2000-06-12[n年前へ]
2001-06-12[n年前へ]
■WinDVDとMPEG2
WinDVDの操作性が良いので、発表はMPEG2+WinDVDでいくことにする。MPEG2のノイズはMiroMotionJPEG->MPEG2の変換時に発生してそう、ということで未圧縮AVI->MPEG2で15分の動画作成。画質レベルもこれならなんとかOKか、と。
2002-06-12[n年前へ]
■Pentax Auto 110
買ったのが届いた。早速フィルムを買いに行こうっと。で、秘密のプロジェクトX始動だぁっ。(リンク)
2003-06-12[n年前へ]
■きゅるる
毎日(じゃなくても)日記をつけていくと、自分自身の過去を振り返ったり、「ああ、あのときはこうだったなぁ〜」なんて楽しいものです。「きゅるる」はそのあなたの日記を、他の誰かとテーマでリンクしたり、キーワードでリンクしたりします。 そうすると、全く同じ日に、同じようなことを考えているひとが、日本のどこかにいたりして、また、キーワードでつながったりして…という「きゅるる」 「はてな」と同じ京都発。「はてな」+「関心空間」+「さるさる日記」を3で割った感じ。マニア受けしそうにない、「さるさる日記」が足されている、というところがとても良いかもしれない、とふと思った。
■携帯電話がプロポになるラジコンチョロQ
携帯電話のプッシュトーンで操縦できる、という「CHORO MODE(チョロモード)」。アイデアがとても面白い。ただし、結局通信ユニットがいるところが今ひとつと言えば今ひとつか。
■間違いやすい社名
オンキヨー(オーディオメーカー)、キユーピー(マヨネーズで有名)、日本コロムビア(にほんコロンビアと誤読・誤記しそう)、富士写真フイルム、ブリヂストン(タイヤメーカー)、キヤノン(カメラ)というようなメール。そうなんですよねぇ。判りにくいですよねぇ。
あと富士ゼロックスには入社したことはまだないんですよ > ひがらさん。
■Algorithm::PageRank - Calculating PageRank
「Algorithm-PageRank」 A simple implementation of pagerank algorithm exploited by Google.
2004-06-12[n年前へ]
■電車で座る女性のパンツが見える範囲
電車の中で、ミニスカートをはく女性が正面に座った。そんな時に、パンツが見えてしまう幾何配置というものはどうなっているだろうか?そんな「電車の座席にに座る女性のパンチラ」を考察した図と説明文。とはいえ、説明文は韓国語だが、簡単で判りやすい図を見れば、その説明内容は容易に想像することができる。
図だけから想像するに、膝下の長さ及び足を斜めに倒す効果は考慮されていないようだが(このページ以降で論じられている可能性も高いが)、その辺りの「一般化されたパンチら方程式」を女性・男性両者の意見を元に構築して頂きたいところだ。
とりあえず、この本がそもそもどんな本か、そしてこの続きのページがどうなっているかなどの情報を知りたい今日この頃。
from グルぐる検索
■見える範囲のFinite justice
「正義とjusticeの間には、大きな溝が横たわっている。
正義の女神ジャスティスは、目隠しをしている。
予断を禁じ、公平な採決を下すためだが、けれどもその目隠しは、同時に、彼女自身の隠れみのにもなる。
彼女は、人を平気で天秤に乗せ、平気で剣を振り下ろすことができる。彼女は自分の剣が、どんな人の命を奪うことになるのか見ないままでいられる。剣を振り下ろす以外の選択肢がないのかどうか、自分が剣を振るう資格を本当に持っているのかどうか、考えないままでいられる。
しかし、わが国の<正義>の女神は、目隠しをしない。日本の最高裁判所にある「正義」の像は目隠しをしていない。
彼女は、誰を天秤に乗せ、誰に対して剣を振るわなければならないのか、その目をしっかり開いて、一部始終を見届けなければならない - そうする自分自身の顔を、世間に対してさらしものにしながら」 from 白倉伸一郎 「ヒーローと正義」
2005-06-12[n年前へ]
■「やおいの距離感」
「やおいの距離感」
エロゲは「この世界を自分の欲望のままに生きたい」というある意味「健全」な話だが、やおいは「この世界で生きたくない」という話なのだ。 …この違いの根本を突き詰めると…
2006-06-12[n年前へ]
■裾野・茗荷谷・新橋
もうすぐ、ワールドカップ日本戦が始まる…という時間に、"数学大好き少年たちの憧れの先生"小島寛之さんに「最後の質問」をする(質問される方はイヤだろうけれど…)。mixiの画面を眺めてもらいながら「ケインズ理論に打たれてこの道に進んだにもかかわらず…」という、その質問の答を聞きつつ書きなぐったのが二枚目の左下辺り。「オウム事件」「仏教」という言葉がここでシンクロニシティ的に登場していますね。もちろん、村上春樹も登場してます。
年収が低くても、理系に進む人がいるのは何ででしょう?お金とは違う価値観もありますからね。例えば女性にモテるとか。だけど、理系に進んだ方が女性にモテなくなるような…?
