2009-11-27[n年前へ]
■理屈より事実の迫力の方が上
渡辺淳一「男と女のいる風景 」から
理屈より事実の迫力の方が上なんです。たとえば野口英世のお母さんが、アメリカにいる英世に充てた手紙に「はやくきてくたされはやくきてくたされ。はやくきてくたされ」(早く帰ってきて下され)ってチビた鉛筆でカタカナとひらがなと感じと全部まぜこぜで繰り返し書いてあるけど、この文章のほうが、本当に帰ってきてほしい、という愛情がわかるんです。読む人が読めば、文章などの技術を超えて、嘘の部分と本当の部分がわかるものなんです。
-ミヤコ蝶々さんとの対談より-
2011-05-06[n年前へ]
■「情報」を聞くときにとるべき「姿勢」
太平洋戦争から第二次大戦後にかけて、…さまざまことを行った瀬島龍三が語る「内外部からの情報に対すべき姿勢」
- ①大局(たいきょく)をつかむ
- ②深く読み、深く聞き、よく叩く
- ③「希望的観測」と「事実」を識別する
2011-05-07[n年前へ]
■「NHKオンデマンド記事(噂記事)への報告」を要約してみる
Fast&First掲示板で「NHKオンデマンドの番組に関する”ウワサ”」を眺めてからしばらくして、そのウワサを「事実」として記事にした電子版DAYS DAYS INTERNATIONALに「NHKオンデマンドについてご報告(5月5日)」というエントリーが書かれていました。
その広河隆一氏による記事内容がわかりにくかったので、書かれている内容を自分なりに整理し・メモしてみました。それが下のスライドです。スライドの左半分が元記事で、右半分が私が記入したメモになります。
記事の要約作業中に感じたことは、「事実」に比べて「伝聞情報」「感覚」「意見」が多いということでした。それらが霜降り肉のように境界なく混じり合っていることが、記事の内容をわかりにくくしているように思われます。
私たちには、「自分が信じたくなること」を「事実」という箱にそのまま入れてしまいたくなるバイアスがあります。そのバイアスを意識しないなら、「ウワサ」と「事実」を識別することは困難になるだろうと思います。それは、貴重な「積み重ねうること」を軽視する”モッタイナイ”姿勢に思われます。
2011-11-23[n年前へ]
■「現実は正解・事実」で「現実に向かえない奴を馬鹿」という。
立川談志の「ことば」から。
現実は正解なんだ。…現実は事実だ。現状を理解、分析してみろ。そこにはきっと、何故そうなったかという原因がある。現状を認識して把握したら、処理すりゃいい。その行動を起こせない奴を、俺の基準で馬鹿という。
立川談志
酒が人間を駄目にするんじゃない。「人間はもともと駄目だ」ということを教えてくれるものだ。
立川談志
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