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2009-04-19[n年前へ]

(A-bike型自転車の)8インチ空気タイヤ版A-Bicycle の「バック工作」と「タイヤ圧変更」 

A-bike 」のパッチモノ、(A-bike型自転車の)8インチ空気タイヤ版A-Bicycle の「お手入れ」を少ししてみました。「 A-bike 」のパッチモノは、「A-SCOOTER 6インチ(エースクーター)RA-A6 」といった具合に、たくさん出ています。私の買ったのは「タイヤが本家より大きめの8インチだけれども、本家と同じ空気タイヤ(チューブタイヤ)を使っているバージョン」です。右上の写真でわかるように、折りたたむんでバッグに入れた時のサイズを新書と比べてみても、本当にびっくりするくらい小さいことがわかると思います。「 A-bike 」を知らない人が、このバッグを見ても、決して中に「折りたたみ自転車」が入っているとは気づかないと思います。

 付属のバッグには、肩掛けストラップを取り付ける金具が付いていたので、これ幸いと、昔使っていた革製ノートPCバッグの肩掛けストラップを取り付けてみました。そういう風に「付属のバッグを肩掛け可能なバッグ」に変えてみたが右上の写真になります。また、金具が当たって破れそうな個所には、100円ショップで買った補強材を内側から貼り付けて、少しでも長持ちするように(と願いながら)手を入れてみました。

 付属のマニュアルには、8インチのタイヤに入れる空気の圧力は2.5気圧にすべし、と書いてあります。実際、空気圧を計ってみると、その空気圧に調整されていました。ただ乗ってみた感覚では、少しタイヤが柔らかく感じたので、空気圧を少し高めの3気圧にしてみました。(右の写真に写っている)付属の赤い空気入れでも特に問題なく空気を入れることはできましたが、今回は圧力を見ながら空気を注入するために(右の写真では付属の赤い空気入れの隣に写っている)別の空気入れを使いました。

 その結果、少し走りやすくなったようにも思いますが、平地だと時速10~12kmくらいの速度で、普通の段差なら気にならない、という感じです。一回、溝に気付かずに突入してしまいましたが、大丈夫でした。タイヤが6インチの本家自転車だったら転んでいたかもしれない、と感じるくらいの溝でしたが、少しだけ大径タイヤのせいか、大丈夫でした。

 今のところ、(A-bike型自転車の)8インチ空気タイヤ版A-Bicycleはなかなか快調です。身近な街並みを眺めてみると、「8インチ」「空気タイヤ」というデザインが必須のような気がしますから、意外に本家本元品よりも(耐久性はないのでしょうが)実用になるのかもしれません。

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2010-07-05[n年前へ]

続 「小さな風船」と「大きな風船」の圧力はどちらが高い!? 

 「小さな風船」と「大きな風船」の圧力はどちらが高い!?の続きです。「空気で膨らんだ大きな風船」と「ほんの少し空気で膨らんだ風船」同士を繋いいだら、一体、その後どういうことが起きるか、そして、その現象はどういう過程で起きているのだろうか、という問題が周囲数メートルの狭い世界でブームになっているわけです。時には理論武装し、時には実験検証でその結果に驚く…という超局所的ブームが来ています。

 今日は、金魚を飼っている水槽から部品を調達し、「風船が膨らんだ時の風船内部の圧力を量ってみた」という実験レポートが送られてきました。右図のように風船と水の入ったホースを繋ぎ、どれだけホース内部の水を持ち上げることができるということから、風船内部の圧力を調べてみたというレポートです。何だか、金魚が可哀そうな気もしますが、その「科学のために金魚からホースを借りて行われた実験」の結果が、下のグラフになります。このグラフは、(黄色い手書きの矢印のように)風船を徐々に膨らまし、そして、空気をまた徐々に抜いていく際の内圧の測定結果を示しています。

 この結果を眺めると、(少なくともある程度の直径の範囲では)風船を膨らますにしたがって風船の内圧は下がるが、途中から若干の増加がみられ、また、そこから風船をしぼませていくにしたがって内圧は一時的に下がるが、風船径の減少にしたがって、内圧は増加するという結果がわかります。風船のゴムが弾性限界を超え、降伏点を超えているような挙動が見えてきます。

 ふとした話題をきっかけに、フットワーク軽く色々なことを「”魔法の”引き出し」から自分自身の手で取り出せる人たち・自分の手で取り出そうとする人たちを見ると、何だかとてもうらやましくなります。

続 「小さな風船」と「大きな風船」の圧力はどちらが高い!?続 「小さな風船」と「大きな風船」の圧力はどちらが高い!?続 「小さな風船」と「大きな風船」の圧力はどちらが高い!?






