2001-04-02[n年前へ]
■今日届いたメールから 「言葉に詰まったり」
「人間って不思議なものですね。書き(言い)たい時に限って、余計に言葉に詰まったり、することもありますね。」
あぁ、そうですね。しかも素直には書けなかったりしますしね。
■今日届いたメールから「側面」
「裏と表って側面でつながっていますよね。メビウスの輪もリボンの厚みを厚くすれば、ねじれたシワの入ったTorusですしね。」
あぁ、そうかぁ。そんなことを考えると「側面」ていう言葉も深いんだなぁ… ちなみに、背景がEscherのLiberationです。
■今日届いたメールから 「うれしいひとこと」
「今週もがんばりましょ」
あぁ、本当にその通りです。ありがとうございます。
2002-04-02[n年前へ]
2003-04-02[n年前へ]
■Our greatest glory
失敗知識データベースを見ながら、こんなフレーズを思い出してみる。
Our greatest glory is not in never falling,But in rising everytime we fall.
2004-04-02[n年前へ]
■どんなものでも寂しがりや
どんなものでも基本的には寂しがりやだという。だから、寂しい過疎の町からは段々人が出て行ってしまい、大都会にはさらに人が集まって行く。そしてまた同じように、中身が寂しい財布からは寂しがりやのお金が逃げだして、豊かな財布の中へ逃げ込んでしまうという。つまりは、ビンボー人はますますビンボーになり、金持ちの財布にはますますたくさんのお金が集まっていくのである。
そんな哀しい真実を知ったのは西原理恵子のマンガからだっただろうか。そして、さらに哀しいことに、この法則はどんなものにも当てはまる。多分、人やお金だけでない。例えば、時間だって寂しがり屋だ。「時間」が無いところからはますます「時間」は逃げていくし、仕事はたくさんあるところにはますます仕事が集まってくる。「どんなものでも寂しがりや」なのだから、どんなものも仲間を呼び寄せようとするのだ。
ということは、「幸せ」「不幸」なんてものだってきっと寂しがりやなのだろう。「幸せ」は「幸せ」を呼ぶし、「不幸」は「不幸」を呼び寄せるのかもしれない。すると、幸せになりたければ幸せな人にすり寄るのが一番だし、仕事を抱えたくなければ仕事を抱えた人に近づいてはイケナイという法則が導かれるわけである。逆に言えば、不幸な人からは人が逃げていくし、仕事を抱えた人の周りからは一目散に人は逃げていく、ということにもなるわけだけれど。
■編集のたびにトラックバックをするPukiwiki
Pukiwikiが編集のたびにトラックバックをすることに今更ながらに気づく。しょうがないから、
$trackback = 0;にする。これまで色んな"localhost"からトラックバックを飛ばしてしまっているような気がする…。Movabletype側での対策はこちら。
■Windows用zphoto
これは誰もが待ってたはずのWindows用zphoto.
2005-04-02[n年前へ]
■続「 - 科学のブラ - が株式会社トリソプから新発売」
なんと…、これを「フツーに信じちゃって」ましたか…。それは…、このページではアレが「普通の記事」だっていうことでしょうか?それは、…とてもマズイかも。「科学のブラ」だなんて、とっても他から浮いてませんでしたか…?
さて、その「科学のブラ」をフツーに信じちゃった方から、「幻想のブラ」へ購買者という立場から、こんな意見を頂いています。どういう意見かというと、「自分が納得しないとダメ。貧乳って事実は変わんなくて、見た目だけって言うのはダメ」というものです。 もしかしたら、時代と共にそんな認識も変わっていくかもしれないですよ? だって、ブラの中に入れるパッドだって、十年くらい前なら「着ける側ですら、反則気分」だったりしませんでした…? 「つけまつげ」だって、「何だか反則だぁ」って昔は思いませんでした…?