2008-06-12[n年前へ]
■自分なりの「年表」を作って眺めて、納得してみよう
『理系サラリーマン 専門家11人に「経済学」を聞く!』で、経済学者の先生方に話を聞く中で、よく歴史を辿りながら話を聞いたように思います。「株式会社」の歴史、「消費」の歴史、「社会」の発展の歴史……色んな歴史を描き辿りました。そこで、単行本を作る時に、世界の社会背景変化や技術発展や文化の歴史などを、自分なりの歴史年表を描きながら眺めなおし、そして、講義の中で聞いた話や経済学者や事件などをその歴史に重ねつつ、読み直してみたのです。その年表を綺麗にしたものが、単行本の末尾にオマケで付けたものです。
自作年表のドラフト版が下の画像で、その一部を拡大してみたものが右の画像になります。「年表」を作りながら、歴史の中で起きた大きなことの多くは、その時代を眺めてみると、どれも何だか当たり前で必然のことなのだなぁ、と今更ながらに感じました。
たとえば、グーテンベルグが活版印刷を「発明」し、聖書が印刷され、プロテスタント系の人たちが印刷機で宣伝ビラを大量に作り、そして、宗教革命が起きていく。そんな歴史の中では、経済活動も科学技術も絵画などの文化も、どれも密接に繋がっていたんだなぁ、などと色んな事象の因果関係をとても自然に納得することができました。
私たちは、因果関係を頼りに納得することが多いように思います。ということは、自分なりの「年表」を作り、その年表を作る過程で因果関係を納得することで、よくわからないこと・苦手なことも理解しやすいのかもしれない、と思ったのでした。
2009-06-12[n年前へ]
■Mathematicaで「オブジェクト指向風」記述
春過ぎの頃、「分光スペクトル・色処理用のMathematica 7.0用ライブラリ」を作りました。そのライブラリを使うと、たとえば、D65光源下で、赤紫色の絵具を重ね塗りしていく際の色変化を CIE Lab 空間のグラフで表示させると、
labPlot[ Map[lab,Table[ transmissionSpector[D65, magentaFilter, d], {d,0,10.0,0.1}] ] ];というようなコードになります。labPlotという名前の関数が一番外側にいて、その内側にMap関数がいて、さらにその引数のひとつにTable関数がいて、その内側にtransmissionSpectorがいて・・・、という風に関数・括弧で外側から包まれているような具合の書き方になります。
こういう書き方をしていると、括弧の対応がわからなくなったり、処理の流れがわからなくなったりしてしまうように感じることがあります。そんな時、気分転換がてら、Mathematicaのコードを「オブジェクト指向風」記述で書き直したりします。どういうことかというと、たとえば、こんな関数を定義してやります。
Light[new]:=Module[ {Spector=D65, self}, self[setSpector,spector_]:=(Spector=spector;self); self[spector]:=Spector; self]すると、
a=Light[new][setSpector, D65][spector][600]というように記述をすることができます。これは、スペクトル属性を持つ「光オブジェクト」をつくり、そのスペクトルをD65光源と同じにし、そのスペクトルの600nm波長の強度をaに代入する、という内容です。最初の例のような、括弧で多重に囲われているのではなく、括弧が連続しているので、括弧の対応や処理手順がわかりやすくなっています。
コードのミソは、「Module内で宣言した(一意に識別できる名前が付けられる)変数self」により、オブジェクトを表現している、というところです。また、selfを返す関数を作ることにより、Light[new][setSpector, D65][spector][600]という風に処理を連ねていくことができるわけです。
