2009-12-17[n年前へ]
■とても気になる文芸雑誌の「yom yom」
文芸雑誌の「yom yom (ヨムヨム) 」には、私が好きでとても読みたい作家たちの名前が並んでいる。だから、いつも買おうかどうか悩む。そして、手に取り頁を少しめくってみる。
カバンに一冊入れておけば、いつでもどこでも読書を楽しめる文庫本。新しい雑誌「yom yom」は、手軽な文庫で読書に親しんでいる読者に向けた、「読む」楽しみをもっと拡げるための〈ヨムヨム雑誌〉です。バックナンバーも気になるものばかりで、一通り揃えて読んでみたくなる。
「yom yom」はエッセイや紀行文、ブックガイド、インタビューはもちろん、小説も読み切りですので、最初から最後までまるごと一冊、毎号すべて楽しむことが出来ます。お好きなところから頁を開いてみて下さい。けれど、お気に入りばかり集めてあるものなのに、これが不思議と本屋でなかなか買えないことが多い。
好きなものばかりが集まっていると、逆に自分が読みたいものが見えなく・見つけにくくなってしまったりするものなのかもしれない。あるいは、豪華なパフェを前にすると、自分が何を食べたいのがわからなくなってしまうのと似ているのかもしれない。
文芸雑誌「yom yom」は、私にとっては(かつての)読売ジャイアンツみたいなものなのかもしれない。豪華すぎて、ひとりひとりが見えなくなってしまっているのだろうか。