■オンラインで遊ぶ「ダイヤモンド・デザイン」
昔好きだったマンガが「パタリロ!」だった。このマンガの主人公はダイヤモンド産出国の国王だった。ダイヤモンドと言えば、ダイヤモンドのような宝石が好きな女性は多そうだが、ダイヤモンドのカットをデザインしたことがある女性は少ないかもしれない。
このこのページでは、オンラインで「ダイヤモンドのカット・デザイン」をすることができる。ダイヤモンドのデザインをちょっと変えて、煌めきが失われたり、あるいはより輝いたりするようすを見れば、きっと面白いはず。そして、どの場所でどの色の光が煌めくかを眺めてみるのもきっと面白い。ダイヤモンドを身につけるのは好きだけど、その光学設計?をするのはキライなんていう人はこのページを見ていそうにないし、ね。
■「大御所 金子貴俊」
静岡祭りで大名行列(駿府城があるところだからね)がねり歩いている。ちょっと眺めてみると、金子貴俊が大御所役を演じている。ウォーターボーイズ繋がり(静岡はロケ地だったからね)で金子貴俊なんだろうか? 隣に座っている男の子が何だか…コントみたいで面白い。
何でも、明日の大御所役は加藤茶だそうだ。加藤茶ならとても大御所役にハマりそう。志村けんならバカ殿様になっちゃいそうだけれど。
2008-04-02[n年前へ]
■意外な「丸い磁石」の「着磁」分布
パーティションやホワイトボードに、紙などを張り付けたりするための「丸い磁石」を使ったことがある人は多いと思う。ところで、そんな「丸い磁石」はどんな磁石だろうか。磁性体を磁化することを「着磁」というが、あの「丸い磁石」には一体どんな風に着磁されていると思うだろうか?あの、まるで「コイン状の磁石」は一体どんな磁石だと想像するだろうか?
多分、2人に1人は、「コインの表側がN極で、裏側がS極なのだろう(あるいは、その逆なのだろう)」と想像するのではないだろうか、と思う。磁石の表から裏側へ、あるいは裏側から表側へ磁力線が繋がっているのではないか、と想像したりするのではないだろうか。
しかし、実はそんな風に磁力線が繋がっているわけでない磁石が多いのである。言葉ではうまく表現できないので、よくある「丸い磁石」の着磁状態を可視化した結果が右の画像だ。それを、大雑把に一言で言ってしまえば、N極とS極が何層にも(厚み方向とは直交した方向に)重ねられたバームクーヘンのような具合に着磁されているものが多い。2人に1人は「そんなの当たり前じゃないか」とも感じると思う。けれど、残りの2人に1人は「少し意外」に感じると思う。同じような「コイン状の磁石」でも、小さい頃に「算数セット」に付いていた「小さな小さなコイン状」の小さな磁石とは違うのである。
身の回りにあふれている「丸い磁石」の着磁状態を知ってから、下の動画を見てみれば、二つの磁石のくっつき方をとても納得することができると思う。「あぁ、なるほど、そういうことだったのか」と実感することができるのではないだろうか。
2009-04-02[n年前へ]
■"THE 芸人伝説”板書
- 人間の器が小さい伝説
- これぞ!モテモテ伝説
- これぞ!ミラクル伝説
元猿岩石の有吉弘行いわく、猿岩石が売れていた頃に「僕(有吉)の目は死んでいる」と言ったのは、東野幸治とナンシー関だけでした」という話も、何だか少し頷かされた。
あるいは、出川哲朗が爆破ロケで、スタッフに「今日はナパーム何キログラム?」と聞き、実は火薬の科学・効果にとても詳しい話とか、何となく意外なすごさが感じられて面白い。
2010-04-02[n年前へ]
■「対談の準備」と「文章にする作業」
松井孝典と南伸坊による対談(というより南伸坊が松井孝典に色々なことを教わるといいう体のインタビュー)をまとめた『「科学的」って何だ! (ちくまプリマー新書) 』を読みました。読んだ理由は、内容、少なくとも章だてが「とても興味ある内容」だったからです。
- 未来はなぜわかるわけがないのか?~血液型性格判断から科学とは何かといった話題
- 宇宙の果てはあるのか?~宇宙科学から「わかる」「わからない」といった話題まで
- 日本はなぜ不合理がまかり通る社会になったのか~選択や格差社会の話題など
- 人間の欲望はなぜ尽きないのか~豊かとか欲望ととは何か
- 研究するとはどういうことか?
しかし、読み進めながら考えたことは、この本の中で語られていることとはまったく関係のないこと、でした。それは、松井孝典と南伸坊と編集者の3人が、どのような風に文章を作ることに関わったのだろうか、ということです。対談の前に「どういうことを話すか」のアウトラインをある程度決めるだろうと思うのですが、そのアウトライン決めを誰がどのように行っていたかを知りたい、と思ったのです。そして、どのように「テープ起こし」をしたテキストを本としての「文章」にしていったかを知りたいのです。
この本の中では、見事過ぎるくらい南伸坊は「素人役」「うなづき役」に徹しています。「そうですね」「はい」「ええ」「あー」「そうなんですか」…とここまで挙げると、南伸坊の台詞の過半数になるのではないか、と思うくらいです。この「見事過ぎる」度合いは、一体どういうプロセスで作られたのでしょう?
