hirax.net::Keywords::「立体動画」のブログ



2010-12-14[n年前へ]

「iPhoneを3D化するキット」の立体画像(動画)  share on Tumblr 

 「iPhone4を3D化するキット」を(嬉しいことに)手に入れることができたので、その「飛び出し具合い」「3D具合い」を(ボケボケですが)ケータイのカメラでビデオ撮影してみました。それが下の動画です。小さな小さなバニーウサギが立体的に見えています。技術自体は遥か昔からあるものですが、それを使いこなすということは、とても楽しげで・気持ち良さげに思われます。


 このキットは、「iPhone4を3D化するキット」と名付けられてはいますが、それは普通のレンチキュラーレンズです。提供されている画像変換プログラムにも、特にデバイス依存の部分はありませんから、iPhone4ユーザーに限らずとも、色々と楽しんでみることができるだろう、と思います。

2010-12-27[n年前へ]

飛行機の下の景色を「微速度動画」で立体的に眺める  share on Tumblr 

 飛行機に乗ると、窓の下に浮かぶ雲や島や街をずっと眺めてしまいます。誰かがどこかで撮影した、そんな瞬間を思い出させる動画を眺めました。それが、下に貼付けた動画です。飛行機に乗りながら撮った何枚もの写真を集めて作った動画のようです。

 こんな動画を眺める時には、プルフリッヒ効果を活用して立体的な映像として眺めたくなります。プルフリッヒ効果は、輝度による知覚の時間差により、動画中の横方向に移動する物体が(その動く方向にしたがって)近くに感じられたり・遠くに感じられたりするという現象です。

 下の動画を右目だけサングラスをかけた状態で眺めると、飛行機の翼の下にある景色が、とても立体的に見えてきます。できれば、ディスプレイを斜めに傾けて、暗い部屋で動画を全画面表示で眺めてみたりすると、ディスプレイの下に、雲や山や街が凹凸を持って浮かび上がってきます。

2011-02-02[n年前へ]

3Dアダルトビデオの「モザイク処理」のナゾ!?  share on Tumblr 

 少し前、技術系サイトの老舗「Fast&First」の掲示板で、立体テレビがこれからどうなっていくか、ということについて書かれていました。

 新しいテクノロジーを動かす駆動力の大きなもののひとつが、「エロ」です。過去の「立体」ブームの際もそうだったように、三度目の正直の今回でも、やはり立体動画の主要コンテンツのひとつがアダルトビデオであるに違いありません。

 ところで、「モザイク処理」がかかった3D AVというものはあるのでしょうか。・・・もしも、あるとしたら、立体AVの中の「モザイク処理」はどのようにかけられるのでしょうか?

 立体動画に単純にモザイクをかけてしまったとしたら、女優や男優の体の真ん中へんに、奇妙に薄っぺらい「平面モザイク」が突き刺さったように見えてしまうように思えます。・・・かといって、モザイクを立体的に見えるような処理をかけたとして、・・・下腹部を不自然極まりない人工的なレゴブロックが覆うような具合になってしまいそうで、それもまた変な映像に見えてしまうような気がします。二次元の映像世界でも、「モザイク」というものは不自然極まりないものですが、それが三次元の世界になると、さらに不自然に感じられてしまいそうな気もします。

 3Dアダルトビデオの「モザイク処理」は「ある」のでしょうか、それとも「ない」のでしょうか? 「ある」としたら、それはどんな風なものなのでしょう?

2011-02-03[n年前へ]

「未来の3次元AVのモザイク」が満たすべき不等式  share on Tumblr 

 3Dアダルトビデオの「モザイク処理」のナゾ!?で、こう書きました。

 立体動画に単純にモザイクをかけてしまったとしたら、女優や男優の体の真ん中へんに、奇妙に薄っぺらい「平面モザイク」が突き刺さったように見えてしまうように思えます。・・・かといって、モザイクを立体的に見えるような処理をかけたとして、・・・下腹部を不自然極まりない人工的なレゴブロックが覆うような具合になってしまいそうで、それもまた変な映像に見えてしまうような気がします。
 二次元の映像世界でも、「モザイク」というものは不自然極まりないものですが、それが三次元の世界になると、さらに不自然に感じられてしまいそうな気もします。
 この疑問は、「3Dモザイクのシュールリアル性への期待」を読み、解消したのです。なるほど、画面に映し出される実際のものたちの遥か手前に「モザイク平面」が映し出される、ということなのでしょうか。
 (全略)アナグリフ式の3Dエロはいくらか観た。基本的には、(モザイクは)手前に平面式なんだけど、「女優や男優の体の真ん中へん」にはなく、それら全体の手前ですね、だから突き刺さってはないです。

 しかし、そうなれば、さらなる未来の世界のモザイク処理がどうなっているのだろう?と考えてしまいます。未来には「画面を眺める人の動きに合わせて、その人の(各)視点から眺めた画像が映し出される」というのが普通になっているに違いない、と思います。左に少し動けば、少し左から見た映像が見えるだろうし、少し右に動けば、右から眺めた映像を見ることができるようになっているように思えます。

