2010-09-23[n年前へ]
■iPhoneのアクティベーションカードはどんな動作をするのだろう?
iPhoneでは初期化時や、ファームウェアのバージョンアップ時などに、アクティベーションをしなければならず、SIMカードを要求されます。SIMカード無しのiPhoneを使っていて、そんな状況下では、ソフトウェアの制限を解除するJailbreakを行うか、アクティベーションのみを行うことができるアクティベーションカード(Activation Card)を用いて、アクティベーションをさせることになります。
一体、このアクティベーションカードはどんな動きをするのでしょうか。iPhone本体とアクティベーション専用SIMカードの間でどんなネゴシエーションが行われるのかとか、その動作を実現するためにどんな回路が用いられているのかとかいったことが、まるで技術パズルのように思え、とても知りたくなります。
そういえば、iPhoneを作るApple、そのAppleを率いるスティーブ・ジョブズも、昔は電話回線網をクラッキングするブルー・ボックスを(スティーブ・ウォズニアックが)作り・売りさばき一儲けした、というのは有名な話です。こんなアクティベーションカードのようなグッズは、どういう人が作っているのだろう?と思うことがあります。もしかしたら、そういう人たちの中から、次の時代の牽引者が生まれてきたりすることもあるのだろうか?と考えたりするのです。
2010-10-01[n年前へ]
■海外版SIMロックフリーiPhone4をセットアップする
ふと、海外版のSimロックフリーiPhone4を買ってしまいました。買ったは良いのですが、まずは(初回起動時に)何でもいいからSIMカードを差し・アクティベーションをしてやらなければなりません。そこで、とりあえず、使っていないSIMカードをmicro SIMカードのサイズにハサミでチョキチョキ切って、iPhone4のアクティベーションをさせることにしました。
さっそく、SimカードをマイクロSIMカードの大きさに切りぬくための型紙(PDF)をダウンロードし、印刷した型紙の上にSIM両面テープで貼り付けます。そして、切るライン部分に包丁を強く押し当ててSimカードに「切り取り線」を形作った後に、ハサミでチョキチョキ切ってマイクロSIMカード・サイズにしてやります。
上の手順はとても単純なので、あっという間に「マイクロSIMカード」はできあがり、iPhone4にもピッタリ収まり、一発完動しました。カード切り取りの位置合わせと切り抜き作業を単純に行うことができるという、(切り取ったマイクロSIMカードをSIMカード・サイズに戻すことができるアタッチメント付きの)Micro SIM カッターもありますが、プリンターを持っている人であれば、ハサミでチョキチョキ切った方が簡単・確実なような気もします。プリンターがなくても、型紙PDFをUSBメモリなどに入れてセブン・イレブンに行けば、セブン・イレブンに置いてあるマルチ・コピー機を使って(1枚10円で)PDFを出力することもできます。また、SIMカードの素材・構造を考えると、ハサミで切った方が実は精度も出るし・確実に切ることができるような気もします。
さて、とりあえずアクティベーションはさせましたが、やはりiPhone4を普通に使うためのSIMカードも入手したくなります。そこで、オンラインで限定販売されている1ヶ月(30日)使い放題で税込2,980円ナリのb-microSIM BM-U300-1MMを買ってみることにしました。ニーキュッパという価格なら、気楽に「とりあえず使ってみる」ことができますし、使い心地が良さそうであれば、6ヶ月使い放題パッケージ(1万3400円) (Amazonで買う方が提供元サイトで買うよりもとてもオトクです)を買ってみるなり、継続パックを購入するなりしても良さそうです。さてさて、使い心地は一体どんな具合なのでしょうか。
2010-10-04[n年前へ]
■Amazon経由でb-microSIMを買ってみる!?
