hirax.net::Keywords::「切符」のブログ



2008-07-30[n年前へ]

「道具」と「文化」 

「道具」は「文化」の要素の一つだ。しかも、それは比較的大きな要素である。「2001年宇宙の旅」で棒という道具を手にした猿が、その棒をついには宇宙ステーションという道具に変えたシーンが象徴的であるように、道具は人の生活スタイルに大きな影響を与え、そしてその生活スタイルは考え方・感じ方にさらに大きな影響を与える。つまり、道具は文化に影響を与える。

 「フレームワークと異文化論」が面白い。

「Railsって一本道のイメージなんでしょうか。これにそって作ればWebアプリケーションが不安定にならずに完成するんでしょうか」
「私にとって“レイルズ”のイメージはこれなんです」といいながら、東京近郊の複雑な路線図を大写しにすると、会場は大爆笑に包まれた。
この会場に来るためにどの路線を使ったら良いのかを考えたときに、さまざまな選択肢があったと思います。……そんなにレイルに縛られなくてもいいんじゃないでしょうか

 「線路」と「人生の方程式」ではないけれど、レール(線路)なんか一本じゃないし、だいたい設計した線路は実際の線路とは全然違ったりする。それが人生ではとても普通のよくあることで、それが大変さでもあるし、楽しさでもある。

 多少なりとも他の文化を知らないと、ひとつの文化の姿を実感することはできない。他のものとの差異を見て、初めて自身の特徴が見えてきたりするからだ。道具の特徴を知るためには他の道具を知ることが役立ち、道具が文化に強く影響を与えるのだとしたら、そして文化が人の生活そのものだとしたら、(一つの道具を使えるようになった上で)他の道具を眺めてみることは、人の生活に大きな影響・大きな広がりを与えるに違いない。

2010-08-09[n年前へ]

「"青春"という名のついた切符」の意味 

旅少女」から。

 大学を卒業してこの切符を使うことのなくなった頃、このポスターを駅で見かけたことを覚えている。使いたいと思いながら、使う時間の無くなった自分を思い、青春という名のついた切符の意味を知った。
 東京駅23時35分発、大垣行きの夜行列車は、夏休みの旅をする若者たちで一杯だった。なかなか辿り着かない目的地。ウトウトとしか眠れない硬い座席。
 あれからもう12年も経つのかと想うと懐かしい。確かに、あの頃、自分の可能性を色々と夢見ていたような気がする。
 夢は大人になって実現したのだろうか。夢はいつも現実と仲が悪い。



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