 だとすると、モノリスのように画面の手前に浮かぶモザイク平面が存在したりすれば、そのモザイク平面を見たAVサルたちは、必ずしや左や右に動き、そのモザイクの向こうを眺めようとするに違いないのです。

 逆に言えば、「二次元AVのモザイクが隠す範囲」を必ず隠そうとするならば、未来の多視差保証型三次元AVでは「より広いモザイク」にしてやらなければ、隠さなければならない領域が見えてしまう、というわけです。

 つまり、「3次元AVのモザイクの大きさ≧2次元AVのモザイクの大きさ+多視差により覗くことができる大きさ」という、「未来の3次元AVのモザイク」が満たすべき不等式が存在するに違いないのです。

 「より自然」を追求していくだろう映像技術は、「不自然な存在のモザイク」とどのように折り合いをつけて行くのでしょう? 未来の3次元AVのモザイクは、一体どんな姿をしているのでしょうか?

2015-11-27[n年前へ]

Ricoh ThetaSで全天周/HDR/立体動画の撮影に挑戦してみる その1  share on Tumblr 

 周囲360度、もう少し正確に言えば立体角にして約4πステララジアンの全天周を撮影することができるRICOH RICOH THETA S の撮影動画を、よりリアルに拡張してみたくなりました。そこで、「HDR(High Dynamic Range)」「立体(奥行き)」という2つの軸、つまり、明るさの幅と階調性および3次元的な距離感を、複数のThetaSを組み合わせて撮影する実験を始めました。

 本来、ThetaSは2台の魚眼撮影を表裏にコンパクトに組み合わせることで、全天周撮影を可能にしているところに特徴(および特長)があります。それに対して、HDR撮影や立体撮影を行いたい場合は、役割が異なる複数のカメラを概略球面状に配置するような構成にしたくなります。そのため、多数のThetaSを組み合わせて全天周/HDR/立体動画を撮影しようとすると、「非常にバランスが悪い」構成になってしまいそうです。そこで、今回は、最小限のRicoh ThetaS2台をコンパクトに使い、全天周/HDR/立体動画の撮影に挑戦してみることにしました。

 使うシステムは、右画像のように2台のThetaSを配置した機材です。ひとつは2台のThetaSを3脚上に鉛直に配置したもので、もうひとつは水平に配置したものです。このような配置にした上で、HDR撮影を行いたい場合には、各ThetaSの露出条件を変えつつ動画撮影を行い、異なる2種の露出による動画を組み合わせてHDR全天周動画を撮影します。また、それぞれのカメラから撮影された画像の「視差」から、奥行き情報(距離マップ)を作成することで、3次元情報も持った全天周動画を作りだそう、という狙いです。

 鉛直配置と水平配置の違いは、次のようになります。

  • 水平配置:正面(前方)および背面(後方)に対しては、各カメラで撮影された映像をそのまま左右の目用の画像として用いれば、自然な立体動画を撮影することができます。ただし、(左右にカメラが配置されているため)左右方向には他カメラが写っていて、全天周撮影が一部阻害されているというデメリットがあります。また、左右カメラから視差(距離)情報を得ることができるのは、正面・上面・下面・背面を”黄道”状にとりまく領域で、左右方向には距離を(理想的な場合ですら)得られない方向があります。また、HDR撮影する時には、左右カメラが担うべき露出役割には、特に必然性はありません。ひとことで言うと、「前後方向には(HDR撮影を行わなければ)安易に立体視ができる」システムです。
  • 鉛直配置:鉛直上下に配置することで、上部カメラには全く「他カメラにより遮蔽される領域(ケラレ)」はありません。また、景色というものは一般的に、上部と下部で明るさが大きく異なっているのが普通です。たとえば、星空と街の夜風景、あるいは、明るく輝く太陽や雲と、木陰に隠れた暗い領域…つまり、この構成では上部カメラと下部カメラの露出条件には必然性が生まれます。また、上下部カメラから直接立体視をすることはできませんが、鉛直方向2台のカメラの視差から距離情報を得ることができる方向は、水平方向360度の領域です。距離情報を知りたいのは、周囲水平方向に近いところにある物体であることも多いですし、「頭上方向には無限遠の距離に空があり、足下には地平線まで続く地面がある」という仮定を用いたりすることができます。こちらの構成をひとことでいうと、「変態的構成だけれども、最小限の構成で最大の効果を得ようとする(けれど頭でっかちの計画っぽい)システム」です。

「水平配置のステレオ撮影例(平行法)」

「鉛直配置のHDR/全天周/3Dキャプチャ例(平行法)」

 というわけで、これらの機材を11月の満月の時期、タイのスコータイ・チェンマイ・バンコクに持ち込んで、遺跡やお祭りや街風景を撮影してみることにしました。(続く)



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