1999-04-10[n年前へ]
■シリアルデータをExelへ転送したい
計測器のデータを簡単に入力しよう
計測を行って、解析処理を行いたい時にどうにも入力が面倒なことが多い。処理はExcelなどで行うことが多いのだが、計測したら即座にExcelのワークシートに入力されたら便利である。膨大なデータを計測して、そのデータからどれだけ意味ある情報を抽出することが簡単にできたらいい。そう考えて、シリアルデータ出力を持つ計測器の出力データをExcelへ自動的に送信するソフトを作成した。現在、対応しているソフトは画像関係の計測器の6種類だ。 Tool++はシリアル出力を行うことができる計測器のデータをExcelのシートへ自動入力するソフトウェア。計測すると同時にデータがExcelのシートに取り込まれる。画像出力結果のデータ処理などを簡単に行うことが出来る。
現在、対応している計測器は
- Macbeth社製 RD-1151PB 濃度計
- Macbeth社製 RD-1255 濃度計
- Macbeth社製 RD-914 濃度計
- Macbeth社製 RD-918 濃度計
- X-Rite社製 X-Rite404 濃度計
- 東京電色 かぶり測定器 TC-6DS(I/Fをつくる必要がある。といってもとても簡単なものだ)
ソフトのダウンロード
Tool++の画面
さて、本家「できるかな」のゴン太くんにならい、本サイトでもサブキャラを登場させることにした。称して「ちび太」くんである。今回は、ちび太はせっせと計測しているところだ。MacromediaFlashをいじってみたかったので、Flashのプラグインをインストールしていない人は見えないだろう。内容は大したしたものではない。
計測すると、データはExcelへ自動入力される
2008-10-27[n年前へ]
2009-11-10[n年前へ]
■MSCommLibを使ったRubyによるシリアル通信プログラム
「MSCommでシリアル」「Ruby Serial Ports under Windows」など。Windows & Rubyでバイナリモードでシリアル通信を行うときには、目を通しておくと良いかもしれないので、以前作ったシリアル通信スレッドクラス"ComThread"の「バイナリ通信向けバージョン」を作ってみることにしようか。
2009-12-28[n年前へ]
■VISTAで使うUSB接続シリアルポート+wincom.rb
「TEXCELLのRubyシリアル通信ライブラリ wincom.rb で、(WindowsXP上では受信できるのに)Windows VISTA上では、レガシーなCOM1ではデータ受信できるが、(Prolificのチップ・ドライバーを使った)USB I/F接続シリアルポート接続では受信できなかった」という記事を読んだ。原因は、
Vista環境にて、USB接続シリアルポートでは、(Windows APIの)ReadFileを実行した際、「読み取ったバイト数」として常にゼロが帰ってくるため。ということで、USBシリアルI/Fドライバのバグらしいが、考えてみれば、「VISTAマシンでシリアル接続をしたことがないことに気づいたこと」「ATEN製UC-232A・シグマAPO製URS232GFと同タイプを使う可能性もあること」から、リンク先の記事にあった対処法を自分用に書き写しておく。機会があれば、自分でも確認してみよう、と思う。
対処法:ReadFileの「読み取ったバイト数」は使わず、ClearCommErrorを実行した際に得られたCOMSTAT構造体の「受信バッファにあるデータ・バイト数」を使う(常に0バイトよりはマシだ)。def receive # rcvchar=@wcrecv.unpack("a#{irlen[0]}")[0] rcvchar=@wcrecv.unpack("a#{ilen}")[0]
2010-09-13[n年前へ]
■シリアルポートからエクセルにデータを張り付けるソフトウェア
十年以上前に作ったソフト、計測器から(かつてRS-232Cと呼ばれていた)シリアルポート経由でデータを受け取りMicrosoft Excelに貼り付けて行くソフトをアップデートしてみました。ずっと昔に作ったソフトウェアですが、もしかしたら、今でも使っていたりする人もいるかもしれませんので、ファイルをここに置いておきます。名前の日付が一番新しいものが最新のファイルになります。
書き直したのは、カーソル移動のためのキー送出部分です。Excel内のVBAを用いていた箇所を、VBAのSendKeysのバグ回避を目的としてAPI使用に書き換えました。