2011-03-30[n年前へ]
■「○×△から30km」の広さを実感してみる!?
「○×△から20kmの地域」とか「○×△から30kmの地域」という言葉を聞きます。普段、距離を意識しない生活をしていたりする…とか、「距離」で言われても「面積」としては実感できない、ということもありそうです。そこで、「○×△から30km」の広さを実感してみようと考えて、GoogleMapsで距離円を描くツールを使ってみることにしました。
下の2つの図は、東京湾に浮かぶ羽田空港から半径30kmの円を描いてみたものです。「○×△から30kmの地域」というのは、こんな広さです。自分が暮らす狭いエリアに半径30kmの円を刻んでみれば、それは驚くほど広い面積です。…半径30kmというのは、そんな広さです。
2013-12-27[n年前へ]
■羽田空港、弁天橋の早朝の多摩川河口
28日の早朝4時に、羽田空港に自転車に乗って行ってみました。寒さにブルブル震えながら、弁天橋から見た日の出間近な東の海は、意外に奇麗な景色かも。滑らかな水面に、波を描いていく船は、沼津の港で眺めてた景色に似ています。
今の時期、弁天橋から多摩川河口を眺めると、太陽が河口先の海から上る…ということがGoogle Earthで確認できます。少し寒いけれど、元旦の初日の出を、羽田空港の国際ターミナル近くで眺めるのも良いかもしれません。…あるいは、暖かい国際ターミナルの中から、初日の出を眺めてみるのも良いかもしれません。 海の外に繋がる国際ターミナル(あたり)から、次の年を照らす初日の出を眺めてみると、何か新しいことができるかもしれません。
2015-07-26[n年前へ]
■「水中の弾丸軌跡」と「飛行機での自転車輪行」
銃弾で水風船を打ち抜こうとしても、あっという間に銃弾が止まってしまうのはなぜか…という理由を再確認するために、水中を超高速で移動する弾丸周りに生じる現象を計算的に(OpenFOAMで)解いた水中弾丸シミュレーションを眺め直した。「短いひとこと」で説明するのは難しいけれど、弾丸が超高速で水中に動いていくと、弾丸の後ろには液体の水は存在し得なくなって気化してしまい、圧力的には「ほぼ真空」といっても良いような空間が生まれてしまうことになる。…もちろん、「ほぼ真空」というのは、その定義にもよるかも知れないけれど、弾丸前後の圧力差を考えれば、弾丸の背後の圧力は、「ほぼ真空」といっても語弊はないように思う。
圧力差と言えば、春頃から一月に一回自転車を飛行機に乗せて輪行する生活が続いている。自転車はさすがに機内持ち込みはできないので、自転車を預けるとき、(羽田か成田で)毎回のように「タイヤの空気は抜いていますか?」「はい、もちろん!」という会話を交わしている。…けれど、この確認は実はほとんど意味が無い。タイヤには通常数気圧を超える空気が封入されている。つまり、タイヤの内外では数気圧の圧力差が生じている。飛行機に乗り、たとえ荷室が真空になってすら(もちろんそんなこはないが)、数気圧+1気圧の圧力差が生じるだけに過ぎない。実際には、荷室の気圧はせいぜい0.5気圧程度になるに過ぎないから、つまりは誤差の範囲の気圧変動が起きるに過ぎない。
つまりは、「真空」なんていうものは、たかだか1気圧の気圧差に過ぎない。それは決して小さくもないが、だからといって、日常生活では接しえないほどの異常に大きな圧力差というわけでもない。…たぶん、耳がキーンとなる程度(プラスアルファ)程度の圧力差に過ぎないのである。