2008-06-20[n年前へ]
■「巨乳ハンター」と「システム同定」
そういえば、「(加速度センサ対応)体感・実感バストシミュレータを作る」の動作画面を一目見て、”爆乳”の名付け親の方『カップでいうとFカップくらいの動きだ』と言ったのを面白く感じました。「見た感じ」で、どのような動きをするシステムであるか、あるいは、そんな動きをするのものの例としてはどのようなものがあるか、つまりは、ある種の「システム同定」を即座にできるのだなぁ、と感心させられたのです。さすが巨乳のプロだと思わされたのでした。
「巨乳」といえば、昔懐かし「巨乳ハンター」を読み直しました。知らない人のために補足しておくと、巨乳ハンターは
羨まれる豊かに見える人でも、それぞれの悩み・苦労を抱えているという奥深いマンガです。…と書いたら、きっと「そんなわけあるか!」と言われてしまうかもしれません。そこで、もう少し書き直しておくと、
羨まれる豊か(な胸)に見える人でも、それぞれの悩み・苦労を(その胸に)抱えているということになります(異論続出でしょうが)。
ところで、巨乳ハンターを読み直していると、モーメントやら共振といった用語が時折顔を出してくることに(今更ながら)気づかされました。主人公が戦う相手のワザを科学的!?に解説する中で、そんな用語が出てくるわけです。というわけで、「巨乳ハンター」の秘技の数々を検証してみると、一体どんなことがわかるのだろうか、と考えてみたりしたのでした。
2009-05-03[n年前へ]
■「自分を持つということ」
瀬戸内寂聴の「寂聴 人は愛なしでは生きられない 」から。
自我があると悩むでしょう。自分の思い通りにならないと人は苦しみますね。千年も昔に、六条御息所は、こうした自我とプライドのある女性として描かれているんです。
ということは、・・・作者の紫式部に自我があり、プライドがあって、そのために非常に悩みを持った人ではなかったか、と思うんです。
「自分を持つということ」
2009-05-10[n年前へ]
■可能性は悩みで、悩みは可能性だ。
山田ズーニーの「おとなの小論文教室。」は、これまでに三冊出ている。以前書いたように、私はこの本は、「小論文教室」という名前では良くないと感じている。そういう本・内容ではないと思っている。そういうものとは違う、けれどとても素晴らしいものが詰まっているシリーズだ。
だから、タイトルが別に付いている2巻目・三巻目とは違い、「おとなの小論文教室。」という名前の一巻目はとてももったいない、といつも感じてしまう。
(一巻目について)この本は本当に良かった。けれど、タイトルは、本当に良くない。少なくとも、この本のタイトルは、この本の内容の素晴らしさを表していない。私がこの本の中から読み取ったことは、「自分を見つけ出す」ということだ。
「おとなの小論文教室。」(inside out 2006/05/15)
「おとなの小論文教室。」の三巻目には、的確でいて印象的な名前が付けられている。その「17歳は2回くる 」の冒頭に書かれている「はじめに」を抜粋した文章が以下になる。
悩みは可能性だ。
若い人は悩む。
でも、「自分はこれからだ」と思っているおとなは、もっと悩む。
「自分はこれからがおもしろい」と想っている、すべての人に本書を捧げる。
山田ズーニー
このタイトルの「17歳」は思春期=思い悩む時期で、17歳(年)は、14歳であっても15歳であってもかまわないし、2回であっても3回でも4回でも構わない。とにかく、思春期=思い悩む時期は何度かくる。そんな人たちに「足を進めるには悩む。けれど、そうすることができる力があなたにはある」と力をこめて伝えるこの本は、時折読み直してみるのにとてもいい。
2010-01-13[n年前へ]
2010-03-30[n年前へ]
■27年余りの刑務官生活で…。
坂本敏夫「少しだけ強くなれる手紙 ~ 今、不安と悩みを抱えながら生きる君たちへ ~ 1通目」から。
そこで私は大学をあきらめて大阪刑務所の看守になって宿舎をもらったのです。
27年余りの刑務官生活でたくさんの囚人とその家族の人生に関わりました。