2009-04-28[n年前へ]
■Mathematicaの作者の新検索エンジン、Wolfram Alpha公開へ
Mathematicaの作者の新検索エンジン、Wolfram Alpha公開へ
(2009年)3月にMathematicaの開発者として有名なコンピュータ科学者、Stephen Wolframが新タイプの検索エンジン、Wolfram Alphaを公開したときには大きな反響があった。…これは知識検索ツールなのだ。つまり、ユーザーが何か質問すると、Googleの場合、膨大な文書へのリンクが返ってくる。ところがAlphaの場合、直接、質問に対する答えが示されるのだ。もちろんこれは少し単純化しすぎた説明だが、デモを実際に見た少数の人々は「非常にうまく機能したし、画期的なものとなるかもしれない」と証言している。
2009-05-14[n年前へ]
■5月18日公開の新検索エンジン「Wolfram|Alpha」を動かすシステム
5/18に一般公開されるWolfram Researchが作った新検索エンジン「Wolfram|Alpha」に関する記事、 「新検索エンジン「Wolfram|Alpha」、スパコン環境で高度な処理に対応」から。
Wolfram Researchは5月12日、同社の公式ブログWolfram|Alpha Blogの中で次のように述べた。「トラフィックの量を正確に予測するすべはないし、公開してから間もない初期のうちは特に予想がつかないが、当社は妥当なキャパシティを確保すべく懸命に努力している。われわれは、すべてのビジターに対して計算可能な知識を提供するのに十分な計算能力を持てるだろうか? そうなるよう願っている」
「R Smarr」と呼ばれるシステムは、TOP500 Supercomputing SitesのページとDellのケーススタディ(PDF)によれば、4608のプロセッサコアを備え、576のクアッドコアを搭載した「Xeon」マシン「Harpertown」、6万5536Gバイトのメモリ、および高速なデータ転送接続規格「InfiniBand」を使用するという。R Smarrはまた、「Red Hat Enterprise Linux」および「Microsoft Windows HPC Server」の両OSを使用する、とDellの資料に記載されている。
Wolfram Researchによれば、Wolfram|Alphaのリクエストには、5カ所のコロケーション設備から対応するという。このプロジェクトでは実際、スーパーコンピュータを2台用意し、合わせて1万近くのプロセッサコアと数百テラバイトのハードディスクが確保される。
2009-05-28[n年前へ]
■数学の難問も時価総額も...Wolfram Alphaに聞け!超便利に使える検索例文集
「数学の難問も時価総額も...Wolfram Alphaに聞け!超便利に使える検索例文集」
ここでは質問投げると答えを返してくれる、天才ウルフラムのナレッジ計算処理エンジン「Wolfram|Alpha」(ウルフラム・アルファ)の便利な使い方をご紹介しますね。
2009-06-01[n年前へ]
■Microsoftの新検索ブランド「Bing」ついに登場-Google対抗キャンペーン展開
Microsoftの新検索ブランド「Bing」ついに登場-Google対抗キャンペーン展開
Microsoftが「Kumo」のコード名で開発進めていた最新の検索エンジンと新ブランド「Bing」を発表した。Googleと Yahoo!に大きく後れをとっている検索分野で、大規模な広告キャンペーンとともに巻き返しを図る。キャッチフレーズは「意思決定エンジン」で、検索サービスの高機能化のトレンドに沿ったものだ。
具体的には、ナビゲーションや直感的なツールを含むユーザーインターフェイス、そしてグループ化などの検索結果の表示だ。ショッピング、地域情報、旅行、健康の4つのカテゴリー分類、レビューやユーザーによる評価をネット上から収集する機能などによって、“これまでの検索の一歩先”を提供するというのが Microsoftの主張だ。
2009-11-28[n年前へ]
■NEWS今昔物語「Googleも自分も変わる」編 (初出2004年4月00日)
5年前のNEWS(未来)を振り返ってみて思うこと
この後、まさか自分で「カメラ付き携帯版ヘア”スタイル”シミュレーション」ソフトを作ってみたりすることになるとは思わなかったし、まさか、直接「Googleが赤ちゃんだった頃」のサーバを眺めに行くとは思いませんでした。
ところで、「Googleが赤ちゃんだった頃」のリンク先は、結局、これからしばらくしてわかったことですが、偽装ブログでした。こうした、ネットワーク上の偽装行為の照会・対処の仕方については、具体的かつ詳細な(参照可能な)資料をもとにした、参考資料を作成中です。
私だけのGoogle検索
検索する人の嗜好に合わせた検索をしてくれる Google Personalized Searchが3月29日に実験公開された。 Google Personalized Searchに検索キーワードを入れて検索をし、どのくらい自分の嗜好を重視するか(Personalize)をスライダーで変えてみよう。すると、リアルタイムに「一般的な検索結果」から「私的な検索結果」へと入れ替わっていく。
こんな「アナタ嗜好のGoogle Personalized Search」で何かを探したら、検索結果に映し出されているのは実は「アナタ自身」だ。ヘンな検索結果が出てしまったなら、実はアナタがヘンなのだ。
携帯電話に「違う自分」が写る
三菱電機は、人工網膜LSIを使って撮影された顔をリアルタイムに似顔絵にする技術を開発している。カメラ付き携帯で撮影した顔が表情豊かで(カッコいい)似顔絵に変身。
大日本印刷もカメラ付き携帯版ヘアカラーシミュレーションを発表しているし、ヘアスタイル&カラーシミュレーションとか、メガネ&ヘアスタイルシミュレーションといったサービスも始まっている。
すごいところでは、カメラ付き携帯の写真から、似てる有名人を判定したり、子どもの写真を予想したりする「おかおネット」や、さらにスゴイ「Dr.高須のEYEチェンジ」なんていう整形手術ソフトだって出現している。 携帯電話のカメラで写してみると、今とは違う自分が見えてくるのかも?
Googleが赤ちゃんだった頃
ほんの数年前、Yahoo!がインターネットの入り口だった時代があった。今は、その入り口は54000台以上のPCで動作する検索サイト、Googleに変わっている。Googleに表示されなければ、そのサイトはインターネット上に存在しないのと同じだ。
だけど、ほんの5年前に生まれたばかりのGoogleは、かつてはこんなに小さなお手製PCシステムだった。 変わり続けるこの世界で、変わらず同じ位置にいるためには、変わり続けないといけないのだろう。赤ちゃんだったGoogleが1週間に400台近くサーバーを増やすというペースで大きくなり続けているように。 <・p>