2012-06-12[n年前へ]
■続 2012年 第4回 AKB総選挙の得票数を調査せよ!?
『作為(人工的メカニズム)がある!?「2012年 第4回 AKB総選挙の得数」』のデータが不思議でたまらなかったので、いくつか解析作業を行ってみました。
まずは、得票数の”全体”に対して、冪乗(べきじょう)則のフィッティングを行ってみます。すると、全体的には冪乗(べきじょう)則に沿っているけれども、『2~5位・12~15位くらいに妙なズレがある』という結果になります。
しかし、解析はしたものの、得票数が少ない方にズレていると、何だか少し「上手くない」と感じます。なぜかというと、「ファンの力でがんばって得票数を増やす」ことはできても、そのパワーが何らかの特定条件下で起こることはあったとしても、「得票数を減らす」という結果を引き起こすメカニズムは想像できず、不自然に思えるからです。
そこで、次にしてみたのは、「20位以降に冪乗(べきじょう)則を適用し、そこから得られた”自然な得票数”からの「残差」を眺める」ということです。その結果を眺めてみると、残差は「得票数のプラス」のみとなりました。
「(選ばれる側の)人は自然な分布を持ち”いくら違いや個々の違いがあるように思えても”(大きく眺めてみれば)結局のところ冪乗則にしたがい」「選ぶ側ができることは投票する(票を増やす)だけ」という条件下で、けれど○位までの人は知名度があるとか、△位までに入れるためのインセンティブが大きいといった、人工的で非連続的な条件が加わっているとき、こんな得票数になったりするのでしょうか? (続く?)
2012-06-14[n年前へ]
■「iOS用Twitterクライアント選抜総選挙投票数分布」を眺めてみる!?
「第2回iOS用Twitterクライアント選抜総選挙投票結果」が出ていました。総選挙の得票数分布のグラフが掲載されていたので眺めてみると、有効投票数756票程度であるにも関わらず、冪(べき)乗則に乗っているようです。
(1,2位あたりが冪乗則よりも少し多いようにも見えますが)