2010-02-15[n年前へ]
■忘れられない瞬間は突然やってくる。
「青春18切符のポスター」から。(関連:旅少女)
旅は、予想できない。忘れられない瞬間は突然やってくる。列車に揺られ、ホームで待ち、改札口を抜けて歩き出す。その繰り返しのどこかで、何かが待っているんだ。
「線路(レール)の先の物語」
1991年 夏 青春18切符
レール、レイル、線路…色々な言い方がありますが、あなたの線路の先にあるもの、レールのさらに先にあるものは、一体何ですか?
「決められたレール」は無いほうがいい。現在、この文章を書いている hirax.netは、主として"Rails"というフレームワークを利用しています。それは、また一方で、人が「決められたレール」を好むということを示しているようで、一筋縄ではいかない確かな真実を現わしているような気がします。ふと、そんな複雑な思いに襲われます。
「何かを変える旅。」
1995年 冬 青春18切符
2010-02-20[n年前へ]
■「青春18きっぷ」で「日本の隅っこ」への小さな旅をする
BGM音楽も素敵だったデジタローグ版「旅少女 」から。
このCD-ROMに収められた写真は、JRグループの「青春18きっぷ」のポスターのために3年間にわたって撮影されたものです。その3年間、年に3解、アラキ(荒木経惟)さんと、私たち数名のスタッフは、日本の隅っこの方を選ぶようにして3・4日の小さな旅を楽しんでは、たくさん写真を撮って帰ってきていました。
佐藤澄子
2010-08-09[n年前へ]
■「"青春"という名のついた切符」の意味
「旅少女」から。
大学を卒業してこの切符を使うことのなくなった頃、このポスターを駅で見かけたことを覚えている。使いたいと思いながら、使う時間の無くなった自分を思い、青春という名のついた切符の意味を知った。
東京駅23時35分発、大垣行きの夜行列車は、夏休みの旅をする若者たちで一杯だった。なかなか辿り着かない目的地。ウトウトとしか眠れない硬い座席。
あれからもう12年も経つのかと想うと懐かしい。確かに、あの頃、自分の可能性を色々と夢見ていたような気がする。
夢は大人になって実現したのだろうか。夢はいつも現実と仲が悪い。
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