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2009-05-14[n年前へ]
■5月18日公開の新検索エンジン「Wolfram|Alpha」を動かすシステム
5/18に一般公開されるWolfram Researchが作った新検索エンジン「Wolfram|Alpha」に関する記事、 「新検索エンジン「Wolfram|Alpha」、スパコン環境で高度な処理に対応」から。
Wolfram Researchは5月12日、同社の公式ブログWolfram|Alpha Blogの中で次のように述べた。「トラフィックの量を正確に予測するすべはないし、公開してから間もない初期のうちは特に予想がつかないが、当社は妥当なキャパシティを確保すべく懸命に努力している。われわれは、すべてのビジターに対して計算可能な知識を提供するのに十分な計算能力を持てるだろうか? そうなるよう願っている」
「R Smarr」と呼ばれるシステムは、TOP500 Supercomputing SitesのページとDellのケーススタディ(PDF)によれば、4608のプロセッサコアを備え、576のクアッドコアを搭載した「Xeon」マシン「Harpertown」、6万5536Gバイトのメモリ、および高速なデータ転送接続規格「InfiniBand」を使用するという。R Smarrはまた、「Red Hat Enterprise Linux」および「Microsoft Windows HPC Server」の両OSを使用する、とDellの資料に記載されている。
Wolfram Researchによれば、Wolfram|Alphaのリクエストには、5カ所のコロケーション設備から対応するという。このプロジェクトでは実際、スーパーコンピュータを2台用意し、合わせて1万近くのプロセッサコアと数百テラバイトのハードディスクが確保される。