hirax.net::Keywords::「ミニチュア写真」のブログ



2008-09-08[n年前へ]

大きな大きな「ミニチュア鉄道」 

 ミニチュア写真風な景色を見て連想したのが、大きな大きな「ミニチュア鉄道」です。たとえば、下に貼り付けた動画のような、ミニチュア模型なのだけれども、その小さなミニチュア世界が驚くぐらいの大きさに広がっていて、その広い世界の中を小さな人や馬や牛や列車が動きまわっている・・・というようなものです。

 動き続けているこの広いミニチュアの世界をメンテナンスし続けている人がいます。小さな模型を清掃したり・修理したりする専用の道具がたくさん置いてある部屋があって、そこでは魔法使いのように人や木々を作り直し続けている人がいます。魅力あるミニチュア世界を眺めるとき、人知れずそんなメンテナンスをしている「小人さん」を眺めているのがとても楽しい、と思います。

2009-01-07[n年前へ]

Mathematica 7で「ミニチュア模型風写真」 

 少し高いところからアオリを付けて写真を撮り、「ミニチュア模型風にした写真」に惹かれる人は多いようだ。撮影手法自体は昔からあるけれど、広告写真などでよく使われるようになったり、画像加工アプリケーションを使うことで特殊なカメラを使わなくてもともそういった写真画像を作ることが簡単にできるようになったために、流行り続けているようだ。

 今日、数式処理プログラムのMathematica 7が出荷され始めた。Mathematica 7のデモンストレーション・アプリケーションの中にも、Digital Tilt-Shift Photographyという「ミニチュア模型風写真」アプリがある。「こんなことは簡単にできる」という題材としては、使いやすい例題なのだろう。

 Mathematica 7のデモンストレーション・アプリケーションが並ぶ「Wolfram Demonstrations Project」は、面白く眺めることができる」ものも多い。色々な分野のデモをクリックして楽しみ、その後、「自分ならこんな道具でこう作る」という一種のパズルを解き続けてみると、とても頭と手の練習になるに違いない。

2009-03-19[n年前へ]

「本城直季」風ミニチュア写真作成ソフトのまとめページ 

 これは、「本城直季」風ミニチュア写真作成ソフトのことを、まとめた記事です。とりあえず、手っ取り早く使ってみたいのであれば、一番下のWEBアプリ版で試してみるのがよいかもしれません。


処理前写真処理後画像 「本城直季」風なミニチュア写真を作り出すソフトを作ってみました。つまり、こんな風に実際の写真を「まるでミニチュア模型風にする」処理をするソフトウェアです。
 とりあえず、Windows用の叩き台バージョンを ここに置いておきます。マウスで「(グレーの矩形で表示されている)ピントが合ってる領域」を決めるたびにレンダリングしますので、あまり大きい画像は使わない方が良いかと思います(800ピクセル x 600ピクセル くらいの画像であれば特に問題はないでしょう)。手直し版と使い方・遊び方の説明などは、近々ちゃんと書いてみます。
 Mac持ってる人の場合は、結構な割合で(こういう機能を手作業ですることができる)Photoshopなどを持っていそう…と考えると、Macintosh用は作っても意味なさそうですね…。


image  さて、「本城直季」風ミニチュア写真を作り出すソフト 叩き台バージョンを作ってみたわけです。こんな風に 実際の写真を「まるでミニチュア模型風にする」処理を行うソフトウェアです。このソフトウェアには大きな問題がありました。つまり、動作があまりに遅かったのです…。そこで、今回は気持ちよくサクサク動く高速動作版を作ってみました。動作環境は、(以前と同じく)Windows版ですが、Mac OSX版・Linux版などを順次公開していく予定です。今回作成したアプリケーションはToyImage2.20061126.lzh (2.4MB)に置いてありますので、ダウンロード・展開して使ってみて下さい。

 このソフトウェアの使い方は、下記のようになります。

  1. 画像ファイルをExeアイコンにドラッグ&ドロップする
  2. 画像中からマウス(クリック&マウス移動)でピントを合わせたい領域を選択する
  3. キーボードの"s"ボタンを押すと、結果画像が"○×の処理.00.jpg"というようなJpegファイルとして保存される
  4. ソフトウェアの終了はキーボードのESCを押す

