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2013-11-10[n年前へ]

バンコクの「昔の秋葉原!?風な場所マップ」 

 今を原点にすると懐古的・ノスタルジックに思えるかもしれない「電気」系匂いがプンプンする場所(けれど、何だかエネルギーを与えてくれるように思える)が好きな人のために、バンコクの「昔の秋葉原!?風な場所マップ」を作ってみました。描いてみたのは、バンモー周辺(参考1参考2)・クローントム周辺(参考3)、サパーレック周辺(参考4)です。どの地区も、場所を知らないと見つけづらかったり・見つけても場所を忘れてしまったり、そこに行っても中の広がりに気づかなかったりします。…そこで、せめて何度でも行けるようにと、地図を作ってみたわけです。

 これらの電脳ダンジョンのワナは、「場所を知らないと行きづらい」ということだけではありません。たとえば、バンモーの中心にあるバンモープラザの2F(東京ラジオでバートみたいな感じ)になかなか気づいて・2Fまで行くことができない…とか、クローントムはクローントムセンターの周りだけでなく、通りを越えた辺り全体に面白いものを取り扱ってる店・屋台が続いているので…途中で(全部眺めることを)間違いなく挫折してしまう…といったことがあります。

 けれど、そんな行きづらい・気付きづらい場所だなんてことは、知っていれば(さほど)ワナにはならない…ということで、今日はこんな地図を作ってみました。

 朝7時、クローントム(旧 泥棒市場)に自転車で行く。自転車を置いて建物の中をじっくり長く眺めたいけれど、自転車をどこかに持ってかれしまうのも困る…。
 どこの誰にも開けられそうにないチェーンロックも屋台で安く売ってるけど、その屋台の隣では、どんなチェーンも切断できそうなチェーンカッターが売られてる。まさに天下の「ほこ×たて」状態。

朝7時、クロントム(旧 泥棒市場)に自転車で行く

バンコクの「昔の秋葉原!?風な場所マップ」






2014-05-02[n年前へ]

バンコクのカオサン近く、プラ・スメン砦の「ケーニヒスベルクの橋渡り問題」 

 街で見かけた「ケーニヒスベルクの橋渡り問題」を見かけるたびに、いつも集めています。

 「街を流れる川に架かる7つの橋を、一筆書き状にすべて渡り、(どこでも良いから)スタート地点に戻ってくることができるか?」というのは、オイラーが解いた「ケーニヒスベルクの橋渡りの問題」です。…この「ケーニヒスベルクの橋渡りの問題」は、私たちの住む街にも、実はたくさんあったりするものです。
 というわけで、今日見た「ケーニヒスベルクの橋渡り問題」は、バンコクのカオサン近く、チャオプラヤ川岸にある「プラ・スメン砦"Pom Pra Sumen"という名のほぼ公園」で見かけた「一筆書き問題」です。

バンコクのカオサン近く、プラ・スメン砦の「ケーニヒスベルクの橋渡り問題」






2014-05-05[n年前へ]

[今日見た景色] オート3輪が排気ガスをまき散らす街で  

 朝、5時半に起きると、街に漂う霞みが朝焼けの赤色におぼろげに美しく染まっています。昼間にバンコクの街で自転車を漕いでると排気ガスがとても煙いけれど、朝はそれでも心地良い感じです。…というわけで、『オート3輪が排気ガスをまき散らしてた「あの時代」の夕焼けを眺めてみよう』を書いてみました。

 早朝、自転車を漕ぎながら考えました。最近、バンコクに来る時は、いつも同じアパートメントホテルに泊まり、輪行してきた自転車に乗る早朝サイクリングから始まる(いつも同じような)24時間を過ごしています。…そのマンネリがなぜ生じているのかと考えてみると、心地良い”ある程度の最適解”に辿り着いてしまったからかもしれない…などと考えます。

 そして、ペダルを足で回しつつ考えます。「これはマズイかも、それってよくある局所最適解に陥った、鍋の中で茹でられているカエル君だよね」「もっと、色んなことにトライして苦労しないとマズイよね」

