2005-11-04[n年前へ]
■「女性の平均顔」からわかる「生理周期で女の魅力がアップ&ダウン!?」
Tech総研ブログに「女性の平均顔」からわかる「生理周期で女の魅力がアップ&ダウン!?」を書きました。(なかなか男にはわからなくて、色々大変な辺りだとは思いますが)「女性が一番美しい日」と「化粧は女性ホルモンよりも最強だ」という話です。
せっかくなので、ホルモンバランスで移り変わる女性の平均顔のフラッシュを作ってみました。右上のバーがホルモン量を示しています(上が多く、下が少ない)。モーフィングさせるとわかりづらいかもしれません。この周期がわかるようになったら、あなたも女性を眺めるプロフェッショナルかも。
2009-05-10[n年前へ]
■「排卵期の女性は口説き文句に気をとられやすい」
米国スキッドモアカレッジのローゼン博士らは、30人の成人女性を対象に「両耳分離聴検査」という試験を実施した。この検査は、被験者にヘッドホンを装着してもらい、両耳に別の言葉を同時に聞かせたときに、片方の耳に発せられた言葉をどれくらい正確に聞き取れているかを確かめる試験である。
博士らは、被験者の女性を血中ホルモン濃度などから、排卵期付近の女性とそうでない女性に分け、それぞれのグループの女性に対し両耳分離検査を行った。そして、片方の耳には、特に感情を刺激しないようなニュートラルな言葉を流し、もう片方の耳には求愛する言葉(つまり口説き文句――「君は美しい」など)を流し、同時に聞いてもらった。その後に、被験者の女性たちに、求愛言葉でない方のニュートラルな言葉を、どれくらい正確に聞き取れたかをテストした。ちなみに声は、どちらの言葉も同一の1人の男性に出してもらっている。
この実験の結果、排卵期の女性は、そうでない女性に比べて、ニュートラルな言葉を正確に聞き取れている割合が少なかったという。すなわち、排卵期付近の女性ほど、求愛言葉に意識を奪われてしまっている可能性が考えられるのである。
2009-12-17[n年前へ]
■NEWS今昔物語 「女性の魅力」編 (初出2005年3月24日)
5年前のNEWS(未来)を振り返ってみて思うこと
この時、2度と救急車には乗りたくないと書いた。しかし、今年の夏も車に轢かれ、救急車に乗った。やはり、その時に道の上で見上げていた夕焼けはとても綺麗なのが印象的だった。
また、私も「美人の微分方程式」や「帰ってきた「美人フィルタ」で眉毛処理 編」と似たような、ワンデー アキュビュー ディファインや瞳を大きくする美人化処理は今では日常生活に溶け込み、当たり前の商品・技術になっている。
(記事を書いた時の)ひとこと
先日、インフルエンザをこじらせてしまい、初めて患者として救急車に乗った。あんな経験は二度としたくないが、救急車から担架で担ぎ出された瞬間に見上げた青空は、とても綺麗で美しく忘れられない。
解き明かされた「バラの香りの秘密」で「女性は魅力的な顔」になる!?
2月24日、曽田香料は「バラの香り」の鍵となる成分を発見したと発表した。「花の中の花」のバラ特有の「ゴージャスで、瑞々しく広がる香り」はこれまで秘密のベールに覆われていたという。しかし、今回の研究結果により、バラの香りの秘密もようやく解き明かされ、その技術を応用した香水が今春にも発売されるという。
そういえば、去年10月には、バラの香り(ローズ香気)を嗅いでいると、男性ホルモン(テストステロン)や女性ホルモン(エストラジオール)のバランスが適正化され、女性の表情が(男性から見て)魅力的になる、というカネボウと奈良教育大学の福井一助教授による研究も報告されている。ホルモンバランスと男性を手玉にとってみたい女性であれば、このバラの香りの香水は要チェックかもしれない。
女性の「肌年齢の5年毎の大ジャンプ」と「28才の曲がり角」
3月10日、結果を発表した。その">調査結果(PDF)を眺めてみると、「肌の変化(老化)を感じた年齢」などは25・28・30・35・40・45・50に明らかなピークがあることがわかる。「女性の肌年齢」は5年毎の大ジャンプがあって、しかも「28才に曲がり角」があるらしい?
