2005-06-03[n年前へ]
■ロボットや白馬に乗った王子さま
Tech総研で「ロボット(人はそれを玩具と呼ぶ)や白馬に乗った王子さまのニュースなど」が公開されています。
野球盤の「消える魔球を実現するための苦労話」は有名です。「巨人の星」連載当時、「巨人の星」の消える魔球に関して「物理学的に解析すると…」という話がよくあったと聞きます(あるいは当時の書籍でそんな話を見かけます)。大リーグボール1号で「ラプラスの悪魔」を論じ、大リーグボール2号で「パラレル・ワールド」を論じ、(その頃未だ出現していなかった)大リーグボール3号は「量子力学」で説明することができるはず、という話が一番面白かったような…。
2005-06-04[n年前へ]
■40年前と後の鉄腕アトム
1963年に谷川俊太郎が綴った「鉄腕アトム」と、2003年に谷川俊太郎が綴った「百三歳になったアトム」を並べて読んでみる。
空をこえて 星のかなた行くぞアトム ジェットのかぎり街角に 海の底に今日もアトム 人間守って 谷川俊太郎 「鉄腕アトム」19631963年は三井三池炭鉱爆発事故が起こり、ケネディ大統領が銃弾を受け暗殺された年。その年から放映され始めたのが「鉄腕アトム」 同じ年に放映されていたのは鉄人28号やエイトマン。
現実の世界で空飛ぶマイクロ・ロボットが登場し、マンガの中では鉄腕アトムが誕生した2003年に書かれたのが、「百三歳になったアトム」 2003年にあった他のことは、こんな感じ。
人里離れた湖の岸辺で、アトムは夕日を見ている。
ぼくには、魂ってものがあるんだろうか。
どこからか、あの懐かしい主題歌が響いてくる。
夕日ってきれいだなあと、アトムは思う。
だが、気持ちはそれ以上どこへも行かない。
ちょっとしたプログラムのバグなんだ、多分。
そう考えて、アトムは両足のロケットを噴射して、
夕日のかなたへと飛び立って行く。
谷川俊太郎 「百三歳になったアトム」2003
2005-06-22[n年前へ]
■立体顔表情ロボット
表情豊かに喋る顔の様子を立体表示してくれる、というロボットです。表情が豊かで自然なので、人に与える印象が優しい、というわけです。…しかし、結果として、このロボットを見た人が受ける印象は恐怖以外の何者でもありません。「リングの貞子」もビックリのまるでホラー映画です。というわけで、見かけた場所は東京ビッグサイトで開催中の産業用VR展示会で。
2005-07-12[n年前へ]
■渋谷・品川
渋谷 鉢山町の一日。
その後、夜は品川で材料屋さんと飲む。ビールをただひたすらに飲む。「inside outが始まった頃の方が好きでしたよ、身も蓋もない言葉が多くて」という言葉を聞いて、何だかとても意外で面白かったので、今日の「LINK http://www.hirax.net/diaryweb/07/12.html 」を眺めてみた。
一年前の2004年の今日は、「コインには2つの面がある」というメモをしていた。
あまりにも短く最適化してしまうと、人がそれを見たときに理解しにくい。けれど、努力してそれを理解できるようになったときに、何かを学ぶことができる。つまり、コインには2つの面があるということさ。というSteve Wozniakの言葉を書き写したり、あるいは、はてなの匿名ポイント送信の廃止を嘆いている。そして、今年の今日ははてなで一日を過ごしているのだから、不思議なものだ。
二年前の2003年の今日は、今日飲んだ相手から「すなのなかにきえたタンネさん」の
それに、ぼくら、わすれはしないよ。やさしかったタンネさんが、ロボットになってしまったときのあの顔を。という文章を送ってもらい、14ミリグラムの「いろんな気持ち」を書いている。
四年前の2001年の今日は、「大空」を新明解でひいて、
晴れの日に野外で上を仰ぎ見た時、無限に続いて見える、広い空間という言葉をメモしながら、東京でわきさんとビールを飲んでいる。そうか、今日はビールの日だったのか。
そして、五年前の2000年の今日は…、あぁ「バカじゃないの、ベンチがアホばかりじゃね」だ…。これは確かに身も蓋もない言葉だ…。「始まった頃の方が好きでしたよ、身も蓋もない言葉が多くて」という人もいるのだから、人の違いは面白いものだなぁ。
2005-08-06[n年前へ]
■アニメ・ロボットのペーパー・クラフト
ロボットのオリジナル・ペーパー・クラフトや、アニメ・ロボットのオリジナル・ペーパー・クラフトが詰まっている山本たいしHP。機動戦士ガンダムのザクや、マジンガーZなどのロボットを紙で組み立てることができる。
腰掛けてうつむいている鉄腕アトムのペーパークラフトなんか、なんだかとても良い感じ。もちろん目をつぶって何かを考えている方のバージョンで。