2004-06-30[n年前へ]
■富士通研、印刷画像に暗号データを埋め込む技術を開発
画像を0.8mm四方のブロックに分け、隣接する2ブロック間の黄色の平均濃度の差分を用いて数字を符号化し、印刷された画像内に暗号データを埋め込むという技術。画像の色バランスはプリンタやコピー機によって異なるが、「全体の濃さが変わっても、差分は変わらない」というが、例え「黄色自体は視認度が低い」とはいえ(方式によっては他色が)ざらついて見えそう。
それに加え、一般的に視認度が低い黄色に付け加えられている偽造防止用のコード等との兼ね合いも面倒かも。
2005-01-08[n年前へ]
■PhotoshopCSの通貨偽造防止機能
PhotoshopCS搭載の通貨偽造防止機能を試してみた。結果は「新札(新しく発行されたデザインのお札)は検知されるが、旧札は検知されないかった」ということ。
2008-01-04[n年前へ]
■千円札を拡大して見る
日本銀行の千円札の説明を読むと、千円札の偽造防止技術の一つに「深凹版印刷」があって、「従来のお札よりもインキが表面に盛り上がるように印刷されている」という。そこで眺めてみた。すると、確かに濃緑色のインクが(他の色のインクに比べ)高々と盛り上がって印刷されている。その分、ちょっとインクが乱れて汚い感じにも見える。
2009-03-05[n年前へ]
■専用フィルター方式で世界で初めてフルカラーの画像や文字を表示 偽造防止技術「フォージガード」新開発
専用フィルター方式で世界で初めてフルカラーの画像や文字を表示 偽造防止技術「フォージガード」新開発
富士フイルム株式会社(社長:古森 重隆)は、専用のフィルターをかざすことでフルカラーの画像や文字を出現させる世界初(*1)の偽造防止技術「フォージガード」を開発いたしました。
今回富士フイルムが開発した「フォージガード」は、当社が長年培った機能性材料技術や精密薄層塗布技術、画像設計技術を応用し、ナノレベルの光の波長を制御することにより、独自開発の高機能性材料に2400dpi以上の高解像度で任意のフルカラー画像や文字を潜像させ、専用フィルターをかざすことでクリアに出現させることのできる偽造防止技術です。
2010-02-05[n年前へ]
■激増する「素人偽札」の世界
激増する「素人偽札」の世界。なぜ「1000円札」「子どもの犯行」が多いのか。その「理由」
実は最近、コピー機やパソコンなどを使って、子どもたちが偽札を作る事件が増えているのが現状だ。
偽札は、犯罪者の目的から見れば、2種類ある。自動販売機を通過させればこと足りるものと、実際に人の目や感触もだますための精度の高いものである。
「自販機偽札」は被害が小さい反面、現行犯でない限り、逮捕しにくい。犯罪者から見れば、リターンも少ないが、リスクも低いというわけだ。そのため、最近では子どもでも大人でも、「素人」が手を出すことが多い。
彼らは専門誌などで磁気インクの意味も理解し、紙幣をコピーしたものに特殊な加工を施し、自販機を通過するように細工した。
素人に対し、プロはやはり1万円札をターゲットにする。たとえば4~5年前に、偽1万円札で駅の券売機が集中的に狙われたことがある。この偽1万円札は、できはやはり「自販機をだませればいい」レベルのもの。
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