き)を解析したのだが、全編に渡って動画の動きを解析し、ビデオのコンテキスト(文脈)解析をしてみるのも面白いかもしれない。もしかしたら、すでに「オプティカルフロー計算→コンテキスト解析解析→スクリーンショット作成」といったフローがアダルトビデオサイトのバックエンドでは動いていたりするのかもしれない。

 今度、「1秒間に2回の運動は”エンディング”近く」の法則を使った”スクリーンショット作成”WEB APIを試しに作ってみることにしようか。

周波数






2013-06-26[n年前へ]

向きを変える古代エジプト「死の神像」の秘密!? 

 マンチェスター・ミュージアムに置かれた、エジプト像「死の神像」が何故か独(ひと)りでに回転していた!?という記事(”The turn of the mummy: God of death statue starts SPINNING on its own in Manchester museum... but is this a sign that there really is a curse of the Pharaohs?”)を読みました。そして、ガラス陳列棚の上に置かれたエジプト像が数日の間に回転していくさまを写した動画を見ました。

 まず疑いたくなる「理由・原因」は、何らかの震動源がガラス棚の表面が微振動させ、エジプト像の重心バランスや底面形状などに起因して回転するに至った…というところでしょうか。

 試しに、監視カメラで撮影された動画を解析して、エジプト像部分の「輝度」と「時間的な差分(フレーム間の差分)」をグラフにしてみると次のようになります。このグラフは、横軸が(ほぼ2昼夜の)時間を示し、縦軸は輝度(および輝度の時間差分)で、黒線で描いた線が輝度つまり構内の明るさで、赤線で示した線は「時間的な差分(フレーム間の差分)つまり像の動きの量を簡易的に示したもの」です。黒線が(縦軸で)上部に位置する時=「構内が明るい時」で、下部に位置する時が「構内が暗い時」です。そして、赤線の上下動がない時は、エジプト像が止まっている時です。

 動画を見てもわかりますが、上のグラフを眺めてみても、「構内が暗くなくなり・人が訪れない時間が訪れても」、しばらくの間、エジプト像が回転し続けていることがわかります。そして、しばらく停止し続けた像が構内が明るくなると同時にまた回転を始めています。

 これは、照明が点けられると同時に動き出し、照明が消されてしばらくすると動作が停止するようにスケジューリングされた何らかの震動源、たとえば、空調などがあるのかもしれません。そして、そういったものが生じさせる振動が、古代エジプトの「死の神像」を回転させているのかも…と想像したりします。

 …あるいは、この建物のどこかに欠陥があって、些細な振動を増幅させていて、その建物の危険性を古代エジプトのフォラオが「死の神像」を介し私たちに伝えているのかも!?

向きを変える「死の神像」の秘密!?








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