2010-01-17[n年前へ]
■人間とは他人と自分の心の間の感覚器集合に過ぎない
石黒浩の「ロボットとは何か――人の心を映す鏡 (講談社現代新書) 」から。
「人間とは他人の心と自分の心にはさまれた感覚器の集合にすぎない」
見事なくらい、ロボット工学における試行錯誤を通じて、人間というものは何なのだろうか、ということを「単刀直入」に語る本である。どれだけ、「単刀直入」で「わかりやすい」かは、数頁本書をめくってみればすぐにわかると思う。
2010-01-19[n年前へ]
■悪用できない技術は偽物である
石黒浩の「ロボットとは何か――人の心を映す鏡 (講談社現代新書) 」から。
「悪用できない技術は偽物である」
これが私の持っている一つの基準だ。技術とは世の中を変える可能性があるものである。逆に世の中にまったく影響を与えない技術は、意味のない技術であって、技術とは呼べない。その技術の使い方次第で、悪いこともできれば、よいこともできる。
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