2009-11-27[n年前へ]
■理屈より事実の迫力の方が上
渡辺淳一「男と女のいる風景 」から
理屈より事実の迫力の方が上なんです。たとえば野口英世のお母さんが、アメリカにいる英世に充てた手紙に「はやくきてくたされはやくきてくたされ。はやくきてくたされ」(早く帰ってきて下され)ってチビた鉛筆でカタカナとひらがなと感じと全部まぜこぜで繰り返し書いてあるけど、この文章のほうが、本当に帰ってきてほしい、という愛情がわかるんです。読む人が読めば、文章などの技術を超えて、嘘の部分と本当の部分がわかるものなんです。
-ミヤコ蝶々さんとの対談より-
2010-08-03[n年前へ]
■愛情はヒューリスティクス
数年前の今日を眺める、"n年前へ"から、行動経済学 友野典男先生に聞いた、こんな言葉。
Q:「愛情はヒューリスティクスですか…」
友野:「そう。愛情はね、経験則というか、相手を決める手っ取り早い方法ですよ」
Q:「ということは、明らかにメリットやデメリットが計算できるような人だったら、愛情の出番はないのかもしれないんでしょうか?」
友野:「そう。ないかもしれない」
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