2009-04-12[n年前へ]
■カシオ計算機「EXILIM EX-FC100」、スリム機初のハイスピード動画と高速連写の実力
カシオ計算機「EXILIM EX-FC100」、スリム機初のハイスピード動画と高速連写の実力は?
今回紹介する「EX-FC100」は、ハイスピードムービー機能を薄型のコンパクトボディーに詰め込んだ最新モデルだ。他の機種と同じように、最高1000fpsはもちろん、210fpsと420fpsと3種類の撮影速度から選べる。
2011-02-02[n年前へ]
■最大1000fpsまで対応のCASIO EX-ZR100
カシオ、光学12.5倍ズーム搭載の「EX-ZR100」発表 - HDRアート機能も進化
カシオ計算機は4日、コンパクトデジタルカメラ「EXILIM(エクシリム)」シリーズより、「EX-ZR100」を発表。3月上旬に発売する。ボディカラーはホワイトとブラックの2色から選択でき、価格はオープン。推定市場価格は4万円前後。
EX-ZR100は、発売中の「EX-ZR10」の上位機種にあたるモデル。・・・ワンアクションでパノラマ撮影が可能な「スライドパノラマ」、1920×1080のフル HDムービーなど、高度な撮影機能が利用できる。・・・超スロー映像を楽しめるハイスピードムービーは最大1000fpsの撮影まで対応する。
2013-01-17[n年前へ]
■ハイスピード撮影した降雪動画で考える「吹雪中の視界距離の公式」
『 続 「吹雪中の視界距離の公式」で知る「雪を舞わせる風の怖さ」』で、”風速(雪を動かす風)が2倍増すと、目の前を舞う雪の量が2倍増えたのと同じ程度の影響がある”という「吹雪中の視界を示す式」は、起きている現象が線形だとすると成り立たないだろう、つまり、この「吹雪中の視界を示す式」を作り出しているのは何らかの非線形性ではないか…といったことを考えました。
今週の月曜日、久しぶりに吹雪を感じさせる雪が降りました。そこで、雪が降るさまをハイスピード撮影してみました。そんなハイスピード撮影した降雪のようすが、下に貼り付けた動画です。
この動画を見てわかることのひとつは、雪が写っている部分は「真っ白」に飽和している、ということです。つまり、空気中を降り・動く雪が写っている部分は決して「うっすらと雪が半透明に写っている」わけではなく、雪が移動している部分が「(サチって=飽和して非線形極まりない状態になっていて)すべて真っ白」に見えているということです(右下の画像は、輝度が飽和していることがわかりやすいように輝度を色相で表現したものです)。
ということは、風速(雪を動かす風)が増して雪が早く動けば、動く雪で真っ白に塗りつぶされる領域が増え、目の前の視界がどんどん遮られていきます。そして、”風速(雪を動かす風)が2倍増すと、目の前を舞う雪の量が2倍増えたのと同じ程度の影響がある”という「吹雪中の視界を示す式」が成立する…ということになります。
というわけで、「吹雪中の視界を示す式」は景色を眺める側(視覚や撮影系)に非線形性があれば「確かに当然至極成り立つ式になりそう」と、ハイスピード撮影した降雪動画を見つつ納得する今日この頃です。
2016-12-14[n年前へ]
■「(泡が下へ沈んでいく)ギネスカスケード」を高速度撮影してみよう!?
続々「(泡が下へ沈んでいく)ギネスカスケード」を近赤外線で撮影してみよう!?や過去ビール記事で書いたように、上が広がったグラスにビールを注ぎ、ビールの上面に溜まった泡を眺めると、きめ細やかにできあがった泡が下へ下へと下降しているさまが見えます。泡と言えば「上に浮かび上がっていく」ばかりに思えますが、いくつかの条件が重なると、グラスの中で「下へひたすら沈んでいく」ビールの泡を見ることができます。
そんな「下降を続けるビールの泡」のようすを細かく確認するために、今日は高速度撮影を行っててみました。…といっても、やったことは、iPhoneに顕微鏡アタッチメントを付けて、標準機能の高速撮影を行ってみただけのことです。
高速度撮影した映像を眺めてみると、泡(Bubble)というより遙かに密度が高く、むしろ泡(Foam)という言葉の方が適切かもしれない状態の中で、大きな泡は緩やかに下降して・小さな泡は隙間へと素早く動きながら速い速度で下降していることがわかります。ちなみに、この高速度撮影を行った時には、ビールグラスの中では「泡部分」と「ビール液体(だけがある部分)」は分離している状態になっています。
これまでコンピュータ流体シミュレーションから予想されている現象は、グラス中央で浮かび上がる泡がグラス内部にビールの対流を生み、グラフの最外側境界で下降していくビールの流れに沿って泡が下降していくように見える、というものでした。しかし、ビールと泡がすでに分離したグラスの中で、泡が下降していくように見えるさまを眺めていると、もう少し違う説明も必要であるようにも思えてきます。