2009-06-16[n年前へ]
■人は好んで「論理」ということを口にするけれど
轡田隆史の『「考える力」をつける本 』から。
人は好んで「論理」ということを口にするけれど、早い話が、それは「直観」を筋道立てて説明することにすぎないのではあるまいか。 (p.200)「論理」という言葉も、普遍的な論理もあれば、主観・直観が姿を変えた「論理」もある。
2009-07-12[n年前へ]
■何を引用するかは、自分の生き方の選択の問題である
轡田隆史の『「考える力」をつける本〈2〉―「自分の考え」をどう深め、どう実践するか 』から。
何を引用するかは、自分の生き方の選択の問題であるはず。引用とは、言葉のことだけをいうのではない。生き方としての行動もまた「引用」できるのである。
2009-07-15[n年前へ]
■「問い」と「考え方」
轡田隆史「「考える力」をつける本―新聞・本の読み方から発想の技術まで 」から。
良い問いは答えより重要だ。
数学者 リチャード・ベルマン(霧中で影あつめ)
「なぜ?」と問いかけつづけることによって、枝葉末節はせいりされて、そのそこから、「考え」の本質ともいうべきものが、ゆっくりと姿を見せてくる。
「考え方」とは、自らに「なぜ?」と問いかけながら深さを獲得してゆく方法ではなかったのか。多くを考えて、多くを捨てる。「考え方」とは、問いかけによる「削り方」なのである。
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