hirax.net::Keywords::「立体画像」のブログ



2008-07-13[n年前へ]

「奥行きを持ち浮かび上がってくる名画」グッズ 

 以前、『カンバスから飛び出す「名画の世界」』『もう一つの目から眺めた世界』などで、名画を立体視画像に変えて遊んでみました。本来は、「一枚の平面画像」であるものを画像加工することで、奥行き情報を適当に付加した上で、立体視ができるような画像に変えて眺め楽しんでみたのです。

 右上の画像は、以前ミュージアムショップで買った名画たちです。といっても、ポストカードのような「いわゆる平面的な画像」ではなく、(下に張り付けた動画を見ればわかるように)手で丸めるように立体にすると直方体状に形が変わり、直方体に開けられている穴を覗いてみると、美しい名画が奥行を持った立体的な世界として浮かび上がってくる、という仕組みです。



 こういった名画が一体どんな立体画像として見えるのだろう?と興味を持つ人も多いでしょうから、この「名画を立体視ができるようにしたグッズ」を覗いた時に見える景色、たとえばフェルメールの"Milk"を覗いた時に見える小さいけれど立体的な世界を、右にアニメーションGIFとして貼り付けてみました。といっても、カメラ付きケータイで「名画を立体視ができるようにしたグッズ」に空いている穴を覗きつつシャッターを押して、左右の画像を撮影しただけです。そのため、ずいぶん画質は悪くなっていますが、それでも、少しは立体的なようすがわかることを願っています。

 ちなみに、下に張り付けたのは、平行法の立体視画像です。左右立体視ができる方であれば、こちらの方がずっと綺麗に立体感を持った世界を体験することができるかもしれません。奥行きを持ち浮かび上がってくるたくさんの名画を、眺めてみたくなりませんか?


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2008-09-03[n年前へ]

大日本印刷、立体画像を浮き立たせて見せるホログラム「レリーフグラム」 

 「大日本印刷、立体画像を浮き立たせて見せるホログラム「レリーフグラム」

2009-07-23[n年前へ]

続 「YouTube立体動画」と「赤青メガネ」と「カラーマッチング」 

 「YouTube立体動画」と「赤青メガネ」と「カラーマッチング」に、「ディスプレイのRGBの発光スペクトルを変えられない以上は、ディスプレイのRGB発光比率を多少変えたところで、赤青メガネのフィルタの吸収(透過)スペクトルに合わせて見やすくすることはできないのでは?(意訳)」というメールを頂きました。

 なるほど、言われてみれば確かにその通りだよなぁ、と今更ながらに(言われてようやく)気づきました。いくらディスプレイの色合わせをしたところで、RGBの各発光スペクトルが変わるわけでもないですし、赤青メガネ立体動画が見やすくなるわけがありません。

 となると、赤青メガネの透過(吸収)スペクトルを変えれば良いかといっても、それもまたできない話です。ということは、赤青メガネの(透過スペクトル)共通フォーマットと、RGBディスプレイの発光スペクトル共通フォーマットでも制定されない限り、立体動画を綺麗(自然)に観るのは難しいかもしれません。

 しかし、各ディスプレイ・メーカの色域拡大競争もあるわけですし、使用材料・技術も異なるわけですから、RGBディスプレイの発光スペクトルを共通化するというのも現実的には無理そうな話に思えてきます。

 赤青メガネと立体印刷物がセットで売られている「各種立体本」と違い、PCのディスプレイを表示媒体にした「赤青メガネ方式」立体表示を自然に見ることはまだまだできそうにないのかも?しれません。

立体写真集






2010-06-21[n年前へ]

エクセルのグラフをマウスでグリグリ動かしながら赤青メガネで飛び出す立体動画で眺めよう!? 

 マイクロソフトのエクセルでチャート(グラフ)を作り、そのチャートをコピーして同じチャートをふたつ横に並べさえすれば、それを外部からマウス操作で自由自在に動かしつつ・アナグリフ立体動画として眺めることができるソフトを作ってみました。その動作のようすが、下のようになります。三次元グラフをマウスでグリグリ動かしつつ(しかも複数グラフを同時に)、さらに、赤青メガネ(アナグリフ)立体画像として眺めることができてきるのがわかると思います。

 この上の動画では、画面上半分にエクセルの画面があり、左下に作成したソフトが表示している(赤青メガネ用の)立体画面があります。赤青メガネ用立体表示祖をしている画面の部分でマウス操作をすれば、立体グラフを自由自在に動かすことができる、というわけです。

 エクセルでは、残念ながら、あまり三次元的に意味のあるチャートを作ることはできません。たとえば、下のグラフはExcel 2010で作った三次元チャートですが、今一つ立体チャートのワクワク感を楽しむことができるようなものではないように思います。

 しかし、どんな道具も使う人次第ということもあるわけですから、うまくエクセルを使いこなせばきっと面白い立体的なチャートを作り出すことができるように思います。面白く・新鮮な立体グラフを、簡易な立体ディスプレイであるアナグリフ表示でリアルタイムに色々眺めることができれば、きっと面白いのではないでしょうか。

 今日作ったソフトは、ここに置いておきます。エクセルのグラフを外部から操作するソースコードのポイントは、近く、適当にまとめて公開しておきます。

エクセルのグラフをマウスでグリグリ動かしながら赤青メガネで飛び出す立体動画で眺めよう!?






2010-07-06[n年前へ]

本屋へ飛び込み、「小学一年生 8月号」を買ってみよう!? 

 ”3D"とか「立体」といった言葉に惹かれるけれど、高くてよくわからないものを買うのもちょっとめんどうで…と思う人は、本屋へ走り、小学館「小学一年生 8月号」を買うといいかもしれません。なにしろ、平行視用のレンズメガネセットや、赤・シアンメガネ使用のアナグリフ立体画像閲覧用”折りたたみ定規”といった面白付録がついて、税込み700円ポッキリ、だからです。

 ここしばらく、古く枯れているけれども良い技術「赤・シアンメガネ使用のアナグリフ立体画像」を使って遊んできました。けれど、「赤・シアンメガネ」を持ち合わせていない人も多いと思います。いえ、そんなものを持っていたり・持ち歩いていたりする人の方が少ないはずです。けれど、(色域が広いとは言えないものの)フルカラーで立体画像を簡単に眺めることができる「赤青(シアン)メガネ」は一個持っていても決して損はしないように思います。

 しかし、小学一年生 2010年 08月号 [雑誌] を買って、この面白付録『赤・シアンメガネ使用のアナグリフ立体画像閲覧用”折りたたみ定規”』を手に入れれば、何時でも何処でもアナグリフ立体飛び出し体験ができる!というわけです。…もちろん、この定規式赤青メガネは、おそらく透明度も決して高くはないでしょうし、(そのままの姿で持ち歩いたなら)キズもつきがちで、使い勝手には困ることもあるかもしれません。

 しかし、何といっても「てっとり早く・楽しい」というのは、とても魅力的です。本屋へ走り、「小学一年生 8月号」を買いたくなる人も多いのではないでしょうか!?

本屋へ走り、「小学一年生 8月号」を買おう!?本屋へ走り、「小学一年生 8月号」を買おう!?本屋へ走り、「小学一年生 8月号」を買おう!?








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