もちろん、こういう「オブジェクト指向風」記述をわかりやすく感じる時もあれば、そうでない場合もあるわけで、状況によって、あるいは、その時の気分で好きな風に書く、のが趣味プログラミングとしては一番楽しいような気がします。
2010-06-12[n年前へ]
■ケンシロウ進数とURLエンコーディング
寝ている時に見る夢というのは、その夢を見ている本人にもよくわからないものだ。その夢の脚本を、誰が書いているのかはわからないが、夢の脚荒唐無稽さと飛躍の度合いにはいつも(起きてから)驚かされる。
今日見た夢は、WEBサービス提供会社内で、「ケンシロウ進数」の導入の是非を議論している、という不可思議なものだった。ケンシロウ進数のコンピュータ・アーキテクチャ面から議論し、そしてまた、ケンシロウ進数導入によりURLが長くなることのデメリットを受け入れるか否かについて、真剣に話し合っているのである。何とも、意味不明なストーリーだが、夢の中ではその奇妙奇天烈さに気付かないのが、これまた不思議な点である。
睡眠中に生活経験のごとく生起して目覚めると同時にはかなく消える、一種の幻覚。
新明解国語辞典 「夢」
2011-06-12[n年前へ]
■「巨乳ビジョンLight」が帰ってくる!?
TV番組を観ていると、小森純 がセミヌード写真を撮ったとき「胸の谷間を描いてもらった」という話をしていました。そんなこともあり「やりすぎた乳の影グラビアが多い」という話を面白く読みました。
十年近く前、「陰影」を手がかりにバストの形状認識を行う巨乳ビジョンLightを開発しました。胸の谷間を描く陰影を解析することで、光"Light"で照らされたバストの膨らみを導き出す技術手法です。
最近は、スマートフォン上などで簡単に「デジカメ・プログラミング」をすることができます。巨乳ビジョンLight for iPhoneや、巨乳ビジョンLight for Androidを作ってみるのも面白そうな気がします。
胸の谷間の陰影を見て、その陰影が自然なら巨乳を形作る曲面を出力する。その陰影が不自然で矛盾に満ちていれば、それすなわち「実解」を持たない虚乳というものであるに違いない…と出力する。 そんな「巨乳ビジョンLight」を十年ぶりにiPhone用として近々呼び戻してみようと思います。
2012-06-12[n年前へ]
■続 2012年 第4回 AKB総選挙の得票数を調査せよ!?
『作為(人工的メカニズム)がある!?「2012年 第4回 AKB総選挙の得数」』のデータが不思議でたまらなかったので、いくつか解析作業を行ってみました。
まずは、得票数の”全体”に対して、冪乗(べきじょう)則のフィッティングを行ってみます。すると、全体的には冪乗(べきじょう)則に沿っているけれども、『2~5位・12~15位くらいに妙なズレがある』という結果になります。
しかし、解析はしたものの、得票数が少ない方にズレていると、何だか少し「上手くない」と感じます。なぜかというと、「ファンの力でがんばって得票数を増やす」ことはできても、そのパワーが何らかの特定条件下で起こることはあったとしても、「得票数を減らす」という結果を引き起こすメカニズムは想像できず、不自然に思えるからです。
そこで、次にしてみたのは、「20位以降に冪乗(べきじょう)則を適用し、そこから得られた”自然な得票数”からの「残差」を眺める」ということです。その結果を眺めてみると、残差は「得票数のプラス」のみとなりました。
「(選ばれる側の)人は自然な分布を持ち”いくら違いや個々の違いがあるように思えても”(大きく眺めてみれば)結局のところ冪乗則にしたがい」「選ぶ側ができることは投票する(票を増やす)だけ」という条件下で、けれど○位までの人は知名度があるとか、△位までに入れるためのインセンティブが大きいといった、人工的で非連続的な条件が加わっているとき、こんな得票数になったりするのでしょうか? (続く?)
