2009-11-27[n年前へ]
■理屈より事実の迫力の方が上
渡辺淳一「男と女のいる風景 」から
理屈より事実の迫力の方が上なんです。たとえば野口英世のお母さんが、アメリカにいる英世に充てた手紙に「はやくきてくたされはやくきてくたされ。はやくきてくたされ」(早く帰ってきて下され)ってチビた鉛筆でカタカナとひらがなと感じと全部まぜこぜで繰り返し書いてあるけど、この文章のほうが、本当に帰ってきてほしい、という愛情がわかるんです。読む人が読めば、文章などの技術を超えて、嘘の部分と本当の部分がわかるものなんです。
-ミヤコ蝶々さんとの対談より-
2010-06-13[n年前へ]
■「本当の理科人間」
「本当の理科人間」に限らず、「本当の文科人間」でも同じではなかろうか、とも想像する西村肇氏の言葉から。
本当の理科人間は理屈を言い争うディベートを好みません。どんな結論にも理屈はつけられるので、このようなコトバによる議論が、意味ある結論に導くとは思わないからです。理屈を聞いたり・言ったりするよりも、「動く」ものを作り出すことが好きだ。「こういうものがあったらいい」と思えば、実際に作ってみればいい。もしかしたら、そういうものも「物証」のひとつになるのだろうか。それは、「本当の理科人間」に限らず、「本当の文科人間」でも同じなのではないだろうか。
理科人間の議論は一回で論戦を決着できる物証の提示、あるいはそれから反論の余地なく導かれる推論の提示です。
2011-04-25[n年前へ]
■「本当の理科人間」と「理屈を言い争うディベート」
以前メモした、西村肇氏の言葉から。
本当の理科人間は理屈を言い争うディベートを好みません。どんな結論にも理屈はつけられるので、このようなコトバによる議論が、意味ある結論に導くとは思わないからです。
理科人間の議論は一回で論戦を決着できる物証の提示、あるいはそれから反論の余地なく導かれる推論の提示です。
2015-03-22[n年前へ]
■「迷路」を画像処理ソフトで解いてみよう!…の理屈とは!?
「迷路」を簡単に画像処理ソフトで解くことができるよ!(Solving maze using Photoshop, Gimp, Paint or any other software)という話題がありました。画像処理ソフトで、領域選択を2回するだけで、迷路を正しく通り抜けるコースが浮かび上がってくる…というものです。
この「迷路」を画像処理ソフトで解く仕組みが一体どういうことかというと、それはおよそこんな具合です。もしも、解かなければいけない迷路が「壁に片手をつけて壁に沿って歩いて行けば、いつかゴールに辿り着くことができる」タイプの迷路なら、「スタートからゴールまでの壁は、”右手に位置する壁”と”左手にある壁”の2つの壁しかない」ということになります。そこで、画像処理ソフトの領域選択機能で、スタートとゴールの間にある壁を「右手」「左手」の2種類として塗りつぶしてやれば、迷路を十輪受けることができるコースが色で浮かび上がってくる…というわけです。
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