 あなたの撮った写真を、色んなミニチュア写真にしてみると面白いかも知れません。そして、そんなミニチュアの景色をブログなどに張って、みんなに見せてみるのはいかがでしょうか。


 上で作成した高速動作版!「本城直季」風ミニチュア写真作成ソフト、今回は画質改良や機能追加をしてみました。さらに、Windows版だけでなく、Mac OSX (intel) 版も作ってみました(ただし、今回のバージョンでは画像ファイルの保存ができません)。ファイルは、Windows版が toyphoto.20061129.lzh (2.4MB) で、Mac OSX (intel) 版 が toyphoto.i.20061129.dmg (6.1MB)toyphoto.i.20061130.dmg(11MB) になります。画質改良については、処理速度を落とさない範囲で疑似輪郭が出にくいように(少しだけ)してみました。また、使われる方がコントラストや鮮やかさをスライダーで調整できるようにしておきましたので、画像を色々変える楽しみも追加されているかも…しれません。

 Mac OSX (intel) 版を使うには、ディスクイメージを展開して、アプリケーションフォルダに"toyphoto"フォルダをコピーし、インストールスクリプトを動かせば、(多分…)動くのではないか…と思います。動くのではないか…と思ってはいますが、テストをしていないので、もしかしたら動かないかもしれません。実際、Mac OSX (intel) 版については、冒頭に書いたように、今回のバージョンでは画像ファイルの保存ができません。なぜかというと、この記事を書きながらMac OS X で適当に動かしてみたところファイル保存ができなかった…(アプリが落ちてしまう)というわけです。そこで、とりあえず、「Command + Shift + 4 + Space 」で適当な範囲を(マウス/ポインタで)選び、画面キャプチャ・画像ファイル保存することで遊んで頂けたら…と思います。というわけで、今回はまるでMac OS X版に関しては体験版のようになってしまいましたが、少しでも楽しんで頂けたら幸いです。


 さてさて、今度はわざわざミニチュア写真を作るアプリケーションを使うのも面倒なので、WEBアプリケーション版 「本城直季」風ミニチュア写真作成ソフトも作りました。それが、たとえば下のようになります。


2010-02-15[n年前へ]

高速動作版!「本城直季」風ミニチュア写真作成ソフト (初出:2006年11月26日) 

 もう今は、あるいはようやくと書くべきか、とりあえず、こういった「ミニチュア写真風」写真撮影機能を搭載したデジカメが増えてきました。今は、こうした(リアルタイム)画像・動画加工機能が豊富なカメラ付ケータイを待ち望んでいる、2010年の今日この頃です。


image  以前、「本城直季」風ミニチュア写真を作り出すソフト 叩き台バージョンというものを作ったことがあります(「本城直季」風とは名付けていますが、こういった写真の原典に近いものとしてはMiklos Gaal による写真集などがあります)。 こんな風に 実際の写真を「まるでミニチュア模型風にする」処理を行うソフトウェアです。このソフトウェアには大きな問題がありました。つまり、動作があまりに遅かったのです…。そこで、今回は気持ちよくサクサク動く高速動作版を作ってみました。動作環境は、(以前と同じく)Windows版ですが、Mac OSX版・Linux版などを順次公開していく予定です。今回作成したアプリケーションはToyImage2.20061126.lzh (2.4MB)に置いてありますので、ダウンロード・展開して使ってみて下さい。

 このソフトウェアの使い方は、下記のようになります。

Miklos Gaal

  1. 画像ファイルをExeアイコンにドラッグ&ドロップする
  2. 画像中からマウス(クリック&マウス移動)でピントを合わせたい領域を選択する
  3. キーボードの"s"ボタンを押すと、結果画像が"○×の処理.00.jpg"というようなJpegファイルとして保存される
  4. ソフトウェアの終了はキーボードのESCを押す

 あなたの撮った写真を、色んなミニチュア写真にしてみると面白いかも知れません。そして、そんなミニチュアの景色をブログなどに張って、みんなに見せてみるのはいかがでしょうか。



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