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2004-11-18[n年前へ]

ドラえもん犯科帳 

本と活字をめぐる読み物 ドラえもん犯科帳 池波正太郎が好きで、なおかつドラえもんも好きである、という人の、さらにその一部の人を対象としたドラえもん犯科帳「あの『ドラえもん』を、あの池波正太郎が書いたらどうなるか、をシミュレートしたもの」


sawamurapid0309 池波正太郎の筆はもちろん「しずかちゃんの入浴シーン」を描いている。描いているどころか、少なくともこの池波正太郎は延々としずかちゃんの入浴にまつわる物語を書く。「せりふを含めて、ストーリーにはほとんど手を加えていない」という池波正太郎のドラえもんは「ドラえもん@フランス書院」と言われても、納得するかも。 from sawamurapid0309

一瞬、(のび太は)足をとめ、女ざかりの凝脂がみなぎりわたっているしずかの肩から喉もとのあたりへ、じろりと視線を射つけた。 平常は青みがかるほどに白い肌へ、あざやかな血の色が浮かび、肩のあたりに二つ三つ散っている黒子を見ていると、のび太は思わず欲情をそそられてくるのだ。(どうにもたまらねえ躰をしていやがる‥‥)

2005-01-12[n年前へ]

電子写真技術のシミュレーションに関する講習会 

電子写真技術のシミュレーションに関する講習会 以前紹介した、日本機械学会 情報知能精密機器部門主催で3月22,23日に開催される「電子写真技術のシミュレーションに関する講習会」ですが、リンク先には「受講料:会員30,000円 (学生員10,000円), 会員外40,000円, 一般学生20,000円 教材:会員4,000円,会員外5,000円」と書いてありますが、実際には「受講料:会員20,000円(学生員4,000円), 会員外30,000円, 一般学生6,000円 教材:会員3,000円,会員外4,000円」です。二日間で、しかも内容がぎっちり詰まっていてこの値段というのは格安です。特に、会員外の一般企業参加で30,000円というのはビックリするくらいに安いかも。(別に宣伝して得するわけじゃないんですけどね…)

プレゼン 英語 セミナー そういえば、いつの間にやら来週開催予定の「技術者・研究者のためのすぐに役立つプレゼンテーション技術」講座もよろしくお願いします(申し込みはきっとまだまだ間に合うかと思います)。本屋に溢れてる「プレゼンテーション本」とはひと味違う内容で「わかりやすく」「楽しく」「なおかつ提示するストーリーが明解」を目指した「テクニカル・プレゼンテーション」への近道はを探してみますし、ね。


2005-07-27[n年前へ]

問題編「死刑か無罪」のクジを引く 

 昨日、同僚や他社の仕事仲間が「(彼らが)今ひとつ納得できないという確率の話」をし始めました。それは、割に有名な話なのですけれど、ちょっとアレンジしてみるとこんな話になります。

あなたは裁判の被告人で、「死刑」か「無罪」かを決められようとしている。
 なんとも恐ろしいことに、その裁判では「死刑」か「無罪」を三本のクジで決めるのである。そして、二本のクジには「死刑」と刻まれていて、残りの一本には「無罪」と書いてある。つまり、1/3の確率であなたは「無罪」になるが、残りの2/3の確率であなたは「死刑」になってしまうのだ。あなたは一本クジを選び、そしてそのクジがあなたが「死刑」になるか、「無罪」になるかを決めてしまうのである。
 ついに、あなたは運命を天に任せ、一本のクジを手に持つ。そして、そのクジを引いて何と書かれているかを知ろうとした瞬間、残りの二本のクジの一本を横から他のアセった被告人が引いてしまった。そして、そのクジには「死刑」と書いてあり、そのアセった被告人は死刑台へ連れていかれていった(実は今回の物語では神=ストーリーテラーの私が彼の運命を決めていて、彼は必ず死刑を選ぶのだ) なんと…恐ろしい運命だろう。 さて、この次の瞬間、あなたはどうすべきだろうか。
今、手に持っているクジをそのまま引くべきだろうか?それとも、手に持っているクジから手を離し、残っているもう一本のクジを選ぶべきだろうか?それとも、アセった被告人が存在しようがしまいが、残った二本の文字が書き換わるわけではないのだから、その二本のどちらを選ぼうがあなたの運命が変わるわけもなく、あなたは1/2の確率で「死刑」か「無罪」かが決まるのだろうか?
 というわけで、とりあえず問題編を新幹線の中で書いてみました。問題の主人公の気持ちになって、あなたなら「どんなクジの選び方」をするかを考えて決めてみましょう。「死刑」か「無罪」かのクジを選んでみましょう。さてさて、

ヒント!?編「死刑か無罪」のクジを引く 

 実際にやってみると自然と納得してしまいそうですが、ポイントの一つが

 さて、この次の瞬間、あなたはどうすべきだろうか。
の「この次の瞬間」というところでしょうか。つまり、ここまでの物語が生じてしまった後に確率がどうなっているか、という辺りでしょうか。つまり、この物語は「この瞬間」から話が始まっていて、この物語にあてはまらない物語は別の世界の物語、ということになります。

 また、ツッコミされた方に感謝を込めつつ(ありがとうございます)、(実は今回の物語では神=ストーリーテラーの私が彼の運命を決めていて、彼は必ず死刑を選ぶのだ)という一文を挿入しておきました。なんと、その人の…恐ろしい運命なんでしょうね?というわけで、明日くらいまではどんどん文章が書き換わるかも?

 さてさて、というわけで
元の「全てを知ってる司会者」を「全てを知ってる私が動かすアセった被告人」にしたのは無理があったなぁ、とは思ってます。司会者の話だとちょっと興味を持たれにくいかなぁ、と思って変え始めたらちょっとはまってしまいました。
 今度、ハマった箇所などを解説編こんな実験編ここがマズった!!編などなどでまとめていきますね。

2006-05-27[n年前へ]

プロジェクトX風プレゼン 

Title 疲れて頭が回らなくなってきたので、気分転換に「プロジェクトX風プレゼン・テンプレートファイル」を作ってみる。プレゼン中盤までは比較的ありがちなストーリーだと思うのだが、中盤から後半は普通は無理だろうなぁ。むしろ、序盤よりもっと悲惨なのが一般的だろうなぁ。テレビに出てくる「最後にはちゃんとわかってくれる人たち」ばかりでもないだろうし…。



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