hirax.net::Keywords::「月曜日」のブログ



2005-07-28[n年前へ]

問題編 私はホントにAIDSなの…?という話 

 台風を迎えようとしていた月曜日、職場で昨日の話が出た後、話題は次の話に移っていきました。こちらも有名な話です。というわけで、今日もグラグラ揺れる新幹線こだまの中で書いてみます。

「最近は日本でも若年層の間にAIDS感染者が増えているって言うじゃない?日本人全体なら、一体どのくらいの感染率なんだろう?」「うーん、1000人に一人くらいじゃない?」
「じゃぁさ、AIDS検査が99%の確率で正しい診断結果を出すとしようか。もしもAIDS感染者100人がその検査を受けたら、99人は正しく-陽性-と診断されるけれど、残念なことに1人だけは間違って-陰性-と診断されるわけ」「逆に、AIDSに感染していない100人がその検査を受けたら、99人は正しく-陰性-と診断されるけれども、不幸なことに1人だけは間違って-陽性-という結果が出るわけだよね」
「そのADIS検査で-陽性-と診断された人たちがもちろんいるわけじゃない?その人たちが本当にAIDS陽性である確率ってどのくらいだと思う?」
 その場では0%〜99%まで色々な答えが出ました。ちなみに、0%の人は「自分には全然身に覚えがないから」と言った「極めて主観的に考えた」人です(なんか主題と話がかみあってないような?しかも、全然身に覚えがないっていうのも何だか…)。というわけで、その場の話題は「私はホントにAIDSなの…?という話」へ向かっていったわけです。話の発端は「画像圧縮の基礎知識」のハズが、いつの間にかそんな話に流れていったのです。

2007-09-21[n年前へ]

「画像処理+Wiki」 → 「画像処理」 + 「Wiki」 

 Rails の勉強がてら作っていた 画像処理+Wiki アプリを手放し、次のアプリを作り始めた。"Our Axes"という名前のWiki アプリケーションと、画像処理に特化したアプリケーションだ。

いつも、「今日」という日を過ごしているはずなのに、その日見た景色が「今日見た景色」でなくなっていくのは少し不思議なことです。
 Wiki アプリを作ろうと考えると、自分の中で「Wikiという言葉で表される、作りたいもの」が、偏っていることに気づく。作りたいのは、「言葉に対して定義を書くことができて」「言葉同士が繋がっているもの」だ。
ふたたび日曜日が そうしてふたたび月曜日がふたたび曇り ふたたび晴れしてその先に何がある?
そして、画像処理+Wiki アプリ で"言葉""キーワード"を"イメージ"にすり替えようとしたように、作りたいのは、「言葉でなく"イメージ"に対して、定義を書くことができて」「その"イメージ"同士が繋がっているもの」だ。
疲れたので、明日からピラミッドの中でエネルギーを充電してきます。
 言葉でなく"イメージ"というからには、人それぞれによって"イメージ"が違う。もちろん、本来、言葉だって人それぞれによって定義が違うけれど、いわゆるWikiの流れを組むツールではそれが明示的に見えないのが、好みでない。
 とはいえ、「昨日見た景色」が「今日見た景色」と違うわけではないし、景色を眺めている私もやっぱり同じ私です。だから、やっぱりどれも「今日見た景色」だと思うのです。
 とはいえ、そんな"イメージ"だけがあったところで、作ってみないことには始まらない。というわけで、曖昧なイメージを形作り始める。



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