 あれ?そもそも「自分がしていたいことや目的」って一体何だったのだろう?と考えます。自分の気持ちを探ってみると、「局所最適解」に辿り着きたいわけではないような気もするし、「最適解」に辿り着くための「手段」がいつの間にか目的に成り代わってしまったかのごとく「色んなことをしてみたい」気持ちが強いような気もします。…けれど、一体それは何故なのだろう?と考えます。

 バンコクの街を朝6時に自転車のペダルを漕ぎながら、「もしかしたら…」と考えます。いつまでも続く「最適解」なんて存在しえないとか・保証できないとか、そんなことを思っていて、そんな時にも「可能性」を最大限に高めたいと思っていて、だから「色んなことをしてみたい」「色んなことができるようにしておきたい」と感じているのかも、最悪時の可能性をMaxにしたくて、「色んなことをしてみたい」気持ちが強い」のかもしれない…と思います。

[今日見た景色] オート3輪が排気ガスをまき散らす街で [今日見た景色] オート3輪が排気ガスをまき散らす街で [今日見た景色] オート3輪が排気ガスをまき散らす街で [今日見た景色] オート3輪が排気ガスをまき散らす街で [今日見た景色] オート3輪が排気ガスをまき散らす街で [今日見た景色] オート3輪が排気ガスをまき散らす街で [今日見た景色] オート3輪が排気ガスをまき散らす街で






2014-11-03[n年前へ]

昔の秋葉原!?風だった場所の未来 

 ちょうど一年前の今頃に眺めたバンコクの「昔の秋葉原!?風な場所マップ」中にあるクロントム(いわゆるひとつの泥棒市場)に行ってみると、"Klong Thom Corner"を中心にその周囲100m四方くらいが、過去・現在にわたりこれまで眺めたことがある場所中で最も巨大で高密度なモバイル機器街になっていました。

 たとえば、下の写真は、"Klong Thom Corner"ビルの中だったか、その辺りのビルの中でだったか、眺めた風景です。どこで撮影した写真だったか忘れてしった理由は、100m四方くらいにわたり、こんな景色が並んでいたからです。

 昔の秋葉原!?風な場所が姿を変え、スマホアクセサリが延々並ぶダンジョン通路となっているさまを眺めると、この景色が数年後にはどうなっているんだろう?と考えたりします。…過去から現在・未来の秋葉原とは少し違う風景になっていくのだろうか?とか、あるいは、一体全体、秋葉原の未来はどうなっていくのだろう?と考えたりします。

昔の秋葉原!?風だった場所の未来






2016-07-31[n年前へ]

Ricoh Theta S 撮影動画で3次元の世界を撮影してみよう!? 

 昨年の秋、バンコクの路地を自転車で走りながら、右手でRicoh Theta Sを空に向かって差し上げて動画を撮影しました。その撮影動画を使って、今日は3次元の世界を再構成をしてみました。
 その1例が下に貼り付けた動画です。手に持たれたTheta Sが移動していった「視点・撮影点」を青くマーキングしてあるので、狭い路地を進む自分の軌跡を眺めることもできます。

 今日やってみたことはとても簡単です。多視点からの撮影画像を使って三角測量を行い立体形状を求める手法を全天周カメラであるRicoh の Theta S画像に適用してみただけです。
 解像度的には静止画像からの復元の方が良いですが、ただ移動しながら動画撮影するだけで3次元の世界を撮影できるというのはお手軽感が高いものです。

 ちなみに、Ricoh Theta Sを室内で移動させつつ撮影し、その撮影画像から3次元空間を復元させてみると下動画のようになります。カメラの歪みをきちんと校正していないこともあり、その歪みを反映して復元空間自体も歪んでしまっていますが、今度はそんな歪みも除去して、綺麗な3次元空間を撮影してみたいと思います。

Ricoh Theta S 撮影動画で3次元の世界を撮影してみよう!?








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