私の想像では、編集者が「(著者2人に確認した上で)こういう内容で対談してもらいたい」という内容のアウトラインを作り、そのアウトラインを見ながら、南伸坊と松井孝典と編集者が喋ったのだろう、と思います。そして、南伸坊は「素人視線での聞き役」としてり、そして、文章修正の際も、(自身も編集者としての感覚・視線を交えながら)話の流れを邪魔しないように自身の発言部分を単純化し・編集者の言葉なども自身の発言部分に入れていったのではないかと感じます。その一方、松井孝典は、自分の発言部分に間違いがないようにという視点から、自身の発言部にのみ修正を加えていったのではないだろうか、と想像するのです。それが、この対談文章を作ったのだろうか、と想像します。
…プロの意見など聞いてみたい、今日この頃です。
2011-04-02[n年前へ]
■ELECOMの折りたたみBluetoothキーボードを買ってみる!?
ELECOMの折りたたみBluetoothキーボード TK-FBP017EBK(iPhone,iPad,iPod touch対応 英字配列 ブラック) が8,189円オフの5,146円配送無料と不思議なほどのディスカウントなお値段になっています。OEM元のOEM元のリュウドのブランドから出されているものでも7800円ということを考えると、まさにお買い得な叩き売り状態です。
というわけで、ひとつ買ってiPhoneと一緒に持ち歩くと、これが実に便利です。スマートフォンのソフトキーボードでは難しい長文文字入力が簡単にできるというメリットはもちろん捨てがたいのですが、いつでもどこでもプログラミング作業ができるようになる、というのも魅力的です。サーバにssh接続して「好みの言語でプログラムを書いて」みたり、VNCやリモートデスクトップで自分のコンピュータに接続しiPhoneを手のひらサイズのWindowsマシンに化けさせてみたり…ということができる…つまり、いつでもどこでも持ち歩くことができるプログラミングマシンに、iPhoneが変身するのです。
スマートフォンの小さな画面の上ででも集中力さえあれば、いつでもどこでも「作りたい」と考えたことを形作ることもできそうです。
2012-04-02[n年前へ]
■「ウォーリーを探し出す」Mathematicaコードが「してること」
「Mathematicaでウォーリーを探せ!」("How do I find Waldo with Mathematica?")が面白かったので、Mathematicaのコードが何をしているかを眺めてみました。
まずは、Mathematicaコードに簡単な注釈を書き加えてみました。それが下のラクガキです(エッジ検出のテンプレートを間違って4x5で描いてしまいました。正しくは4x4です)。
このMathematicaコードは、次のような処理を行います。ウォーリーを見つけるために用いられているのは、「(赤色に対する)横エッジ検出」です。
- 所定のURLから現画像(waldo)を読み込む(Import)
- 現画像(waldo)をRGBそれぞれの画像として分解
- RGB画像から(R-G-B)という演算を行い、赤色の量を示す赤画像(マトリクス)を作成
- 横(水平)エッジ検出用テンプレート(4x4)を作成。テンプレートは上半分=1、下半分=0
- 赤画像の各領域と横(水平)エッジ検出用テンプレート間で”相関”(実際にはベクトル間距離)を算出
- ”相関”画像を閾値をもとに2値化
- ”相関”画像は実際には”距離”を使っているので、「値が小さい方がマッチしている」ので、値を反転(ColorNegate)
- 膨張処理用に円形のカーネルを作成(DiskMatrix)
- 2値化された(マッチするほど値が大きい)”相関”画像を円形カーネルを使って膨張処理(Dilation)
- 非マッチ部は0.5・マッチ部は1.0にサチらせたマスク画像作成(ImageAdd部)
- 原画像(waldo)とマスク画像を乗算し、完成!
ウォーリーを見つけ出すために使われた③④⑤あたりの「(赤色に対する)横エッジ検出」処理が、シンプルだけれどもなかなか上手く動いているようで、とても面白く感じられます。エッジ検出用のテンプレートのサイズも、4x4という大きさは「必要十分」で上手い…と感心させられます。
ところで、このMathematicaコードでは、「赤白の横線部があると、ウォリーでなくともマッチしてしまう」でしょう。もしも、より確実にウォーリーだけを見つけ出そうとしたら、一体どんなコードを書けば良いのでしょうか?(この続きが『「ウォーリーを探す出す」多重解像度解析コードを書いてみる!?』です)