hirax.net::Keywords::「シャッター」のブログ



2003-08-04[n年前へ]

今日見た景色 

 p@hirax.netに、昨日は「喫茶店にてココアを飲みながら眺めた窓の飾りのペリエ」、そして今日は「大学の構内で見かけた咲きかけの…」が届いています。喫茶店の窓際でペリエの瓶に入った花に向けてシャッターを切る人がいれば、大学の中の蕾に向けてカメラを向ける人もいます。そして、きっと同じ頃会社の駐車場で散りゆくタンポポにカメラを向けている人もいます。視線を、あるいはカメラのレンズを誰かが何かに向けています。

 今日も明日も「今日見た景色」を募集しています。いつもと同じくp@hirax.net宛に今日見た景色を添付して送って頂けたら、と思います。これじゃぁ、つまらないかな?とあなたが思うような景色でも、少なくとも私はあなたが今日眺めたそんな景色を眺めてみたいと思います。あなたの視点から色んな景色を眺めてみたい、と思います。

2003-08-05[n年前へ]

朝見た草と、夜の花火と 

 朝、草に埋もれている木の葉を眺める。少し考え事をして、ふと気づくと、その木の葉がいつの間にか黄色い蝶になっている。そして、カメラのシャッターを押した次の瞬間に蝶はひらひらと何処かへ飛んでいった。少しばかり、不思議な景色だ。

 夜は会社の駐車場を出ると、山隣の診療所で花火が打ち上げられている。霧の中の花火はそれはとても綺麗だ。近くを歩いていた人は、携帯電話でそんな景色を誰かに伝えている。確かに、誰かにこんな景色を見せてみたいと思うだろうな。

朝見た草と、夜の花火と朝見た草と、夜の花火と朝見た草と、夜の花火と






2003-10-02[n年前へ]

時間の流れは「一方通行」 

 昨日今日と街中へ食事をとりに行く時、交通標識に向けてたくさんシャッターを切った。
 といっても、ほとんどは一方通行の標識だ。こんなに一方通行があると、下手に迷い込んだりするととても大変なんじゃなかろうか、と思ったりする。そんな風に思ったりもするし、その一方で一方通行に制限されていたりする方が迷わなかったりするもんだろうか、とも思ったりする。さらに、それはなんだか時間の流れと似ているような気もする。
 そんな風に街を眺めながら思ったのだけれど、それはとりあえず日本酒とビールとカクテルで酔ってる頭の妄想かもしれません…。というわけで、今日はここまでにしとうございます。

時間の流れは「一方通行」時間の流れは「一方通行」時間の流れは「一方通行」時間の流れは「一方通行」時間の流れは「一方通行」時間の流れは「一方通行」時間の流れは「一方通行」






2003-12-31[n年前へ]

To be continued. 

 これが、2003年に私が眺めた「今日見た景色」 今日見た景色を見ながら、前に書いものをただコピー。

 『昨年の二月頃から、ほとんど毎日、その日眺めた景色を写真を撮ってきました。といっても、ポケットに入れたデジカメでとりあえず目の前のものをファインダーの中に入れて、シャッターを押してきただけです。ただ、ボーっと「今日」眺めた目の前の景色をデジカメで撮り続けてみたわけです。そんな写真の一部を並べてみたのが、このコンタクトプリントです。

だから、この写真はどれもみんな「今日見た景色」です。

どれも「今日見た景色」ではあるのですけど、今眺めてみるとどれも「昨日見た景色」になってしまいました。昨日の"News"が「新しいこと」でなくなってしまっているのと同じです。いつも、「今日」という日を過ごしているはずなのに、その日見た景色が「今日見た景色」でなくなっていくのは少し不思議なことです。とはえ、「昨日見た景色」が「今日見た景色」と違うわけではないし、景色を眺めている私もやっぱり同じ私です。

だから、やっぱりどれも「今日見た景色」だと思うのです。

さて、来年もまた「今日見た景色」に向けて私はシャッターを押し続けると思います。そのファインダーの中に見るだろう「明日見る景色」も、やっぱりその日その日の「今日見た景色」です。

来年の明日見る「今日見た景色」はどんな景色なのでしょうか?ずっと夢見てきたような景色が、そこには見えるのでしょうか。それとも、想像したこともないような景色を私は眺めているのでしょうか』

To be continued.






2004-01-15[n年前へ]

四枚の好きな写真とその理由 

 デスクトップを整理していると、いつか作った英会話学校の宿題が出てきた。「自分の撮った写真の中から四枚好きな写真を選んで、その理由を説明して」という課題で作ったものだ。捨てる前に、その四枚の写真をここに貼り付けておこう。

 一枚目。大学の頃、京都の黒谷寺で撮った写真。好きな理由は、木に結びつけられている「おみくじ」には「誰かが選ばなかった未来」が封じ込められているような気がするから。

 次の一枚は、タイでロイクラトンの夜に撮った写真。本当は、空に浮かぶランタンを見に行きたかったのだけれど、残念ながらその時間はなくて、川に浮かぶランタンを見に行った夜に撮った写真。好きな理由は、木に結びつけられた「おみくじ」を好きな理由とやはり少し似ている。 …誰かが川に流して、水面を流れて行くランタンには一体何が乗っているのだろうか?と気になってしまうところだろうか。それとも、川を流れていくランタンと、道の上を流れていく人がとても似て見えるところだろうか。

 そして、最後の写真は沼津港で撮った写真。まるで、道のない海の上を歩いている人がいるのだけれど、あの人には海の下の道が見えているのだろうか?と思いながらシャッターを押してみたそんな写真。

 宿題は四枚の写真だったけれど、四枚目を貼り付けるにはここはあまりにも狭すぎるから、とりあえず三枚の写真をここに貼り付けておくことにしよう。というわけで、今日見た景色は「いつか見た景色」最初の一枚は銀塩カメラで、あと二枚はデジタルカメラで撮った写真。十年くらいの時間をおいて、撮った写真。

四枚の好きな写真とその理由四枚の好きな写真とその理由四枚の好きな写真とその理由








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