(末尾が5や0の)切りが良い年齢で老化を感じる人が多い(そんな数字は書きやすいし)のは、納得できるような気もするが、28才というのは一体なぜなんだろう? と思ったら、今年の1月にも「お肌の曲がり角」の実感年齢は27.5才だ、という調査結果を報告していた(詳細PDF:http://www.kanebo-cosmetics.co.jp/company/news/pdf/050113.pdf">)。何でも、女性にとってはストレスや生活スタイルの変化が28歳前後が一番激しい、ということらしい。なるほど、それは確かに(お肌にとっても)大変そうだ。 …だけど、28才なんて、まだまだとても若いと思ったりもするんだけれども。
「裁判で訴えられた巨大シリコンバスト」が「競売で1万7千ドル!!」
2月末から競売のeBayに出品されていた豊胸用のシリコンパックが、一週間後に1万7千ドルで落札された。なんと日本円にして180万円近くのスゴイ値段である…!? もちろん、これはただの使い古しの豊胸パックではなくて、1998年に男性から「(その巨乳で顔を叩かれたせいで)むち打ち症になってしまった」と裁判で訴えられたこともあるという伝説の「巨大シリコンバスト(の陰の立役者)」だという。
Tawny Peaksさんの胸に埋め込まれていたシリコンパックは一個あたりの重さが900gほどだというが、…それは確かに「凶器」と言えるかも。
「美人になるコンタクトレンズ」発売
2月24日、ジョンソン・エンド・ジョンソンが黒目をくっきり大きく見せるコンタクトレンズ ワンデー アキュビュー ディファインを発売開始した。このコンタクトレンズは、縁部分に黒い(ウソっこ)黒目が描かれていて、コンタクトを装着した途端に黒目がちの瞳美人に大変身してしまう、という。確かに、通常のコンタクトレンズを装着した場合と比べると、このコンタクトを付けていると確かに美人に見えるようだ(化粧をする女性なら、きっと美人の秘密は">黒目の大きさとまつげの濃さがにあるというのは、常識なのだろう)。普段コンタクトレンズをつけている女性(男性も?)なら、試しにこんな美人コンタクトで黒目がち美女(美男子)に変身してみるのも面白いかも。
2010-02-11[n年前へ]
■「女性の平均顔」からわかる「生理周期で女の魅力がアップ&ダウン!?」 (初出:2005年11月03日)
「ホルモン量で女性の魅力がわかる (Hormone levels predict attractiveness of women)」という記事がnewscientist.comに掲載された。英国の聖アンドリュー大学の研究者たちが、18歳から25歳までの59人の女性たちの素顔を6週間にわたり撮影し続け、それと同時にホルモン量も計り続けた。そして、撮影された女性たちの顔写真を、同じく18歳から25歳までの男女29人に見せ、「魅力」「健康らしさ」「女性らしさ」という観点からそれらの顔写真を評価させた結果、「女性ホルモンの一つであるエストロゲンの量が多いほど魅力がある」と評価されたという。
エストロゲンの量は女性の排卵日辺りに多くなる。つまり、女性たちは(生理周期の中で)排卵日辺りに魅力が最大レベルまでアップし、その後ちょっと魅力が下がる…というわけだ。
その時期が、一番妊娠する可能性が高いということを考えると、(生物が生き残っていくためには)至極当然の現象なのかもしれない。それにしても、興味深い話だ。妊娠しやすい時期に女性は魅力的になり、その魅力に男性が惹きつけれられ、そしてこどもが生まれ種が保存されるというプロセスになっているのだろうか?生物のシステムの制御は実によくできているのか何なのか…実に面白い話だ。
そこで、ためしに、研究者たちが作った、エストロゲンの量が最大レベルの(つまりは排卵日近くの)女性たちの平均顔と、エストロゲンの量が最小レベルの日の女性たちの平均顔を時系列的に(往復)モーフィングさせた動画を作ってみた(下に張り付けた動画)。この動画を眺めていると、確かにエストロゲンでパワーアップされた女性顔の方がなんだか柔らかい感じに見える。
月が29.53日周期で姿を変えるように、その周期とほぼ同じ周期で、女性の顔がその姿を変えている、というのは何だか神秘的で不思議だ。