2003-11-04[n年前へ]
■北の国から・光るキーボード「蛍」
こんなのもあったのかー、の北の国から・光るキーボード「蛍」。 from スミルノフ教授。
関係ないけれど、スミルノフ教授の公式サイトを教えてもらった頃、ちょうどニューオーリンズではこんな方とご一緒してました。あまりにスミルノフ教授の写真に似ていて、その偶然に時々笑ってしまっていたのでした。
2003-12-11[n年前へ]
■プレゼンテーション用ポインティング・デバイス
少し前にジャイロ式の「空中マウス」と「Cordless Presenter」を買ってみた。キーボードを押したり、マウスを押しにPCの位置まで移動するのも間を持たせるのには都合がよいのだけれど、とりあえず興味があったので買ってみた。
無骨なことと少々不安定なことを除けば、空中マウスは最高に使いやすい。ジャイロの操作性も問題はなく、確かに空中でマウスを自由自在に操作できる。とはいえ、何だか少し不安定。もう少し、普段の生活の中?で試してみようかな。
というわけで、持っているときにはマウスとしては使えない、Cordless Presenterを単なるボタン代わりとして明日は使ってみよう。
2004-02-09[n年前へ]
■「人を楽にする作業」
「人を楽にする作業」って何だろう?「仕事」って何だろう?という話です。
この間も、いつもパートさんにして頂いている作業をAutoMouseで自動化しました。勝手にパソコンの画面の中でマウスが動いてキーボードを叩いてボタンをクリックする様をみながら、パートさんたちをまとめているマネージャーと一緒に、「私たちにとって、パートさんたちにとって、仕事って何なんだろうね。この作業が自動化されたのをみて、パートさんは喜ぶんだろうか、悲しくなるんだろうか」としみじみとしてしまったのでした。そんなことを思い出してしまいました。from Sさん。
「ただの単純作業は機械に任せて、人間は人間のセンスが必要な作業へ進んでいくんだろうな」とはもちろん思う。ただ、そういう新たな作業へ移行していくことを喜ぶ人もいるだろうけれど、そんな移行を辛く感じる人もきっといるだろうと思う。色んな人がいるのだから、新しい作業に適応していく人もいるだろうし、そうでない人もいるだろうと思う。それが、Sさんの「パートさんは喜ぶんだろうか、悲しくなるんだろうか」という疑問なんだろうか。
私よりも年をとっているかもしれないこのパートさんたちに向かって、「じゃぁ次は機械にはできない作業をして下さいね」とはとても言う気にはなれないです、ね。
人間は、決してあきらめてはならない「ロボット (R.U.R)」 カレル・チャペック
2004-03-09[n年前へ]
■KORG Legacy Collection
私の部屋の片隅にはKORGのMS-20とPoly-6とM-1が転がっている。まるで、それらを全部ソフトで実現してしまおうとするような、名機そっくりのコントローラが付いたソフトシンセ「KORG Legacy Collection」。キーボードならKORG、ギターはテレキャスが好み。 from hardでloxseな日々。
2004-03-25[n年前へ]
■人の作業にプロファイラーで「エクセルは一日三十分までよ」令
少し前に、作業をしている人のPC(作業専用PC)にプロファイラー(ex. PC EYES)を入れてもらった。その作業用PCで、どんなアプリケーションをどの程度の時間使っているか、どんな作業をしているかを調べてみたのである。例えば、何回キーボードを押したり、マウスを何回クリックしたかなんて調べてもらったわけだ。
プログラムを作る際に、実行速度を上げたりすることを目的として、プロファイラーを使うことも多いだろう。そんなコンピュータ・プログラムの効率化・スピードアップと同じような目的のために、つまりはその人の作業時間を短くするために人間がPCに向かっている作業に対してプロファイラーを使ったわけである。「こんなソフトを入れられるなんて、そんなソフトで最適化を迫られる側からするとそれはとてもイヤだろうなぁ」とは思うのだけれど、(人間様がしている作業を)最適化してスピードアップしないとパンク状態を解消できないし…時間泥棒は大群で攻めてくるし…というわけで背に腹は替えられなかったりしたわけである。ヒドイ話なのかもしれないけれど、人の作業にオプティマイズオプションをつけなければイケナイわけなのである。
で、そのプロファイラーの結果を見てしみじみ思ったのが、「エクセル=時間泥棒犯人説」なのだった。 …エクセルのような表計算ソフトは「見た目に判りやすい」というのはとても素晴らしい点だとは思うのだけれど、数値からなる表を作ったりグラフを作成したりする分にはむやみに人間に時間を掛けさせていることが多いなぁ、ということをその結果を見てつくづく感じたのだった。初めて見るデータをいじってみるには悪いツールではない(それどころかとても素晴らしいツールだと思う)のだけれど、ほとんど同じ(だけど少しだけ違う)ような作業を繰り返しする人にとっては覚醒剤のように害のあるツールだなぁ、と思ったのだった。少なくとも、オプティマイズ・オプションをつけなければイケナイ状況ではなんともマズイものだなぁ、と思ったのだった。
エクセルを使って、数値からなる表(あくまで数値表)を作ったりグラフを作成したりする場合、エクセルは何だかやたら人間に対して同じような(だけどホンの少しだけ違う)作業を繰り返しさせている。逆に言えば、その作業をしている人は飽きることもなく、実験データやら何やらを一生懸命入力したりグラフにしたりしている。もちろん、その人は真面目に一生懸命作業をしている(つもりな)わけなのだけれど、哀しいかなその作業はプロファイラーを通すと最適化されるべき対象に捉えられてしまうのである。最適化オプションを付けて下さいね、と言われてしまいそうな作業に見えてしまうわけである。…で、とりあえず(半分だけ)冗談で「エクセルを使うのは一日三十分までよ」なんて言っているわけだけれど、どうしたものかなぁ…。プロファイラーで最適化対象にされちゃうなんてイヤだろうけどなぁ…。