2010-01-17[n年前へ]
■人間とは他人と自分の心の間の感覚器集合に過ぎない
石黒浩の「ロボットとは何か――人の心を映す鏡 (講談社現代新書) 」から。
「人間とは他人の心と自分の心にはさまれた感覚器の集合にすぎない」
見事なくらい、ロボット工学における試行錯誤を通じて、人間というものは何なのだろうか、ということを「単刀直入」に語る本である。どれだけ、「単刀直入」で「わかりやすい」かは、数頁本書をめくってみればすぐにわかると思う。
2010-01-19[n年前へ]
■悪用できない技術は偽物である
石黒浩の「ロボットとは何か――人の心を映す鏡 (講談社現代新書) 」から。
「悪用できない技術は偽物である」
これが私の持っている一つの基準だ。技術とは世の中を変える可能性があるものである。逆に世の中にまったく影響を与えない技術は、意味のない技術であって、技術とは呼べない。その技術の使い方次第で、悪いこともできれば、よいこともできる。
2010-03-08[n年前へ]
■実機動作の前にモデル(シミュレーション)検証を必須としたい
委員長総評(内容は不正確です)ROBO-ONE on PCは、プロトタイピング検証と、実機検証の片方づつ、もしくは両方で競う、とても面白そうな大会だ。しかも、これからは、実機動作の前にモデル(シミュレーション)検証を必須としたい、という総評がとても興味深い。
* MatLab、LabViewを使った検証をできるだけやって欲しい。実機部門での受賞要件に含めようかと思っている。(うまく制御できていても賞を渡さない等)
次の紹介文は、ROBO-ONE on PC 4th の「公式サイト」から。
ロボットの姿勢制御技術の向上を目指し"竹馬ロボットの開発" を行います。今大会から"シミュレーション・実機・統合"の3つの部門に分かれました。部門別に採点を行い、それぞれ優勝を決めます。シミュレーション部門のみ、実機部門のみのエントリーも可能です。普段"ロボットを作らない方"や"ロボットしか作らない方"も是非ご参加下さい。統合部門はシミュレーションと実機の結果を比較考察する部門です。必然的にシミュレーションと実機両方を行うことになります。
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