2006-04-06[n年前へ]
■MMR「キバヤシ隊長のモデル」と「都立高校の学生」 
あけてくれ-おれカネゴンの「算数できんのやっぱり気にしすぎとや」日記経由で、「都立校の統計学」を読む。
逃亡学生の追跡に明け暮れる教授生活を○年間重ねるうちに、私はひとつの統計学的事実に到達した。すなわち、逃げるヤツはほとんどすべて都立校出身の学生だということだ。
一回りしたエリート意識。あるいは夢を喪失した人間の韜晦だろうか?たかだか90分の授業時間を我慢して座っていられない生来の懶惰。そのくせ、出席だけは確保しておこうとする小ずるさ。敵前逃亡を卑怯と考えず、痛快事であるかのごとくに装う腹黒さ。
Wikipediaの都立武蔵高校の項を眺めると、著名な卒業生たちが載っている。MMRの主人公「キバヤシ隊長」のモデルとなった漫画原作者・小説家の亜樹 直も卒業生の一人だ。あぁ、確かにそういう感じの雰囲気だ。
結局、いつも都立出身の、惰弱な人々が集まる内弁慶なテーブルに身を寄せてきたわけです。 なぜでしょうね。 この謎は、簡単には解けそうもないな。
キバヤシ隊長ならその謎を解いてくれるだろうか。私のほんの少し先輩だったキバヤシなら、「なんてことだ!」「そうか!」「そういうことだったのか!」「そうだんだー!」とその謎を解いてくれるのだろうか。それとも、人生の謎として、せっかくのミステリは自分自身で考えてみる方が面白いのだろうか。■Powered
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