hirax.net::Keywords::「プロセス」のブログ



2006-11-10[n年前へ]

「BINARY HACKS ハッカー秘伝のテクニック100選」 

Title 「BINARY HACKS ハッカー秘伝のテクニック100選」を読んだ。名うてのハッカーたちが解説する「ハッカー秘伝のテクニック」を読むなんて猫に小判…としか思えなかった。しかし、読んでみると「あぁ、そういえばこんなことに頭を使ったこともあったっけ…」と振り返りつつ付箋紙を貼り付けたページも多く、意外なことにとても面白く楽しめた。何だか読んでいるうちに、どうして動いているのかもよくわからないコンピュータ・プログラムの世界が、保育園や幼稚園の床の上に積み重ねられた原色の「積み木おもちゃ」みたいに思える一瞬がある。そんなカラフルで単純な積み木を手につかんで、ふと遊んでみたくなる。

 HACK#64 「実行中のプロセスのパス名をチェックする」を読んだとき、このことで悩んで、ここで質問した時もあったなぁと思い出した。あの時は結局、川合史朗さんに解決策を教えて頂いたのだった。その川合史朗さんが、「本書に寄せて」を書いている。ハッカーなんかじゃなくて、こんなことに当てはまりそうな人なら、…つまりとても普通の人こそ結構楽しめるのかもしれない。

子供の頃、粗大ごみ置き場に捨てられたテレビを見つけて、ほこりだらけの裏蓋を外してみたことはなかっただろうか。

2007-09-23[n年前へ]

「前へ」進む人類 

 早朝に起きて、コントローラを作り、アクションを数個書く。夕方、mongrelをさらに8プロセス投げる。

 外へ外へと向かっていくそういうエネルギーがなかったら、
 mongrelを投げてから、route.rbを眺めると、そのroutingは"私の線路は私が描く"というように見える文字列になっている。
 人類はいまだに洞窟の中で暮らしてたんだろうか。

2007-10-30[n年前へ]

"Rail is draw" 

 一月くらい前の日曜日、テキトーにRailsでコントローラを一個作って、mongrelプロセスを投げた。当初は、コントローラ名が"rails"だったというくらい、何の考えもなく作った。それが、ラクガキ画像検索&画像処理をする"rails"コントローラだ。

 mongrelプロセスを投げる前に、「いくらなんでも"rails"という名前をテキトーに使うのは上手くないな」と思い、名前を"railis"と変えた。変えたといっても、やはり何の考えもなく、キーボードの"i"を押して"rails"に"i"を挿入しただけだ。虚数の"i"、虚実の「虚」を混ぜ、エイチ・アイ・ジェイ…の「アイ」、その時読んでいたRubyの教科書に従って言うなら、ほんの少しの「愛」を混ぜた。

 mongrelを投げてから、ふとroute.rbを眺めると、"Rail is draw"というURLになっている。それは、まるで"私が進む線路は私が描く"というように見える文字列だ。「描いたイメージに自分がなれる…」というWEBアプリに、何だかとても似合う文字列になっている。偶然というのは、面白く楽しい。

2009-09-15[n年前へ]

「みんな悩んで大きくなった」はいいけれど 

 橋本治の「人はなぜ「美しい」がわかるのか (ちくま新書) 」の『「成長」が無意味になってしまった後で登場するもの』から。

 「孤独」を発見した近代は、これを「なんとかなる」の前のプロセスとして位置付けたのです。
 ところが、この単純明快な基本原則は、あるところで壁にぶつかります。
 「みんな悩んで大きくなった」はいいけれども、「お前も挫けずに頑張れよ」路線で大人になった青年達が、ろくなオヤジになれなかった-ならなかったというだけのことです。

2009-09-17[n年前へ]

材料、装置、そしてプロセスの設計は文章では行えません。 

 「数学で学ぶ化学工学11話

 材料、装置、そしてプロセスの設計は文章では行えません。数学が強力な武器となります。



■Powered by yagm.net