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2010-12-10[n年前へ]

STEREO CLUB Tokyo(ステレオクラブ東京) 

 STEREO CLUB Tokyo(ステレオクラブ東京)

 STEREO CLUB Tokyo(ステレオクラブ東京)は1996年に設立されました。
 ステレオ写真、ステレオ映像を楽しむことを目的としてクラブ活動をしています。活動の中心は例会で、【春】【夏】【秋】【冬】の年4回開催しています。これまで1996年の設立時より46回の例会を開催しました。(2010年12月現在) 例会では会員持ちよりのステレオ作品上映を中心に、レクチャ、新技術の紹介などを行っています。その他、撮影会や展覧会の開催、各種展示会への参加などもあります。

2010-12-14[n年前へ]

「iPhoneを3D化するキット」の立体画像(動画) 

 「iPhone4を3D化するキット」を(嬉しいことに)手に入れることができたので、その「飛び出し具合い」「3D具合い」を(ボケボケですが)ケータイのカメラでビデオ撮影してみました。それが下の動画です。小さな小さなバニーウサギが立体的に見えています。技術自体は遥か昔からあるものですが、それを使いこなすということは、とても楽しげで・気持ち良さげに思われます。


 このキットは、「iPhone4を3D化するキット」と名付けられてはいますが、それは普通のレンチキュラーレンズです。提供されている画像変換プログラムにも、特にデバイス依存の部分はありませんから、iPhone4ユーザーに限らずとも、色々と楽しんでみることができるだろう、と思います。

2010-12-27[n年前へ]

飛行機の下の景色を「微速度動画」で立体的に眺める 

 飛行機に乗ると、窓の下に浮かぶ雲や島や街をずっと眺めてしまいます。誰かがどこかで撮影した、そんな瞬間を思い出させる動画を眺めました。それが、下に貼付けた動画です。飛行機に乗りながら撮った何枚もの写真を集めて作った動画のようです。

 こんな動画を眺める時には、プルフリッヒ効果を活用して立体的な映像として眺めたくなります。プルフリッヒ効果は、輝度による知覚の時間差により、動画中の横方向に移動する物体が(その動く方向にしたがって)近くに感じられたり・遠くに感じられたりするという現象です。

 下の動画を右目だけサングラスをかけた状態で眺めると、飛行機の翼の下にある景色が、とても立体的に見えてきます。できれば、ディスプレイを斜めに傾けて、暗い部屋で動画を全画面表示で眺めてみたりすると、ディスプレイの下に、雲や山や街が凹凸を持って浮かび上がってきます。

2011-02-02[n年前へ]

3Dアダルトビデオの「モザイク処理」のナゾ!? 

 少し前、技術系サイトの老舗「Fast&First」の掲示板で、立体テレビがこれからどうなっていくか、ということについて書かれていました。

 新しいテクノロジーを動かす駆動力の大きなもののひとつが、「エロ」です。過去の「立体」ブームの際もそうだったように、三度目の正直の今回でも、やはり立体動画の主要コンテンツのひとつがアダルトビデオであるに違いありません。

 ところで、「モザイク処理」がかかった3D AVというものはあるのでしょうか。・・・もしも、あるとしたら、立体AVの中の「モザイク処理」はどのようにかけられるのでしょうか?

 立体動画に単純にモザイクをかけてしまったとしたら、女優や男優の体の真ん中へんに、奇妙に薄っぺらい「平面モザイク」が突き刺さったように見えてしまうように思えます。・・・かといって、モザイクを立体的に見えるような処理をかけたとして、・・・下腹部を不自然極まりない人工的なレゴブロックが覆うような具合になってしまいそうで、それもまた変な映像に見えてしまうような気がします。二次元の映像世界でも、「モザイク」というものは不自然極まりないものですが、それが三次元の世界になると、さらに不自然に感じられてしまいそうな気もします。

 3Dアダルトビデオの「モザイク処理」は「ある」のでしょうか、それとも「ない」のでしょうか? 「ある」としたら、それはどんな風なものなのでしょう?

2011-02-03[n年前へ]

「未来の3次元AVのモザイク」が満たすべき不等式 

 3Dアダルトビデオの「モザイク処理」のナゾ!?で、こう書きました。

 立体動画に単純にモザイクをかけてしまったとしたら、女優や男優の体の真ん中へんに、奇妙に薄っぺらい「平面モザイク」が突き刺さったように見えてしまうように思えます。・・・かといって、モザイクを立体的に見えるような処理をかけたとして、・・・下腹部を不自然極まりない人工的なレゴブロックが覆うような具合になってしまいそうで、それもまた変な映像に見えてしまうような気がします。
 二次元の映像世界でも、「モザイク」というものは不自然極まりないものですが、それが三次元の世界になると、さらに不自然に感じられてしまいそうな気もします。
 この疑問は、「3Dモザイクのシュールリアル性への期待」を読み、解消したのです。なるほど、画面に映し出される実際のものたちの遥か手前に「モザイク平面」が映し出される、ということなのでしょうか。
 (全略)アナグリフ式の3Dエロはいくらか観た。基本的には、(モザイクは)手前に平面式なんだけど、「女優や男優の体の真ん中へん」にはなく、それら全体の手前ですね、だから突き刺さってはないです。

 しかし、そうなれば、さらなる未来の世界のモザイク処理がどうなっているのだろう?と考えてしまいます。未来には「画面を眺める人の動きに合わせて、その人の(各)視点から眺めた画像が映し出される」というのが普通になっているに違いない、と思います。左に少し動けば、少し左から見た映像が見えるだろうし、少し右に動けば、右から眺めた映像を見ることができるようになっているように思えます。

 だとすると、モノリスのように画面の手前に浮かぶモザイク平面が存在したりすれば、そのモザイク平面を見たAVサルたちは、必ずしや左や右に動き、そのモザイクの向こうを眺めようとするに違いないのです。

 逆に言えば、「二次元AVのモザイクが隠す範囲」を必ず隠そうとするならば、未来の多視差保証型三次元AVでは「より広いモザイク」にしてやらなければ、隠さなければならない領域が見えてしまう、というわけです。

 つまり、「3次元AVのモザイクの大きさ≧2次元AVのモザイクの大きさ+多視差により覗くことができる大きさ」という、「未来の3次元AVのモザイク」が満たすべき不等式が存在するに違いないのです。

 「より自然」を追求していくだろう映像技術は、「不自然な存在のモザイク」とどのように折り合いをつけて行くのでしょう? 未来の3次元AVのモザイクは、一体どんな姿をしているのでしょうか?



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