2007-11-24[n年前へ]
■オン・レイルズ(廃線)
ランニングをしている時、信号待ちをしていると、足下の変な金属が気になった。錆びた黒い金属が長く伸びている。その長く延びる金属の上を歩いていく老夫婦を眺めると、まるでレイル(線路)の上を歩いているように見える。さらによく眺めてみると、老夫婦が歩く道の先に、さらに「レイル」が延びているように見える。
これは一体なんだろう?と思い調べてみると、その物体は本当に鉄道の「レイル」だった。昭和49年まで使われていたという旧国鉄の蛇松線が、こうして沼津駅から沼津港までの街の中に残っていたのだった。街の中に廃線が残っていて、人がその廃線上を、気づかぬうちに歩いていたりする風景は、映画を写すカメラの中の景色のようで、少し幻想的で綺麗だ。
2010-02-15[n年前へ]
■忘れられない瞬間は突然やってくる。
「青春18切符のポスター」から。(関連:旅少女)
旅は、予想できない。忘れられない瞬間は突然やってくる。列車に揺られ、ホームで待ち、改札口を抜けて歩き出す。その繰り返しのどこかで、何かが待っているんだ。
「線路(レール)の先の物語」
1991年 夏 青春18切符
レール、レイル、線路…色々な言い方がありますが、あなたの線路の先にあるもの、レールのさらに先にあるものは、一体何ですか?
「決められたレール」は無いほうがいい。現在、この文章を書いている hirax.netは、主として"Rails"というフレームワークを利用しています。それは、また一方で、人が「決められたレール」を好むということを示しているようで、一筋縄ではいかない確かな真実を現わしているような気がします。ふと、そんな複雑な思いに襲われます。
「何かを変える旅。」
1995年 冬 青春18切符
2010-05-15[n年前へ]
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