日本通信が発売しているb-microSIMが、Amazonからも買うことができるようになっていました。このb-microSIMは、販売元のオンラインショップから買うよりも、Amazonから買う方が安いのです。たとえば、6ヶ月(185日)使い放題のものならば、販売元から買うと14,900円のところが、Amazonから買うと13,544円&配送料無料ですから、一月あたりの金額200円以上も安くなります。
もっと安くしたいという場合には、マイクロSIMでなく、通常のSIMカードのb-mobileSIM U300 6ヶ月(185日)使い放題パッケージ BM-U300-6MSを13,409円で買い、ハサミでチョキチョキ切ってマイクロSIMカードに仕立て直しをする、という手もあります。
不思議なことに、b-microSIM,b-mobileSIMは、既存SIMカードの使用期間を延長する継続プランを購入するよりも、Amazonから新規購入をした方が安いという価格設定がされています。そのため、b-mobileなどを使う人は、継続プランを購入することはせず、Amazonから新規SIMカードを購入することがお得、ということになります。ということは、SIMカードが手元に溜まっていく人が多いのではないかと思われます。…何だか、少し「もったいない」システムです。
とりあえず、Amazon経由でb-(micro)SIMを買ってみるのが、今は一番お得な買い方であるようです。
2010-10-13[n年前へ]
■b-microSIMをSIMフリーiPhone4で使ってみる
(SIMフリーの)iPhone4でNTTドコモFOMAネットワークに接続することができるb-microSIM(一か月定額使い放題パッケージ2980円ナリ)が届いたので、早速使ってみました。画面の左上に、NTT DOCOMO 3Gと表示されるのを新鮮に感じつつSIMフリーiPhone4でb-microSIMを使ってみた感想は、一か月あたり「2000円ちょっと」という価格に惹かれるのであれば、使ってみると良さそう、というものでした。7000円/月くらいの通信料を高いと思わない人ならば、この商品を買う必要はないけれども、そんな通信料は高い!と思う人には魅力的に違いない、というごく当たり前の感想でした。
通信速度が300kbpsの制限がかかっているというわけで、操作のたびに「サイズの大きな画像を頻繁にダウンロードするような、たとえば、Google Mapsのようものを素早く使うことはできません。そのためそんなサービスを使う時には、ゆったりとした気持ちになった上で(けれど、使えないほど遅いわけではなく、ワンテンポ遅れて表示される程度です)、操作をする必要があります。また、同様に、リモートデスクトップ系のソフトウェアをb-microSIM経由で使おうとする場合にも、画面表示更新を少し待ちつつ操作しなければなりません。
その一方で、通常のテキスト主体のWEBブラウジングをするのであれば、何のストレスもなく使うことができます。たとえば、Gmailにアクセスする程度だと、サクサク気持ち良く使うことができました。通勤電車の中でiPhoneを使ってネットワーク経由で文章を読むという使い方なら、特に不便さを感じることもなく使うことができそうです。
今度は、iPhoneのテザリング機能を使い、iPhone(b-microSIM)経由でPCにネット接続をさせてみようと思います。さて、一体、どの程度の速度が出て、どの程度の時間使うことができるのでしょうか。
2010-10-23[n年前へ]
■ハサミとテープでマイクロSIMカードアダプタを作る
使っていないiPhone3GのOSをアップデートさせてみることにしました。しかし、問題が一点あって、iPhone3Gに最初に刺さっていたソフトバンクのSIMカードは「はさみでチョキチョキと切り取ることで、マイクロSIMカードに変えて」しまってあります。そのため、OSインストール後にしなければならない(SIMカードを要求される)アクティベーションをさせることができないのです。
そこで、手持ちのプラスチックカード(b-microSIMのカード外枠)に”マイクロSIMカードとSIMカードの位置対応を描いた”型紙(この記事からリンクしてあります)をセロハンテープで張り付けて、その上からはさみでチョキチョキとプラスチックを切り取ることで、マイクロSIMカードをSIMカードに変換するアダプタを作ってみることにしました。
トータル10分ほどの作業時間で、見た目はかなり不細工な「変換アダプタ」ができあがりました。何だか、少しひしゃげていたりもしますが、SIMカード電極は(本体に対する)位置ズレの許容度は結構高いはず…と考えて、とりあえずひしゃげていることは気にせずにiPhoneに変換アダプタ付きの(マイクロ)SIMカードを差し込んでみました。そして、iPhoneの電源を入れると、何事もなくSIMカードを認識しており、アクティベーションも問題なくさせることができました。
ところで、SIMカードを持っていない人がiPhoneのアクティベーションをする時のために、iPhone Activation Card アクティベーションカード というものが流通しています。その一方で、手元に使用期限が過ぎて3G接続はできなくなってはいるけれど、アクティベーションならさせることができる、というSIMカードを何枚も余らせている人もいたりします(使用済みカードをキャリアに返却しているという話はあまり聞きませんし)。そう考えると、少しモッタイナイような気がしてきます。
ちなみに、iPhone3GをiOS4.2(Beta3)にアップデートしてみたのですが、(iPadではなく)iPhoneというデバイスにとってのiOS4.2は、特にアップデートする必要を感じないバージョンだったように思います。