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2012-09-20[n年前へ]

「動き出す前から、きっと体は動いてる」と「I believe」 

 日曜の朝、トロントの大型ショッピングモールで、始まったフラッシュモブ "I Believe She's Amazing Flash Mob - Toronto Eaton Centre" を観ながら考えました。たくさんの人の中で、突然始まり・そして終わるショーを眺めつつ考えます。

I believe i can.
I believe i will.
I believe i know my dreams are real.
I believe I'll stand.
And, that is what I do believe

I Believe "Yolanda Adams"

 その風景に見とれているように見えたのに、ある瞬間を境に踊り出すように見える人も、きっと自分の出番を前に、「普通」とは違う”動き(統計分布)”をしているに違いありません。だから、フラッシュモブを写すビデオカメラに写された画面を、機械のような目で冷静に眺めてみれば、次の瞬間に踊り出すだろう人を(ケータイカメラや備え付けカメラといったもので撮影したならば)きっと見分けられるはずです。

 そういう風に考えながら、日曜の朝のトロントのショッピングモールの風景を眺めてみると、画面に映っている「通行人に見える人たち」も、流れる音楽に周期も位相もぴったり合った(つまり、少し普通より小刻みに速く違和感を感じさせる)歩調でリズミカルに歩いていたりすることに気づきます。

 もうじき踊り出す時間が来ることを意識しながら、前もってリズムに体を慣らしていないといきなり動くことはできないから、出番が来るずっと前の時間から、リズムに体を合わせ歩き・動いている人たちが浮かび上がってきます。

 だから、たとえば、街中を写すカメラがあって、そのカメラが写す動画に対し、部分追跡をする解析コードを書いたなら、これから起こるフラッシュモブだって・これから踊り始める人たちだって、それらこれから始まる楽しい未来の瞬間をきっと見分けられるはずだ、と思います。

 動き出す前からきっと体は・何かは動いてるし、動いている人はまた人を「動かす」ことがある。たぶん、「そういうものだ」と思います。それが、運動というもので、保ち続けられる運動量という感じのものなのでしょう。

Kim MacGregor organized this flash mob of 200 dancers to launch the "feel good" movement, "I Believe She's Amazing" in honor of her friend Erika Heller who passed away May 28th, 2009 at 31 yrs. old.

 ところで…運動量はモーメントです。そのモーメントという言葉をさらに辞書でひくと、"一瞬"という言葉が書かれています。人を含むすべてのものの動きを示す「運動量」がほんの”一瞬”だというのは、ちょっと不思議な気もします。けれど、辞書のこんな定義を読むと、少し納得できる気もします。

moment: 短いけれど、素晴らしく・心惹かれる瞬間

2014-10-24[n年前へ]

「その瞬間の風景」をWolfram(Mathematica)言語で呟こう!(朝焼けを迎える日本と地球 偏) 

 あなたが生きるこの瞬間の「地球や日本を描く」tweetをしてみよう!…が、下記をまとめたものになります。


 数式処理・プログラミング環境のMathematica開発元であるWolframが、Wolfram(Mathematica)言語 で書かれた文字を(twetterで)@wolframtap 宛にメンションすると、その処理結果をリプライしてくれる Wolfram Tweet-a-Programを行っています。

 twetterなら、その瞬間の風景を呟いてみるのが似合うかも…と思います。そこで、朝起きたら、こんなことを呟いてみることにしました。

@wolframtap GeoGraphics[{GeoStyling[Opacity[0.5]], NightHemisphere[]}, GeoBackground -> GeoStyling["ReliefMap"], GeoCenter -> {0, 135}]
 こう呟くと、たとえば、こんな画像がリプライされてきます。

 そしてまた、たとえばこんな風に呟いてみます。…すると、太陽に照らされた球形の地球を描いた(右のような)画像が返ってきます。

@wolframtap SphericalPlot3D[ 1, u, v, PlotStyle -> Texture[ GeoGraphics[ NightHemisphere[]]], TextureCoordinateFunction -> ({#5, -#4} &)]


あるいは、こんなコードを書いたなら、地球上の起伏と太陽が照らす昼、そして、まだ星を眺めている夜の世界を眺めることができます。

@wolframtap GeoGraphics[{White,DayHemisphere[]},GeoBackground->GeoStyling["ReliefMap"],GeoCenter->{0,135},GeoProjection->"LambertAzimuthal"]

 今、この瞬間、太陽は巨大な黒点を出現させています。そんな太陽が、遙か1億5千万キロメートルの彼方から、8分ほどの時間を掛けて眩しい光を地球や日本に届けます。その瞬間のさまを、tweetしてみるのはいかがでしょう?

「その瞬間の風景」をWolfram(Mathematica)言語で呟こう!(朝焼けを迎える日本と地球 偏)「その瞬間の風景」をWolfram(Mathematica)言語で呟こう!(朝焼けを迎える日本と地球 偏)「その瞬間の風景」をWolfram(Mathematica)言語で呟こう!(朝焼けを迎える日本と地球 偏)






2018-09-29[n年前へ]

地球のどこでも”この瞬間に街を流れる風”を可視化せよ! 

 9月18日に発売されたソフトウェアデザイン 2018年10月号に、「地球のどこでも”この瞬間に街を流れる風”を可視化せよ!」を書きました。明日には台風が日本に直撃しようとしている今日の今、自分がいる街に速く・強く流れる風の動きを見てみたいですよね?…そんなことが、自分のPCでできるのだから(そんな解説記事なのだから)、安全な部屋の中で遊んでみると絶対に面白いはず…と思います。

 書いた記事スペースはわずか4ページ…というわけで、大幅に省略した内容についてすべて、別途まとめて読めるようにしてみたいと思います。

地球のどこでも”この瞬間に街を流れる風”を可視化せよ!地球のどこでも”この瞬間に街を流れる風”を可視化せよ!








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