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2008-02-09[n年前へ]

合成されたドコモ・コマーシャル「国境を越えて」 

 瑛太と蒼井優が、日本の駅やバス停のベンチで、オーストラリアの荒野を走る道の上から、あるいは、マレーシアの川を走る船に乗って、ケータイ越しに会話を続け、最後にパリの凱旋門前で運命的に出逢う、というストーリーのNTTドコモのコマーシャル「DoCoMo 2.0「国境を越えて」篇(ロングバージョン)」には、(ロケでなく)合成撮影も使われているという話が、鴻上尚史の「ドン・キホーテのピアス」に書いてあった。CMのメイキングを見てみると、確かにニューヨーク・マンハッタンのビル屋上シーンなどで合成撮影をしていることがわかる。

ねぇ。…なのかな?
どうなんだろうね。

 「最後にパリの凱旋門前で運命的に出逢うシーン」も合成撮影で作られていて、この出逢うシーンの撮影とケータイの会話の音録りが一番最初に行われており、瑛太と蒼井優が二人揃う共演はその初日が最初で最後だった、という。「最後に出逢う」シーンが、「最初に」合成撮影されていて、それが「最初で最後の一日」だった…ということを知ると、何だか少し面白い。

人に訊かれて、「たぶん」って答えた。
「たぶん」て何よ。

 このコマーシャルを見ていると、その背後に「判断」とか「決定」とか「たぶん」とか、そして「運命」とか、…そんな言葉の流れが見えてくる。そんな言葉が地球の周りをグルグル電波に乗って回っている。コマーシャルは、社会を写している。

ねぇ運命って信じる?
たぶん。
また「たぶん」なんだ。

DoCoMo 2.0「国境を越えて」篇






2010-09-05[n年前へ]

空を写すだけで場所が特定できるシステム 

 Fast&Firstの「AR」から。

 ドコモの全基地局上にカメラをつけて空を見上げておけば、(携帯電話で)空を写すだけで住所を特定することだって、もしかしたらできるかもしれない。

 ケータイなら、カメラを空に向けなくても、GPS衛星からの電波を取得して場所がわかることだろう。けれど、こんな発想をすることができる感覚を手に入れたいと思い、さらに、それを実装してみたりする行動力を備えたいと強く願う 。

2010-10-15[n年前へ]

iPhone4+b-microSIMをBluetooth経由でモデム代わりに使ってみる 

 「b-microSIMをSIMフリーiPhone4で使ってみた」ので、次にPCでiPhone4+b-microSIMをモデム代わりに使ってみました。つまり、iPhoneでテザリングをした時の体感速度と使用感を確かめてみることにしました。

 Bluetoothを有効にしたPCの近くで、(海外で売っている)iPhone4でBluetoothを有効にして、さらに、テザリングを有効にすると、PCがiPhone4経由でネットワークに接続できるようになります。その時、iPhone4の画面には「テザリング」という文字が表示されます(右上図)。接続手順はとても簡単です。

 そんな風にiPhone4経由でPCをネットに繋ぎ、十分ほどネットを使ってみました。その体感速度をひとことで言うと、それは「かなり使える」というものでした。テキスト主体のWEBブラウジングはもちろん、Google Mapsも(高速とは言えないまでも)普通に使うことができました。動画を眺めるというのでもなければ、普通のモバイル環境としては、何の問題もなく使うことができそうです。これなら、PC用のモデム代わりに常用しても良いかもしれない、と思わされます。

 …というわけで、テスト使用を経て、Amazon経由でb-microSIMを買ってみることにしたのです。

iPhone4+b-microSIMをBluetoothでモデム代わりに使ってみる






2011-10-07[n年前へ]

NTTドコモの文字認識APIトライアル運用 

 年末(2011年)から半年程度にわたり「トライアル提供」を行うという、(多言語にも対応しているという)NTTドコモの文字認識API。トライアル使用申請は、(ここから行うことができます。

 本APIでは、携帯電話で撮影した写真などに含まれる文字や言葉がどのように現れているか解析し、それらの単語を検出することが出来ます。 従来、風景写真のように複雑な画像に含まれる文字の認識は困難でしたが、本APIでは、単語データベースと認識した文字の並びを照合し、文字以外の不要な部分を除去しつつ誤った結果の訂正を行うことで精度の高い文字認識を実現しました。



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