2010-07-09[n年前へ]

続々 「小さな風船」と「大きな風船」の圧力はどちらが高い!? 

 続 「小さな風船」と「大きな風船」の圧力はどちらが高い!?を書く少し前に、100円ショップに行ってこんなものを買ってきました。気圧を簡単に測定することができる「ダイヤル式タイヤゲーシ」です。測定限度圧350kPaという高圧まで測ることができるにも関わらず、税込105円(消費税5%の現在)という実にリーズナブルな商品です。

 しかし、この100円タイヤゲーシで膨らませた風船内部の気圧を計ろうとしたのですが、気圧計の針はピクリトとも動かなかったのです。最小刻みが10kPa刻みのタイヤゲージがなぜ動かないのだろうなぁ?などと呑気に感じていた最中に、続 「小さな風船」と「大きな風船」の圧力はどちらが高い!?の実験結果を眺めて、ようやく納得しました。風船内部の圧力はせいぜい1~3kPaほどで、「最小刻みが10kPa刻みのタイヤゲージ」では測定しようがなかったのだなぁ、と思い至ったのです。

確かに車のタイヤ内部の気圧が、息で膨らますことができるしかもゴム風船と同じような気圧のわけがないよなぁとようやく思い至り、その時、ふと笑ってしまったのでした。

 それにしても、普段の生活をする中で見ること、生活する中で行く100円ショップ、そんな中には色々な科学と学習が含まれていることに、何だか感嘆する毎日です。

続々 「小さな風船」と「大きな風船」の圧力はどちらが高い!?続々 「小さな風船」と「大きな風船」の圧力はどちらが高い!?






2013-09-11[n年前へ]

「バブルジェットなディスプレイ」を作ってみよう!? 

 淡くて泡っぽいディスプレイが欲しくなったので、「バブルジェットなディスプレイ」を作ってみることにしました。つまりは、流体中を浮かび上がっていく泡で画像を描き出すディスプレイを作ってみたくなったのです。

 そこで、いきなり2次元面のディスプレイを作る前に、まずは単純な「1本だけ」のユニットを作り・勘所を掴んでみることにしました。…というわけで、作ってみたのを動かしてみたところが、下に貼り付けた動画です。透明な柱の中を浮かび上がっていく泡に向けて光を当ててみると、意外なほどに綺麗です。

 透明柱の大きさをどうするかとか、空気弁を開ける速度・量制御を「どういう考え方」で行うか…といった辺りで考えないといけない点はありますが、勘所はつかめた気がするので(あくまで”気がする”だけですが)、週末には必要な部品を集めに行くつもりです。

 部品を買ったはいいけれど、思ったように動かすことができずにパーツ代金が「水の泡」と化してしまうことがなければ良いのですけれど…。

「バブルジェットなディスプレイ」を作ってみよう!?






2017-09-26[n年前へ]

「ペットボトル中の水」回転させながら出すのと、底に大穴を開けて出すのとどちらが早いか? 

 「ペットボトル中の水」を早く出そうと思ったら、「回転させて渦を作れば、一瞬で水が出る」という話になる。その理由は、渦の中心に生まれた空気トンネルのおかげで、「ペットボトル中の気圧が下がらず、ペットボトルから出ようとする水の流れを妨げないから」というわけである。

 それなら、「ペットボトル中から、一番早く水を出そうと思ったら、底を切ったペットボトルを逆さにすれば良いんですよね〜」と言うと、「いや、渦を作った方が早く出るんじゃないの?感覚的に。」という、物理無視的な感覚意見が多く出た。

 というわけで、2リットル入りのペットボトル中から、色んなやり方で水を出して結果が下の動画です。ちなみに、一番右のものが、底を切ったペットボトルを逆さにしてみたものです。…渦を作って水を出す(右から2番目の)ものはテクニックはイマイチですが、それにしても、「渦を作った方が早く出るんじゃないの?感覚的に」というー感覚ーが意外なほど多数派だったりするのは、少し面白いかもしれません。



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