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2004-01-29[n年前へ]

11ぴきのネコ 

 演劇に興味を持ったのは、少し前。少し、と言ってもそれは二十年近く前のこと。春休み近くの高校で、演劇部が上演していた井上ひさしの「11ぴきのネコ」を見て、とても感動したのが演劇に興味を持つきっかけだったと思う。 いつも、合唱部やブラスバンド部の音楽に負けないくらい大きく、いつも屋上から「あめんぼ赤いな…」という声を響かせていた演劇部の上演会を観に行ったのだった。

北の空の大きな星あの星の下には幸せな場所がある
そんな場所を11ぴきのネコが探しに行って…幸せな場所を見つけたその後は…、という話を見ていて、少し、いや正直に言えば、とても感動して少し泣きそうになったのだった。

 その演劇部を(次の年に)率いていたのが、今ではGaucheの作者としても有名な川合さんだった。だから、私はGaucheという文字を見るたびに、あるいはSchemeという文字を見るたびに、高校時代に校舎の中で見た「11ぴきのネコ」を思い出して、なんだか少し切なくなってしまう。Gaucheという音を聞くと、一人何処かへ旅立った「11匹目のネコ」の姿が何故か目に浮かんでしまう。

2004-02-11[n年前へ]

期待に添える範囲で 

 そういえば、先週だったかラジオの番組のインタビューを受けた。が、いつものことだが、「こんなヤツのハズだ」という期待に添えているかどうかを考えると、逃げ出したくなる。いつだったか、ワイドショーのスタッフから電話がかかってきたときも、凄かった。あぁ、きっと私の部屋はビデオやPCでイッパイと思われてるんだろうな、と思うような感じだった。

 凄いと言えば、何年も前に工学社の「おもしろ実験サイトオールガイド」という本のための座談会に出た時も凄かった。(休出から直行で)「西武池袋駅前で集合」という、これも何ともイヤンな待ち合わせ方法だったが、「-西武池袋駅前-だなんてそんな大雑把な待ち合わせ方法で本当に落ち合えるのだろうか?」なんて当然起きる疑問も大間違いだったことがその場に行ってすぐ判った。「あぁ、今日のメンツはこの人達だろうな。いや、絶対この人達に違いないよなぁ」と断言できるような人達が集まっていたからだ。そして、「私もこの中の一人なんだなぁ…なじんでないよなぁ、いやそれともなじんでいるのかなぁ…うーん、一体どちらが良いのかなぁ…?」と考えだすと、これまた何ともイヤンな気持ちになったのだった(その気持ちは談話室「滝沢」の入り口でイラスト用の顔写真を撮られる段でピークを迎えたのだけれど)。

 まぁ、期待に添える範囲で適当に。「よっぽどおっぱいが好きな人なんだろう(by れいこさん@はてな)」と会う前には思われ、知り合った後には「とてもおだやかな雰囲気を持つ大人の人」に印象が変わってしまった私だけれども、期待に添える範囲で適当に…。ということで、次のできるかな?は「帰ってきたオッパイ星人の力学 アダルトビデオ鑑賞 編(仮題)」だぁ。ワイン飲みながら、動画ブロックマッチングソフトも作ったし、サンプルビデオも落としてきたし、科学の力で「オッパイ星人の力学 アダルトビデオ鑑賞三昧!? 編(仮題)」だぁ。(本当に、おだやかな雰囲気を持つ大人の人…?)



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