2009-04-02[n年前へ]
2009-04-03[n年前へ]
■ものを「書く」にはまず「思う」
「向田邦子愛 」から。
ものを書くにはまず思うこと。思わなければ何も出てこない。考えたり感じたりする量が多くなくてはならない。書く技術はその後のこと。
向田邦子@「徹子の部屋」
2009-05-09[n年前へ]
■作家の愛した作家
久世光彦の「向田邦子との二十年 (ちくま文庫) 」について、朝日新聞2009/05/09の春山陽一氏の「再読ガイド」から。
作家久世光彦さんのエッセー集「触れもせで」('92年)と「夢あたたかき('95年)には、いずれも「向田邦子との二十年」という副題がついていた。飛行機事故で81年に姿を消した作家の向田さんへの追慕をつづったものだ。絶版になっていた両者が今回、合本で復刊された。
小紙「うたの旅人」記事で'08年7月に2人のことを取り上げ、久世さんの2冊が絶版であると触れた。それが縁で復刻されたという。情けを報せると書いて情報と読む。痛感した。
2009-07-25[n年前へ]
■此処では喜劇ばかり流行る
向田邦子「阿修羅のごとく―向田邦子シナリオ集〈2〉 (岩波現代文庫) 」のパート1の最終話「虞美人草 」から。
あのね、漱石の「虞美人草」の、ケツ
おしまいンとこ。何てのか知ってる?
「此処では喜劇ばかり流行る」
2009-07-29[n年前へ]
■阿修羅像の身の丈
向田邦子「阿修羅のごとく―向田邦子シナリオ集〈2〉 (岩波現代文庫) 」の「解題」から。
余談であるが、「阿修羅のごとく」のタイトルロールに流れた、天平時代の傑作のひとつ興福寺所蔵の阿修羅像は、慎重153センチ。向田邦子とほぼ同じ背丈である。
余談だが、西暦2000年1月に岩波現代文庫が記した「岩波現代文庫の発足に際して」は、21世紀に立つ私たちにとっては、必見の文章であると思う。
新しい世紀が目前に迫っている。しかし20世紀は、(略)
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