2004-05-11[n年前へ]
■今日の思い出し色眼鏡
イラクでの米軍の「捕虜(という取り扱いになるのかよく判らないが)」の取り扱いの写真を見ていると大学に入学した頃を思い出す。
その頃の世の中はバブルに浮かれていた頃であるはずだ。それなのに、時代に取り残されたらしき大学のキャンパスの中では、中核派と革マル派の「陣地争い」が日々起きていた。つまらない、だけれどずいぶんと暴力的な陣取りゲーム(特にこの"sanae chan"はもういないの写真の教室の辺りはその主戦地だった)が飽きもせず毎日行われていたり、授業をしている教室脇の廊下で人が撲殺されたり、朝のキャンパスを血だらけの人が逃げていたり、あるいはイラクでの米軍の「捕虜」の取り扱いの写真とよく似たような風景が昼のキャンパスの中で繰り広げられていたりした。本当にイヤな景色だった。
そして、正直に言えば、その風景はやはり少しショックだったような気がする。特に、今現在眺めている米軍の「捕虜」の取り扱いの写真とよく似たような風景や、あるいは、キャンパスの中で機動隊の盾が踊っている風景はとてもショックだったように思う。
その景色を見てからは、それ以来どんなことであっても声大きく何かを言う人を苦手になった。声高に何かを力説する人を色眼鏡を通して眺めるようになった気がする。話される内容に関わらず苦手になったような気がする。そして、それが本人としては声高でないにせよ、苦手になったような気もする。
そんなこんなで苦手・鬼門は、新聞・正論・声の大きい井戸端会議…。
2004-05-22[n年前へ]
■視覚素子ハッキングソフト
「視覚デバイス(USBカメラなど)をリアルタイムでハッキングし、顔の肌色領域を自動抽出して顔の部分におなじみの笑い男マークを表示する」という視覚素子ハッキングソフトCatcher in the Rye。 from 骨ニュース
ちなみに、笑い男とはTVアニメ「攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX」に登場する、人の電脳に侵入し視覚情報を改ざんするほどの凄腕ハッカー。もちろん、「笑い男」"Laughing Man"も「ライ麦畑でつかまえて」"Catcher in the Rye"もサリンジャーの小説の題名。