2013-06-12[n年前へ]
■「リコー短焦点プロジェクタ」による並列合成処理「パノラマ動画」が面白い!
東工大すずかけ台キャンパス(旧 長津田キャンパス)に行くと、横浜みなとみらいのパノラマ夜景が、壁に横に長〜く映し出されていました。リコーの短焦点プロジェクタが3台横に並び、それらが合わさり単一の動画(けれど横に非常に長い)を映し出しています。
(そういえば、Ruby Kaigiでこのプロジェクタが活躍していたらしいな…と思いつつ)尋ねてみると、「プロジェクタは複数だけれども、出力はPC1台だけで行っている」と答えが返ってきました。机の下には段ボール箱があって、そこからディスプレイケーブルが出ていました。…へぇ〜こんな小さな段ボール箱の中に入るようなPCが 、数台のディスプレイに表示を行っているのかぁ…と感心していると、いつの間にかプロジェクタは4台に増え、そして(無闇に横に長い)Windowsデスクロップ画面が映し出され、調整作業が行われていました(普通に動いている状態では、プロジェクタ間の繋ぎ目が視認されることはありません)。
「リコー短焦点プロジェクタ」による並列合成処理「パノラマ動画」…とても面白いですね! (参考:「リコー短焦点プロジェクタ」による並列合成表示のキャリブレーション風景)
2014-06-12[n年前へ]
■論理的にプレゼンする技術 第9版
「論理的にプレゼンする技術」が第9版になりました。
先月、テクニカル・プレゼンを題材にする場で話をさせて頂いた時、一番最後のスライドにはこんな言葉を掲げました。「聴き手にとっての自然を意識することを話したけれど、何より一番大事で失ってはダメなことは、自分にとっての”自然”だ」ということです。
Do what you feel in your heart to be right, for you’ll be criticized anyway.
Eleanor Roosevelt (1884-1962)
そんなこんなで、本屋で見かけることがあれば、あるいはAmazonで眺めた時、(だまされたと思って)ポチッとして頂ければ幸いです。
2016-06-12[n年前へ]
■「ギネスカスケードの挙動を観測・計測してみよう!」のまとめ資料
第57回オープンCAE勉強会@関東(流体など)+門永様特別講演に参加してきました。特別講演の内容は、「ギネスビールの泡下降(ギネスカスケード)について、ピルスナービールとギネスビールにおける泡挙動を編微分ソルバであるOpenFOAMでシミュレーション計算して考察をしてみよう!」「さらに、美味しいビールの注ぎ方を考えてみよう!」というものでした。
今回の勉強会では,門永様をお招きし,OpenFOAMを用いたビールの気泡シミュレーションについて講演を頂くことになりました.ビールの気泡シミュレーションの理論背景や計算結果について幅広く解説頂く予定です.気液混相解析に興味のある人,ビールの好きな人,奮ってのご参加お待ちしています!
何度も一緒にビールを飲みながら、色々な経緯を経てバトンを渡した側として、やはりバックバンド的なサポートプレイヤーとしてサポートしたいよね!と思い、「ギネスカスケードの挙動を観測・計測してみよう!」のまとめ資料を作って、技術発表セッションをしてきました。…ギネスカスケード現象に対して、OpenFOAMを用いて行われた3次元流体・泡連成シミュレーション計算や*、3次元断面的な近赤外線撮影動画を用いたPIV(速度場解析)が行われた…ギネスカスケード現象に対する現象解析としては結構面白い技術報告の場だったのではないか…と勝手に思っていたりします。
* 近日公開されるはずの流体計算プレゼンテーション資料は、とても面白いと思います。(公開されました:続 「ギネスカスケードの挙動を観測・計測してみよう!」のまとめ資料)