2004-01-07[n年前へ]
■フラクタルキューブの中身を見てみよう。
「酸化チタン系の微粒子を混ぜたエポキシ樹脂で、細部の構造と全体の構造が相似形になっているフラクタル構造の立方体はで穴は正方形のものを作ると、8GHzの電磁波は反射も透過もしなくなり中心部の空洞にたまり続け、照射を止めても1千万分の1秒間は内部に残っていた」というasahi.comの記事。
で、ここに貼り付けた画像は中村健蔵氏の「Mathematicaで絵を描こう」 東京電機大学出版局に収録のMathematicaが描くフラクタルキューブ。フラクタルキューブのの外側と内側。フラクタルキューブの中身を見てみたい人はじっくり眺めてみるのだ。
ここら辺の話に、興味のある方は、形の科学会のメインテーマが「機能と形:かたちが生み出す新しい世界」で、"フラクタルキューブで電磁波閉じ込め"もメインテーマにピッタリな話題の一つ、という形の科学会シンポジウムも楽しめるかも。 from jp-mathusers.org
2009-06-14[n年前へ]
■「第31回Mathematica公開講座」開催
東京電機大学(学長 古田勝久)では2009年7月4日(土)に神田キャンパス7号館9階コンピュータ教室において 「第31回Mathematica公開講座」を開催いたします.
2009-07-04[n年前へ]
■ぼくらの未来に会いに行く。
「鉄腕アトム」のポスターを東京駅で見かけ、それがとても魅力的に思われて、ずっと気になっていました。
今日、東京電機大学で開催されたワークショップで、Mathematicaの実践例を紹介してきました。その帰りに、大学の前を歩いていると、そのポスターがショーケースの中に 張られていました。ずっと気になっていた鉄腕アトムのポスターが、東京電機大学 "PROJECT:ATOM" の宣伝ポスターだったということを、ようやく認識したのです。
ポスターの「夢じゃない未来」と短く書かれた言葉を眺めながら、設定上2003年に生まれたはずの鉄腕アトムは2009年からすれば過去に立っているのだろうか?などと考えながら、ショーケースの中に張られたポスターの前でしばらく佇んでしまいました。
ポスターが飾られていたショーケースのガラスには、その周りの景色が写り混んでいました。そんな、今この瞬間の街並みと、鉄腕アトムが立つ未来風の景色が重なり合った風景は、不思議なくらい幻想的な景色だったように思います。
その時、ふと、確かにこれは「夢じゃない未来」の景色なのかもしれないと感じました。ガラスに写るキャンバスや周りのビルの中、そして往来を歩く人たちが、未来を作っていくさまを見たような気分になったのです。
2012-11-03[n年前へ]
■TRANS ARTS TOKYOの感動的に面白かったもの
取り壊しが近い、神田の(元)東京電機大学で開催されているTRANS ARTS TOKYOを観に行きました。上は17階・下は地下2階まで、文字では全然書けないような色々なものがありました。
9Fでは、いしいこうた(ら)の展示では驚愕すると同時に爆笑し(この実世界コンピューティングの実装は最高で、一種の逆チューリング・テストじゃないか!とすら思わされました)、乙幡啓子さんの「妄想工作」に(そのセンスに)師と仰ぎたくなり、(何階だったか記憶が定かでないけれど)壁に投影されたスクリーンの中で、グラビアイドル?と楽しげにたわむれる半裸のオトコには何だか少し感動し、「3分間のインスタントなワタシの恋のビデオ」は画面の前を3分間離れる気になれず、ひたすら黒い雨が降り続ける教室ではちょっと考えさせられて…といった具合です。
500円ポッキリの入場料で、新鮮な…つまり自分が想像しえない・わけがわからないものを見る・得ることができるのは、限りなく楽しく・面白いものですね。