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2005-01-07[n年前へ]

「恋人から夫婦への3.3cm」など、人が繋がる・人の距離のニュース 

リクナビNEXT/リクルートの転職サイト Tech総研で「恋人から夫婦への3.3cm」など、他と繋がる・他との距離の三つのニュースが公開されています。『「恋人」から「家族」になりたい相手がいるなら、ほんの3.3cmだけ相手の方へ進んでみると良いのかも』なんていう無責任な感想付き、です。

 「科学と技術と男と女」なんていうコーナー名にはなっていますけれど、私には「男と女の境界線」がよくわかりません…。「男」と「女」の違いって何?「男」と「女」の距離ってどのくらい…? (かつて地球物理学 測地学研究室に属していたわけで、距離とか位置関係とか境界線とかが気になるわけです…)

「夫婦の間の距離」は「一寸 = ちょっと」 

 「恋人から夫婦への3.3cm」というタイトルが、「夫婦の距離は3cm≒一寸」に見えた、というツッコミが。さらに、「だから、夫婦の間の距離は近くて遠い」のかも、という指摘。

 なるほど、確かに「夫婦への距離」は「一寸(ちょっと)」なのかもしれませんね。「一寸(ちょっと)」が近いのか遠いのか…、難しくてよくわかりませんけど、「近くて遠い」っていうようなものなのかもしれませんね。試しに辞書を引いてみると、二つの意味が書いてあります。一つめは「ささやかなわずかなもの」、二つめは「最高級とは言いかねるが、とるに足りないものではない、相当のもの」…。奥が深いですね…。素晴らしいツッコミ&指摘です。どうもありがとうございます。

『一寸』
1 物事がわずかで、大げさでないさま。ささやかな。わずかな。
 例「ちょっとした用件」
2 最高級とは言いかねるが、とるに足りないものではない。かなりの。相当の。
 例 「ちょっとした腕前」

国語大辞典(新装版)小学館 1988

2005-03-18[n年前へ]

女と男の「関係がうまくいってないとき」 

 中村うさぎの「さすらいの女王」から宮台真司の言葉

 自分と世界の関係がうまくいってないと感じた時、女は自分を変えようとし、男は世界を変えようとする
「世界」を「恋人」に入れ替えると…、なるほどそれっぽいかも。では、「仕事」に入れ替えると…、うーんしっくりこないかもしれない。じゃぁ、他の言葉に入れ替えてみると、どんな感じになるだろう。

2005-06-25[n年前へ]

他の誰かが眺めた景色 

 二年近く前に書いた文章をもう一度さらってみます。
 ずっと頭の中に残っている言葉というものがいくつかあります。その一つが、かつてお笑いパソコン日誌で書かれていた

仮に、同じ流星を遠く離れた恋人同士が見ることができたとしても、悲しいことに、たいていは違うところを見ているのである。 それは、同じ場所で同じ映画を見ても、必ず違う部分を見ているのと似ている。われわれは他人とまったく同じものを見ることができない。残念だが。
という言葉です。それから4年経った今でも、私の中に強く残っている言葉です。

 それでも、何処かの誰かが眺めた景色を見てみたい、と思うのです。それは、私には見ることができない、だけど誰かには見ることができる何処かの景色を眺めてみたいからかもしれないし、もしかしたら私が眺めている景色と同じ景色を眺めている人がいるかも、と思ってしまうからかもしれません。もしかしたら、誰かが「いい感じだな」と思った景色を同じように「いい感じかも」と思ってみたいとか、そんな風に思ったりしたのです。

2005-08-14[n年前へ]

恋人を「同性にとられる」「異性にとられる」どちらがマシ? 

 自分の恋人を「他の(自分にとって)同性にとられる」のと「他の(自分にとって)異性にとられる」のとどちらがマシだろうか?「好きな人がいるの」と恋人に振られ、その相手が「異性」なのと「同性」なのとどちらが良いだろうか?つまり、あなたが男性なら、「男に彼女をとられる」のと「女に彼女をとられる」のどちらが良いだろう?あなたが女性なら、「彼が他の女にはしる」のと「彼が男にはしる」のとどちらが良いだろうか?

千本浜 その質問を何人かに聞いてみた結果、女性は全員「(自分にとって)同性にとられる方が良い」という(聞いたのは4人だけだが)。そして、男性は全員「(自分にとって)異性にとられる方が良い」という(こちらも聞いたのは4人だけだが)。なぜか、男と女で意見が完全に分かれた。

 そこで、そう感じる理由を聞いてみると、女性陣は「彼氏が他の女に走っても取り戻せるかもしれないけれど、男に走ったらもう戻ってこないような気がする」とか「彼氏が男に走ったら、私は一体何だったの?という気になる」というような感想を言う。そして、男性陣はと言えば、あまりはっきりとした理由を言わない。なんだか、面白い違いである。



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